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リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

【SV S16使用構築】古代活性晴ワワー【最終106位、最終249位】

S16お疲れさまでした。ゆきやんです。

 

今回、自身3度目、SVS1以来のレート2100を達成しましたので、記事に残します。

数日前に少し話題になった珍しいポケモンも入っていますので、良ければ一読していただけると嬉しいです。

 

【結果】

メインROM(TNサーヤ):最終106位(レート2108)

サブROM(TNゆきやん):最終249位(レート2030)

 

【構築】

 

【コンセプト】

炎1/4の古代活性アタッカー2体を採用することで相手の炎と鋼枠の選出を抑制し、成長キュワワーを通す。

再戦などキュワワーに対して意識が向いた相手には古代活性組を両選出し、上から火力でごり押す。

 

【構築経緯】

2シーズン続けて晴れパを使った結果、わかっていても相手のハバタクカミが重く、どの型でも晴れエースの上から邪魔されて負ける展開が目立った。

死に出しのハバタクカミに対して眼鏡の火力で縛られないよう先制技で縛ることができ、耐久振りの水テラスハバタクカミには先制技を耐えられたり上から電磁波甘えるをされてもそのまま全抜きを狙える、そんな夢のようなポケモンを探していたところ、キュワワーがこの条件を満たせる可能性があることに気付いた。

攻撃しながら回復できる上に優先度が神速よりも高いため、ハバタクカミと同様に選出されることの多いカイリューにも縛られるどころか逆に起点にできる展開も考えられるため、構築の軸にすることとした。

 

眼鏡ハバタクカミを倒しきるにはステロ+C2段階上昇が必要だが、コータスの晴れ+成長はこの条件を比較的容易に満たすことができるため、晴れ始動要員にコータスを採用。

初手対面することの多い暁ガチグマや霊獣ランドロス相手でもステロを撒きたいため、慎重HDベースで持ち物は脱出パックではなく熱い岩での採用とした。

 

キュワワーを通す上で相手の鋼枠や炎枠の選出をできるだけ避けたいため、選出誘導兼晴れエースとしてウネルミナモとウガツホムラを採用。

キュワワーを展開する前に2番手として選出し、晴れターンをできるだけ使わずに高火力で荒らしつつ相手に先にテラスを切らせるため、両方とも拘り火力アップアイテム持ちとした。

 

ここまでで基本選出は決まったため、相棒のリフィブラはピンポイントにメタを張ることにした。

リーフィアはランドライコを意識した妖テラスのアッキ剣舞バトン型、ブラッキーは初手のグライオンを嵌められる黒まなスキスワ型で採用した。

 

【単体解説】

 

調整意図:

・陽気ASぶっぱ、残りS

 

相棒枠。

コータスがステロを撒いた後の引き先として霊獣ランドロス地震を受けながらアッキのみを発動し、剣舞を積み裏から出てきたライコの竜技をフェアリーテラスを切って突破を狙い、不利な相手が出てきた場合はホムラにバトンするのが想定展開。

また、剣舞を積む前にライコと対面した場合でもテラス剣舞からバトンで迅雷をよけながらウガツホムラに繋ぐと炎技で半減であっても貫通でき、その後ホムラが裏の眼鏡ハバタクカミなどに突破されたとしてもコータスリーフィアが両方生き残っているため、再度晴れ展開して上からスイープすることができる。

他にもキョジオーンを剣舞の起点にしつつ相手にテラスを切らせ、ホムラにバトンして倒しに行くといった運用が可能。

ホムラ以下の中速、低速サイクルを破壊するギミックと高速アタッカーへのスイーパーの要素を併せ持つため選出時に腐ることがほぼなく、球アタッカー以上に使い勝手が良かったです。

 

選出率5位

 

調整意図:

TOD意識でH振り切り

・4振りグライオン抜き

・暁ガチグマ、ヒードラン意識で残りD

 

相棒枠。

当初はいつものHB特化の欠伸ねがまも型を使用していましたが、今回はサイクルを回す気がなく、ほぼ選出しなかったため、グライオンを初手で詰ませる黒い眼差しTOD型で使用しました。

役割対象として想定したのはグライオンドヒドイデ、挑発を持っていないマグスト大地のヒードランで最初は食べ残しを持たせていましたが、運用している中で赫月ガチグマやオオニューラもワンチャン嵌められそうだったので隠密マントを持たせました。

技構成は嵌め要素の黒い眼差しと眠る、耐久力アップとS操作ができ、嵌めた後ダメージ手段となる呪いとグライオンを最終ターン付近で突破するための手段となり、ヒードラン、赫月ガチグマを嵌めることも可能なスキルスワップです。

結果として想定したところで嵌められたのはグライオンドヒドイデくらいでしたが、グライオンについては毎試合嵌めることができましたし、ピンポイントメタで採用した割には思ったより役割対象以上に広範囲を嵌めれる可能性を感じたので悪くなかったです。

特性のシンクロは電磁波カイリュー意識です。アンコールがあるので嵌められるかちょっと怪しいですが、少なくともスキスワによるマルスケ剥がしやゴーストテラス呪いがあるので裏の補助くらいはできそうな感じです。

 

選出率 6位

 

調整意図:

・生意気HDぶっぱ、残りB

・控え目赫月ガチグマのノーマルテラスブラッドムーンが乱数1発(50%)

・控え目眼鏡ブリジュラスの流星群が乱数1発(43.7%)

・ジャイロボール採用のため最遅

 

安心と信頼の晴れ始動要員。

クッションとして複数回の晴れ始動を狙うオバヒ脱出型ではなく、だいたい何でも1発耐えてステロを撒いて後続の展開を押し付けるための熱い岩型です。

脱出パック型を想定して動いてくる相手がほとんどで、がんぷうなどの少ないダメージでステロを撒けてそのまま欠伸展開になることもよくありました。

初手のハバタクカミがパワージェムで突破を狙ってきたり、挑発を撃ってくることが多いのでジャイロボールは必須で、炎技には挑発を入れられた状態でハバタクカミを突破した後に竜舞を積みに来るカイリューに確実に火傷を入れられる嫉妬の炎を採用しました。

この挑発ハバタクカミを突破した後に竜舞カイリューに火傷を入れて即降参をもらったり、初手のラム竜舞カイリューに欠伸+嫉妬の炎で眠りを入れられる展開があったため、嫉妬の炎採用は大正解でした。

今期はブリジュラスのメテオビームや眼鏡テラス流星群、暁ガチグマのノマテラブラッドムーンで何も出来ずに落ちることもありましたが、それでも初手要員として非常に優秀でした。

 

選出率 1位(統計取っていないですが恐らく100%)

 

調整意図:

・控え目Cぶっぱ、H奇数調整、残りBDS

・H4振りハバタクカミをステロ+C2段階上昇テラスドレインキッスで高乱数1発(87.5%)

・ステロで1/4ダメージが入ったH252振りのノマテラカイリューをC2段階上昇テラスドレインキッスで確定1発

・HDドヒドイデが1成長アシストパワーで確定1発

 

本構築の基軸でありMVP。

恐らくこの構築記事を読みに来た皆様の9割以上がこのポケモンを見に来たことでしょう。

ヒーリングシフトという特性とテラスタルの威力上昇の仕様により、ドレインキッスが優先度+3先制技でありながら、威力60で与えたダメージの75%を回復するというインチキ性能の技となり、ここにタイプ一致やテラス補正、命の球の補正が乗るため、想像以上に火力が出る。逆に言うとテラスを切らないと思った以上に火力が出ないので注意が必要。

耐久面もHに振り切っているので、テラス無しであれば眼鏡ハバタクカミのムーンフォースや意地っ張りパオジアンのつららおとし、意地っ張りカイリューアイアンヘッドくらいは耐えてくれるため、壁などの起点作成のお膳立て無しで成長を積むことができる。

とはいえ流石に半減相手に殴り合うのは厳しく、耐久ラインも相手のテラス無しを前提としているため、晴れパによる炎、鋼枠の選出誘導と相手に先にテラスを吐かせる展開作りがカギになるので、本構築では赫月ガチグマをターゲットとしてコータスでステロの後にウネルミナモを出し、テラスを吐かせてブラッドムーンで突破してもらうことで成長を積む形を取っていた。

後ほど話題に出しますが、キュワワーの戦術がバレる前はこの暁ガチグマの裏にハバタクカミ、カイリュー、パオジアンがいることがほとんどだったので、そのまま3タテしていました。

また、成長はAも2段階上がるため、アシストパワーとの相性がよく1積みで威力100、2積みで威力180になる。

選出を抑制できていない毒タイプや耐久ポケモンの毒テラスに対してこのアシストパワーが偉く、挑発と合わせてキョジオーン入りやドヒドイデやドオー、ママンボウなどが入った受け寄りの構築に対しても積極的に通すことができました。

挑発はアンコールと悩んだ結果、ドヒドイデを起点にするための採用でしたが、アンコール持ちのカイリューを起点にする際にも重宝し、地味に100族もあるSラインが生きていて強力でした。

炎ポンやサーフゴーなどでしっかり対策されると脆いポケモンなので、今後は今期ほどのパワーを出すことはできないかもしれませんが、普段苦しめられているハバタクカミやカイリューの上から優先度の暴力で殴るのはやみつきになる強さでした。

 

選出率 2位

 

調整意図:

・古代活性でSブーストするようにして、CS残りHBD

 

古代活性アタッカー①

S14の構築から続投の頼りになる晴れアタッカー。細かいダメージ計算などはS14の記事をご参照ください。

火炎放射で最終日18時くらいまで潜っていましたが、ほぼ使う場面がなかったのと、ブリジュラス対面で頑丈をつぶしながらコータスバックする動きが強そうだったのでクイックターンに変更しました。

数戦しかできていませんが、すぐにクイックターンが生きた試合があったため、こちらの方がおすすめです。
今期は脱出コータスからの展開で赫月ガチグマを倒しきるプランではなく、ガチグマにテラスを切らせたうえでブラッドムーンで倒されるプランを採用したため、出落ちの場面も多かったですが、今期も晴れエースとして選出した場合は水テラス眼鏡ハイドロスチームの火力押し付けが非常に強力でした。

耐久振りハバタクカミのSラインが落ちていたのかウネルミナモが上を取っている場面がちょくちょくあり、水テラスハイドロスチームでワンパンできると一気に勝ちが近づくので裏にテラスを切る必要がない場合は狙っていくこともありました。

21チャレでキュワワー展開をしようとしてハイドロスチームを撃ったところ急所に当てて赫月ガチグマを倒し、裏の炎ポンが見えたところで降参をもらえたので21達成の立役者となってくれました。

 

選出率 3位

 

調整意図:

・古代活性でSブーストするようにして、AS残りHBD

・テラス晴れだいふんげきでH252カイリューを中乱数1発(56.2%)

・テラス晴れだいふんげきでH252赫月ガチグマ

 

古代活性アタッカー②

炎1/4ということでトドロクツキよりも優先度が高いと判断して採用された晴れアタッカーです。

晴下で半減すらゴリ押す火力を出せる点が最大の強みで古代活性両選出を取った際には相手のカイリューやタケルライコ、アシレーヌの突破手段として期待することが多かったです。

フェアリー耐性があることからミナモより優先して出したいですが、だいふんげきもフレアドライブもデメリットが重く、地面弱点であることからミナモよりも扱いが難しいポケモンでした。

素の耐久と火力がミナモよりも高く、リーフィアと組み合わせたバトン展開も強力だったので赫月ガチグマ相手の展開に引っ張られず、もっと信用して出していってもよかったかもしれないです。

 

選出率 4位

 

【選出】

コータス+ウネルミナモorウガツホムラ+キュワワー

キュワワー選出。赫月ガチグマ入りはウネルミナモ優先で、基本的にどのパーティにもハバタクカミとカイリューは入っているのでどこにでも出していきやすい。

 

コータス+ウネルミナモ+ウガツホムラ

キュワワーが通しづらかったり、再戦などで手の内を見せてしまった場合。

初手の渦カイリューで崩壊するので注意。

 

コータスリーフィア+ウガツホムラ

→タケルライコ入りに対して。キノコの胞子対策でリーフィアを出すときもウガツホムラと組み合わせることが多い

 

ブラッキーコータスキュワワー

グライオン入りの受けルに対して。鋼テラスグライオンやラウドボーンが出てこなければキュワワーで押し切るのも可能。

 

【最後に】

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

晴ワワーの原案自体は自分の知る限りでは7世代の頃(はるかわさんの「月曜日の晴ワワ」参照)からあり、今回それを思い出す形でキュワワーを採用する運びとなりましたが、ここまで9世代環境にマッチしているとは思わず、キュワワー無しでは今回の結果はあり得ませんでした。

あまりにも使ってて楽しくて序盤から擦り続けた結果、注目度を上げてしまい、終盤に動画でバレてしまったのは惜しかったですが、バレても2100まで行けたのは晴ワワー構築のパワーがあってこそだと思います。

あまり関係ない話なのですが…キュワワーが流行っているという話の真偽はどうだったんですかね…?自分は一度も当たりませんでしたが…

 

何か質問などありましたらX(@yukiyan_pikemon)までお願いします。

 

 

【SV S14使用構築】リフィブラ式ミナモ晴れ【最終334位】

S14お疲れさまでした。ゆきやんです。

 

今回、前期に続いてレート2000を達成しましたので、記事に残します。

 

【結果】

メインROM(tnサーヤ):最終334位(レート2017)

サブROM(tnゆきやん):最終786位(レート1963)

 

【構築】

 

【コンセプト】

拘り晴れアタッカー+クッションで高火力を押し付ける。

晴れパの形を取ることで相手の選出や初手を読みやすくする。

 

【構築経緯】

最初、前期同様水ポンブラッキーから構築を考えていたがレギュFとなり、ブリジュラスやジャローダ、ラティなど水ポンブラッキーでは対処できないポケモンが増えたため、前期の軸を使用することは早々に断念し、1から構築を組むことに。

 

動画や生放送で情報を集めていたところ、最速眼鏡ウネルミナモが晴れパでリーフィアシナジーがあり、水1/4、炎1/4の耐性でテラスブラッキーで対処が難しい水ウーラオス、炎オーガポンに受け出しして上から縛ることができるということでリフィブラ双方と相性が良いと感じたため、ウネルミナモを軸として構築を組むことにした。

 

ここまでで、晴れ運用のアタッカーリーフィアといつものHBブラッキー、眼鏡ウネルミナモ、晴れ始動要員まで確定。

晴れ始動要員としてはリーフィアの積みの起点を作ることができるキュウコンか後攻脱出でクッション性能の高いコータスの選択だが、今回は眼鏡ウネルミナモが主軸のため、コータスを選択した。

 

残りの枠にはとりあえず前期コータス入りで結果を残した構築を参考に鉢巻きトドロクツキとチョッキハッサムを採用し試運転しながら調整することに。

試運転している中で相手の選出がハバタクカミ+カイリュー@1で初手にコータス意識のポケモンが来ることが非常に多いことに気付いたため、相手の選出が歪まないようにトドロクツキはそのまま続投し、カイリューに隙を見せすぎるハッサムブラッキーとの相性がいい風船デカヌチャンにして2ROM1900に乗せるところまで使用していた。

また、リーフィアは最初岩テラスの球アタッカーで使用していたが、晴れやテラスに依存する割には一貫性を取るのが難しく、使いづらい印象だったため、ハバタクカミ+カイリュー意識でHBカイリューや受け系の構築にも仕事ができる鋼テラスの草分けやどみが型での採用となった。

 

最終日前にタケルライコが流行っている、強いという旨の動画が多く投稿され、こちらの構築にクリティカルに刺さってしまうため、流石にケアすべきと判断し、風船デカヌチャンをチョッキドリュウズに変更。

タケルライコにはあまりマッチングしなかったが、ドリュウズにすることで構築の課題となっていたブリジュラスへの打点と毒菱対策を盛り込むことができ、使用感が良かったため、最後までドリュウズでいくこととなった。

また、ドリュウズだとこれまでの鋼枠と異なり、暁ガチグマに対してのクッションとして使えないため、コータスを生意気HDにして大地を耐えるようにし、初手の暁ガチグマに対してオバヒ脱出+ミナモで処理する方針とした。

 

【単体解説】

 

性格:意地っ張り

実数値:171(244)-154(76)-151(4)-72-86(4)-138(180)

調整意図:

・草分けでB4テツノツツミを確定2発

・無振りヘイラッシャの通常雪雪崩を身代わりが耐える

・S1上昇で最速テツノツツミ抜き

 

相棒枠。

同じリーフィア使いのえすくまさんに教えていただいた型で、本来は食べ残しでの運用となりますが、ブラッキーに食べ残しを取られているので、神速地震カイリューやテツノカイナ相手の削り目的でゴツメで採用しました。

最初は晴れと組み合わせるためアタッカー型での採用でしたが、相手の選出をカイリューハバタクカミ@1に絞ったときに環境のカイリューは神速地震アンコ羽が特に多く感じたため、テラスを切らずに宿木で削っていくことができるこちらの型に変更しました。

普段よく使用しているHB特化の物理受けリーフィアと違い、カイリューリーフィア対面で眼鏡ハバタクカミやテツノツツミの後投げに対して隙を見せづらいのが非常に偉いポイント。

基本的には水オーガポン入りやテツノカイナ入りのサイクル系の構築や、より受けに寄った構築相手の場合に選出を検討します。

役割は決して広くないですが、今までのピンポイントメタやとりあえずHBで採用したわけではなく、しっかりとした採用理由と型自体の汎用性があったため、これまでの構築と比較して選出率は高かったです。

 

選出率6位

 

性格:図太い

実数値:202(252)-*-178(252)-*-150-86(4)

調整意図:HBぶっぱ残りS

 

相棒枠。

いつものブラッキー

晴れ選出メインの構築のため、選出率は今までより低くなったが、選出した時の安心感が全然違う。

コータスや鋼枠と組み合わせてサイクル選出する形になるが、普段苦しめられている水ウーラオスやサーフゴーがこちらの晴れ選出を見て相当出て来づらくなっているため、選出した時の活躍っぷりは前期の構築にも全く引けを取らない。

レギュFから追加されたアシレーヌやブリジュラスなど一見すると不利な相手であってもお構いなしに対処していく姿は流石の一言でした。

 

選出率5位

 

 

性格:生意気

実数値:176(244)-105-162(12)-105-134(252)-22

調整意図:呑気HDベースの個体を生意気に変更

・臆病C252ハバタクカミのステラ眼鏡パワージェム低乱数1発(18%)

・控え目C252暁ガチグマの大地の力乱数1発(31%)

 

晴れ始動要員。

オバヒ脱出からウネルミナモやトドロクツキを展開するのが主な役割ですが、必ず初手で出すのではなくクッションとして2番手として出すことも多い。

初手に出てくることが多い暁ガチグマやブリジュラスに対して、チョッキ暁ガチグマやHDブリジュラスの場合、眼鏡ウネルミナモでワンパンすることができないため、オバヒ脱出から展開するために生意気HDの個体で採用しました。

眼鏡ハバタクカミのパワージェムもしっかり耐えるようになるため、ジャイロボールで返り討ちにして展開有利になる場面も多々ありました。

テラスタイプはほぼ切る場面が無かったので、毒にすることで毒菱回収要員としての役割を持たせ、特にオオニューラ始動の構築相手には有効に機能していました。

 

選出率1位

 

性格:臆病

実数値:175(4)-*-112(4)-176(244)-104(4)-177(252)

調整意図:古代活性でS上昇するように調整しつつCSぶっぱ

・H252オーガポンを流星群で乱数1発(31%)

マルスケ無しH252カイリューに水テラス晴れハイドロスチームが50%から入る

・H252チョッキノマテラ暁ガチグマに水テラス晴れハイドロスチームが最低乱数1発(6%)

・H252ハバタクカミに水テラス晴れハイドロスチームが乱数1発(68%)

・H252チョッキアシレーヌにテラス晴れハイドロスチームが乱数3発(86%)

・D4水ウーラオスに水テラス晴れハイドロスチームが84%~99%入る

 

タイプが偉い晴れアタッカー。

眼鏡水テラス晴れハイドロスチームはツツミの眼鏡ハイドロポンプを命中率100%で撃てるようなものなのでそりゃ強い。

霊獣ランドロスの威嚇で初手のコータスが脱出してウネルミナモを出せた場合そのまま3タテするような展開もしばしばありました。

炎オーガポンやイーユイといった本来後投げができない超火力相手でも炎技を読めれば後投げして上からワンパンできるので、ブラッキーからの引き先としても優秀でした。

カイリュー対面で択になる場面が多く、打ち分けしたい場面も多くあったが、ダメージ計算にあげている通り火力は結構ギリギリなため、眼鏡は手放せませんでした。

ハイドロポンプは晴れ無しで運用する際にも火力を出すために採用。

命中不安に泣く場面も多くあったが、初手のディンルーを吹き飛ばせる火力は魅力的なため、積極的に狙っていきました。

 

選出率3位

 

性格:陽気

実数値:181(4)-191(252)-91-*-121-188(252)

調整意図:ASぶっぱ

 

晴れアタッカー枠。

結果を残した晴れパの構築記事から流用した枠であり、ウネルミナモを通しづらい水オーガポン入りやラティアス入り、受け系の構築へ火力を押し付ける枠としての選出が多かった。

他の晴れアタッカーの候補との大きな違いとしてとんぼ返りの存在がとても重要で、コータスがなかなかステロを撒く余裕がないので襷や頑丈つぶしとして使うのが強く、岩オーガポン入りに対しては積極的に初手に出していってとんぼ返りから展開するようにしていた。

古代活性でAが上昇するようになっていますが、使ってみた印象ではハバタクカミは結局S上昇しても抜けない場面が多く、それよりもA上昇が欲しい場面のほうが多かったため、この調整で問題ないと判断してそのまま使用しました。

 

選出率4位

 

性格:意地っ張り

実数値:187(12)-198(196)-97(132)-*-106(164)-109(4)

調整意図:

・意地っ張りカイリュー地震最高乱数切り耐え

・臆病眼鏡ハバタクカミのシャドボをほぼ2耐え(1.1%)

・A11n

 

鋼枠。

ハバタクカミへの対策枠であり、晴れ選出、ブラッキーサイクルの両選出に絡むコータスの次に過労死しやすい。

技はメインウエポン2種類に加えて仮想敵がハバタクカミとその裏にいるカイリューになるので、隙を見せないように岩石封じは確定で最後の1枠は毒菱対策に高速スピンを採用しました。

これによってキラフロル入りに対してもトドロクツキから展開したりドリュウズを初手から投げたりすることができる。

単に毒菱を回収できるだけでなく、渦カイリューの渦を消したり、頑丈まで削れたブリジュラスをステロを消しながら突破したりと想定していなかった使い方もできて使い勝手のよい技でした。

他に試した鋼枠(ハッサム、デカヌチャン)と比較するとハバタクカミが水テラスや電気テラスすることまで考えると地震という安定した打点と電磁波無効で事故が起きにくく、ウネルミナモを通す上で障害になるブリジュラス、タケルライコ、ラティアスラティオスといった特殊ドラゴンタイプにもしっかり打点を持てるというところで使ってみると思ったよりも嚙み合っていたという印象でした。

 

選出率3位

 

【選出】

今回はあまり決まった選出パターンがありません。

一番多い選出はコータス+ウネルミナモ+ドリュウズだったと思います。

どのパーティ相手でもハバタクカミ+カイリューと出されることが多いので、これらにできる限り隙を見せないような選出をしつつ、他のポケモンに対して刺さっているポケモンを選択するという感じです。

 

【最後に】

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

2期連続レート2000達成はSV初期のレートがインフレしてた時以来でとてもうれしいです!

何か質問などありましたらX(@yukiyan_pikemon)までお願いします。



【SV S13使用構築】サルブラッキー水ポン【最終241位】

S13お疲れ様でした。ゆきやんです。

今回、S9で達成できなかったレート2000を達成できましたので記事に残します。

【結果】

メインROM(tnサーヤ):最終241位(レート2013)

サブROM(tnゆきやん):最終828位(レート1923)

 

【構築】

 

【コンセプト】

初手のゴウカザルで対面の水ウーラオスに火傷、ハバタクカミ、暁ガチグマにスカーフすり替えを入れてブラッキーの役割範囲を拡げ、ブラッキー+オーガポンで詰め切る。

 

【構築経緯】

構築の主軸を決めるにあたり、ブラッキーにテラスを使用してコントロールする構築が最も手に馴染んでいるため、ブラッキーから構築をスタート。

 

ブラッキーで戦っていく上で、最初はS11で結果を残したねむねむさんの構築を真似て使用していたところ、テラスを切ったブラッキーと水オーガポンを組み合わせて水ウーラオスを見る形が非常に使いやすく、ハバタクカミやサーフゴー、暁ガチグマにも戦える点を評価して水オーガポンを採用。

 

ブラッキー+水オーガポンで回す上で、火力アップアイテム持ちのパオジアンや眼鏡イーユイ、炎オーガポンといった耐久振りオーガポンの上から殴ってくる高火力が厳しく、最初はヒードランを使用していたが自身が上手く使えなくて対応しきれない場面やテラスを切らないと水ウーラオスの格闘の一貫が切れず、切りたくないテラスを切らざるを得ない展開が多かったため、他の見た目が上記ポケモンに強くステロを撒けるポケモンを探していたところゴウカザルを発見した。

水ウーラオスに弱いゴウカザルを使用するにあたって襷型やテラス前提で対策するものは構築に合っていないが、S11のしおいぬさんが使用していた耐久振りスカーフゴウカザルはテラス無しで意地スカーフウーラオスの上から火傷を入れたり、ハバタクカミ、暁ガチグマにスカーフを押し付けて後続で簡単に対処できるようになる点が構築に非常にマッチしているため、耐久振りスカーフ型で採用した。

 

ゴウカザルでデバフを撒くことでブラッキーの役割範囲が広がり、水オーガポンの特殊耐久に頼る場面が少なくなり、ゴウカザルの起点作成から水オーガポンが展開できる流れが増えたため、耐久振りから最速剣舞型に変更しイーユイや炎オーガポンを上から処理できるようにした。

 

ここまでで基本選出が固まり、BIG6系の構築にはこの選出で戦えるため、残りのメンバーは特定の構築への対策や選出誘導を目的として色々試しながら形にしていくことに。

真っ先に考えたのがリーフィアの役割でここはキョジオーン+炎系の構築を破壊するためにやどみが岩テラス型とした。

 

次に受けルやドヒドイデ入り、テツノカイナ入りのサイクルに強く、対面的な選出で環境上位のポケモンにも十分戦える原種ガチグマを採用。

 

最後にトドロクツキが厳しいため、見た目上強いとされているパオジアンを採用。

水オーガポンを軸にしている都合上ドラゴンや草への打点が無くて苦しくなる展開がままあったため、氷打点持ちの強力なアタッカーを入れてけん制できればと考えていた。

この枠は最後まで決まらず悩んでいた枠だったが、パオジアンにしたことで初手に水ウーラオスを呼びやすくなり、プラン通りの展開がしやすくなったと感じていたため、最後まで使用していた。

 

【単体解説】

性格:意地っ張り

実数値:172(252)-178(252)-150-72-85-116(4)

調整意図:HAぶっぱ残りS

 

相棒枠。

キョジオーン対面でみがわりを貼り、宿木で嵌める。

みがわり後に裏から慌てて出てきた炎ポン、テツノドクガ、イーユイ、カイリューに岩テラバーストを打つ。

やりたいことはシンプルにこれだけだが、みがわりの起点はキョジオーンだけでなくヘイラッシャやドオー、ドヒドイデも対象となるため受けル相手にもやどみが+叩き落とすで相手に嫌な負担をかけることができる。

サイクルで少しでも圧をかけられて少しでも岩テラバの火力を高めるために意地っ張りAぶっぱ。

ピンポイントな対策での採用のため選出率は低いが、従来の物理受けでは流行りの特殊アタッカーが強すぎてサイクルが回らないため、この形となった。

持ち物は炎ポンのアンコール対策のメンタルハーブ。

 

選出率6位

 

性格:図太い

実数値:202(252)-*-178(252)-*-150-86(4)

調整意図:HBぶっぱ残りS

 

相棒枠。

いつものブラッキー。この構築で一番強いポケモン

ブラッキーでどこまで戦えるかが構築の肝なので、予想外の対策や麻痺、連続の択負けなどで突破されるとあっさり負けることがある。

常に択が発生するが、択次第ではどこまでもスペックが上がるポケモンなので使っていてとても楽しく、択を当て続けて細い勝ち筋を通せた時は最高の気分になれる。

2000チャレでビルドウーラオスを急所で飛ばしてほぼ負けから勝ちに持っていってくれた最高の相棒だった。

 

選出率1位

 

性格:陽気

実数値:155-172(252)-105(4)-*-116-178(252)

調整意図:ASぶっぱ残りB

 

最速のアタッカー水オーガポン。

環境の炎オーガポンの最速が少なく、イーユイもスカーフより眼鏡の採用が目立っていたため、上から殴れる場面が多く強力だった。

アンコールはビルドウーラオスへの対策になる他、Aキュウコンオーロラベールやステロ巻きを縛ったり出来るので重宝した。

アンコールやゴウカザルで水ウーラオスや暁ガチグマにデバフを入れた後、剣舞で起点にするか交代先をツタこん棒で殴るかの判断が必要な場面が多く、テラスするか否かも含めて判断を間違えると負けに直結する難しさもあったが上手くハマるとそのまま3タテできる場面も多々あった。

 

選出率2位

 

性格:陽気

実数値:183(252)-125(4)-94(20)-*-106(116)-157(116)

調整意図:

・無振りディンルーの地震最高乱数切り耐え

・ハバタクカミの無振りムーンフォースを高乱数で2耐え(93.8%)

・控え目眼鏡ハバタクカミのムーンフォース最高乱数切り耐え

・4振り135族抜き(スカーフ込みでHBエナジーハバタクカミを抜きたい)

 

初手要員のデバッファー。

タイプ上イーユイ、炎オーガポン、パオジアンに強く、素のSが早いのでこの調整で準速ガブリアスや最速90族までは抜けるのが偉い。

原案のゴウカザルからは性格を陽気に変更してHD方面の耐久値はそのまま、Bを少し削ってSに回している。

初手のHBエナジーハバタクカミが挑発を打ってくる場面が案外多く、少しでも対策になればと思っていたが、このSラインにたどり着いたのは最終日前日かつ、その日は同時に思いついたA振りやけっぱち採用型が、挑発を受けてから2倍やけっぱち+やけっぱちでハバタクカミを倒せて楽しそうだったのでそちらをサブロムで試していたという裏の事情があり、結局この調整が意味を成したかわからないまま最終日は走り切った。

役割は初手でとにかく鬼火かすり替えを入れて裏のブラッキーを動かしやすくするというもの。

このムーブが非常に強力で、ブラッキーが動きやすくなるだけでなく水オーガポンを無償で動かせる展開も多く、本構築の要として少ないながらも最も重要な役割を担っていた。

ステロまで巻く余裕はなかなか無かったが、火傷が入れば水ウーラオスの水流連打も霊獣ランドロス地震も耐えるため、一度引いて裏から再度出したときに撒ける場合があり、勝ちに直結する場面が多かったため、炎の渦ではなくステロでの採用となった。

むしろ水ウーラオスは水オーガポンへの交代を警戒して蜻蛉を打ってくる場面が多かったため、結構生き残る場面は多かったが、大抵は一度引いた後死に出しのために切られるか、蜻蛉から出てきたハバタクカミを裏が受けられずに鬼火を打つ機械になってしまっていた。

鬼火外し=負けになることも多々あったが、このポケモンに辿り着いていなければ今回のレート2000はあり得なかった。

 

余談だが、最終日前日には原案者のしおいぬさんとサブロムでマッチングしており、ゴウカザルミラーが発生していた。

しかし、刺さりが悪かった上にやけっぱち型という若干改悪に近い形を試していたこともあって出せなかった。

 

選出率3位

 

性格:意地っ張り

実数値:155-189(252)-101(4)-*-85-187(252)

調整意図:ASぶっぱ残りB

 

ボックスにいた個体を使用した借りてきた猫。

役割は選出誘導と対面選出時の氷打点だが本構築一番の諸説枠。

パーティがすべて物理で甘えるハバタクカミを殴れる技が欲しかったためうっぷん晴らしを採用し、水ウーラオスへの打点とAキュウコンの壁を割るサイコファングを採用している。

ゴーストテラスは持っている襷パオジアンの個体がゴーストだったから。これはこれで間違いではないだろうと思いそのまま使用してました。

基本的には置物枠だが、カバルドントドロクツキや今期2度当たったイエッサン+オオオニューラには選出したこともあった。

ガチグマを選出する際などは選出が歪みやすく、選択肢に入ってくることがあったが大抵あまり活躍させることができなかったので、型は変更の余地ありだと思う。

 

選出率5位

 

性格:意地っ張り

実数値:223(140)-193(124)-129(28)-*-106(44)-92(172)

調整意図:

・意地っ張りパオジアンのつらら落とし耐え

・臆病ハバタクカミのムーンフォース高乱数2耐え(98.9%)

・4振りチオンジェン抜き

 

ボックスにいた個体を使用した借りてきた熊。

役割は受け系の破壊と高火力高耐久からの対面破壊。

S8のニコショさんの構築の個体そのものだが、受けルの対原種ガチグマへの意識が低く、テラバーストは不要と判断して草分けを採用した。

調整意図は記事から引っ張ってきましたが、使っている際にこの調整を意識したことはなく、なんならAぶっぱだと思っていた始末です…

とにかく数値が化け物で耐えてほしい攻撃を耐えて、倒してほしい相手を破壊するというポケモンでした。

環境に一定数居たドヒドイデやサケブシッポ、モロバレル入りに対して戦えたのはこのガチグマのおかげ。

暁ガチグマが注目されている分、軽視されがちですが、別にこのポケモンが弱くなったわけではないと痛感させられました。

 

選出率4位

 

【選出】

・基本選出(対BIG6系など大体これ)

ゴウカザル+ブラッキー+オーガポン

 

・対キョジオーン入り

ガチグマ+リーフィアブラッキー、オーガポンから2体

 

・対カバツキ系

ゴウカザル+ガチグマ+ブラッキーorパオジアンorオーガポン

 

・受けルなど対ドヒドイデ入り

ガチグマ+ブラッキーゴウカザル、オーガポンから2体

 

【最後に】

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。

レギュEの終わりで一つ満足いく結果を残せて良かったです。

レギュFでもリフィブラと相性の良いポケモンを見つけて潜っていければと思っています。

何か質問などありましたらX(@yukiyan_pikemon)までお願いします。

 

【SV S9使用構築】化身ランド軸対面+クッション【最終768位】

S9お疲れ様でした。ゆきやんです。

久しぶりに最終3桁順位の結果となりましたので、使用した構築を残します。

今期はレート2000を目指していたので結果には満足していませんが一つの結果として、

良ければ見ていってください。

 

【結果】

 

【構築】

 

【構築経緯】

前期の上位の結果を受けて、序盤に注目された並びであったドヒドディンルーに対して強い駒を探すところからスタート。

動画などで情報収集するうちにヒスイウォーグルの珠ちからずくで破壊しているのを見て、化身ランドロスであればドヒドディンルーだけでなく、同様に序盤流行していたジバコウーラや前期1位の使用していたキョジオーン、キラフロルに対しても強いため構築の主軸にすることに。

中盤以降、上記序盤に流行した構築は数を減らしていったが、ディンルー、サーフゴー、準速以下のウーラオスに強く、カイリューもステロ+テラスサイキネやテラスサイキネ2回で倒せる可能性があるため、環境メタだけでなく単体スペックも十分と判断し、軸として使い続けた。

化身ランドロスの補助と言えばねばねばネットだが、流石に使えるポケモンの選択肢が弱すぎるのでギミックを使って3タテを狙うのではなく、サイクル下で火力を押し付ける方針とした。

コンセプト上、相手の地面枠やサーフゴーを誘うのが重要だと考え、レジエレキ、ジバコイル、オオニューラを2体以上採用、カイリューを崩すためのステロ要員にはサーフゴーやカイリューの起点にならず、電磁波によって化身ランドロスのサポートもできるサザンドラを採用していったんの構築完成とした。

(終盤までの使用構築)

この構築で終盤まで潜り、2ROMレート1900までは行けたのだが、中盤以降増えた霊獣ランドロスから眼鏡ハバタクカミを展開する構築やその対策として増えたと思われるスカーフ水ウーラオスになかなか勝てなかったため、最終日にハバタクカミの対策枠兼スカーフ水ウーラオスの選出抑制につながる枠として思いついたHDアーマーガアのとんぼ返りから展開する形でジバコイルをアーマーガアに、とんぼから展開して強力でパオジアンに強いアタッカーとしてオオニューラを鉢巻水ウーラオスに変更して最終日は使用していた。

 

【単体解説】


リーフィア

 

わんぱく H252 B252 S4

(調整意図)

HBぶっぱ

 

いつものHBリーフィア

ハバタクカミやパオジアン、テツノツツミと対面したときに抵抗できる鋼テラバ採用型。

正直過去一出さなかったので型は適当です…

イダイトウやガチグマに強めなのでブラッキーが出しずらいときに対策枠として出すことがあったが、その場合はノーマルテラスの甘える採用型のほうが良いです。

 

ブラッキー

 

図太い H252 B252 S4

 

(調整意図)

HBぶっぱ

 

いつものHBブラッキー

基本的にブラッキーにテラスタルを切るのが一番強いのでブラッキーにテラスタルを残すように意識して立ち回る。

パオジアン、カイリューを受けて欠伸ループに持ち込むのが基本的な動きですが、緊急時はウーラオスだろうがハバタクカミだろうがテラスを切って動かします。

零度パオジアン、ラム剣舞パオジアンが多くて厳しい部分もありましたが、とりあえずブラッキーを出しておけば何とかしてくれる安心感がありました。

 

サザンドラ

 

臆病 C252 S252 (余り振り忘れ)

 

(調整意図)

CSぶっぱ

 

ステロ要員。

今回のステロ役に求めた性能は以下の3点です。

① ドラゴンテールが打てる(カイリューやウーラオスに起点にされない)

② 電磁波が打てる    (ハバタクカミやパオジアン、ウーラオスをランドが抜けるようにしたい)

③ サーフゴーに対面強い (悪巧みを積まれると死に出しでランドを投げてもテラスタルじゃんけんとなってしまうため)

 

サザンドラは上記条件に合致するだけでなく、アタッカーのイメージが強く本来はテラスタルじゃんけんになりやすいポケモンのため、相手のテラスタルを誘発することができるのが偉かったです。

パオジアンと対面した際にはお祈りしながら電磁波を入れた後につぶて不採用読みでステロを撃ってました。

 

化身ランドロス

 

控えめ H4 C252 S252 

 

(調整意図)

テラスサイキネでH252振りカイリューにマルチスケイル込みでちょうど確定2発なので振り切り

ステロ+テラスサイキネでH244D4振りカイリューを低乱数1発(25%)

H4振りウーラオスを大地の力で確定1発

H252振りウーラオスを大地の力で乱数1発(68.7%)

H252D4振りディンルーに対して大地の力で41.6%~49.2%入る(悪巧み大地では届かないので削りが必要)

H252D4振りドヒドイデが大地の力で確定1発

D252振りラッキーに+2大地の力が41.2%~49.2%入る(ステロ+ドラテで削っておく必要がある。)

+4大地の力でオーロンゲを壁込み確定1発

 

中速以下の相手に理不尽に火力を押し付けるおっさん。

有利対面を作って目の前に通る技を撃つだけで相手が倒れていく。

ヒードランなど、テラスタルで誤魔化そうとしてくる気配を感じたら悪巧みを積むと良いです。

受けループだろうが壁展開だろうが悪巧みを積んで破壊でき、バトンなどのギミックに対しても挑発で強く出られるので対策枠を設ける必要が無いのがさらに偉い。

耐久面は一応準伝なのでカイリューの鉢巻ノマテラ神速を耐える程度の最低限の耐久はあるが、普通のノマテラ神速2耐えやハバタクカミの眼鏡ムーンフォースをするほどの耐久は無いという絶妙な具合。

選出率は9割を超えていたと思います。それくらい何にでも投げてました。

取り巻きでパオジアン、テツノツツミ、ハバタクカミに強い補完や襷やスカーフの水ウーラオスの選出を抑制できるように組めると強そうなので、サンダーハッサムなんかと組み合わせても良いと思います。

私は最終日前日に試して、サンダーとハッサムのダメ感がわからず上手く使いこなせなかったのですが…理論上は強いはずです。

 

水ウーラオス

 

意地っ張り H252 A172 B84

 

(調整意図)

意地っ張りパオジアンの弱点テラバースト耐え

臆病テツノツツミのフリーズドライ耐え

残りA

 

最終日の助っ人枠。

ウーラオスとアーマーガアを見せているので初手で対面したパオジアンが電気テラバを打ってくることが多く、水流連打で返り討ちにしてました。

苦手なハバタクカミやテツノツツミからは一度アーマーガアで光の壁を貼ってから再展開して水テラス水流連打を押してました。

単体スペック高すぎて信頼度が爆上がりしたポケモン

 

アーマーガア

 

慎重 H252 D252 S4

 

(調整意図)

臆病眼鏡ハバタクカミのシャドーボールを2耐え。

 

最終日の助っ人枠その2。

Dに厚く振った鋼タイプでハバタクカミを見るというのはよく考えられる方法だが、高速回復技と対面操作技を持ち、シャドボ連打やマジカルフレイムに対してもミラーアーマーによって能力下降を相手に押し付けることで崩しを回避できる点が偉い。

ハバタクカミと一緒に選出されることが多い対面操作役の霊獣ランドロスに対してもタイプ上強いだけでなく威嚇をミラーアーマーで弾ける。

あまりにも求めていた性能ドンピシャでもっと早く気づいていれば、構築も煮詰められたなと思います。

技については攻撃技のアイヘは確定として残りの1枠には光の壁を入れました。

眼鏡ハバタクカミのシャドボに対して羽休めでHP管理しようとしても、どうしてもこちらのPPが先に切れてしまうため、ワンアクション差し込む隙を作りやすくするために採用しましたが、単純にハバタクカミを流して対面操作して終わるのではなく、次のサイクルを有利に進めることができるため強力でした。

この枠は追い風や挑発、もう一つ攻撃技を増やすといった選択肢がありますが、この構築では光の壁がベストだったと思います。

追い風は低いSを底上げできるのが非常に強力ですが、ターン数が短すぎるのと、ランドがどちらの攻撃技も無効タイプがあるため、ターンを稼がれる危険があるため不採用となりました。

持ち物はオボンにするのが一般的ですが、オボン前提で受けられるように耐久調整すると逆にこちらが崩されやすそうでHDぶっぱにしたという背景があるため、光の粘土で使用しました。

光の壁を採用するならこれでよいですが、他の技を採用するなら羽休めで粘っている際にワンアクション起こす隙を作るために光の粉が候補になります。食べ残しが余っているなら食べ残しが良いです。

 

【選出パターン】

サザンドラブラッキー+化身ランドロス

対ディンルーカイリューサーフゴー意識の選出。

ジバコイル、オオニューラ入りの構築では基本選出としていたパターン。最終日の構築でもこの選出はちょこちょこやっていたと思います。

サザンドラでステロを巻きながらディンルーを削り、ドラテでカイリューが出てきたらブラッキーバック、サーフゴーが受けだされたらサザンドラを切って化身ランドロスを死に出しして3タテする感じです。

キョジオーンとの遭遇率が低く、サーフゴーに対してはサザンとランドが強いので、ステロ+ブラッキーで大体なんでも戦えると思っているので裏にハバタクカミやウーラオスがいても積極的に出していた。

 

・ウーラオス+アーマーガア+化身ランドロス

最終日の構築の基本選出。

初手のパオジアンをウーラオスを倒した後にハバタクカミにアーマーガアを投げて展開することが多い印象でした。

火力+クッションの典型的な動かし方ができます。

 

ブラッキー+アーマーガア@1

サイクルを意識した選出。

テツノツツミに対してブラッキーやアーマーガアは単独で見ることはできないのですが、この2体を組み合わせることで対処可能となります。

 

・ウーラオスサザンドラ+アーマーガア

イーユイが見えた時に出したい選出。

ウーラオスイーユイ対面でサイコキネシスをサザン受けてステロや電磁波を巻いてから展開し、最終的にウーラオスの一貫を作る。

 

サザンドラ+化身ランドロス+ウーラオス

対受けルで出していた選出。

ステロでラッキーやヘイラッシャを上手く削っておけると化身ランドロスが通りやすくなります。

 

・ウーラオス+化身ランドロスブラッキーorリーフィア

ガチグマやイダイトウ♂を見た時にはブラッキーリーフィア)を最後に残す方針で立ち回ります。

まもるによって雨やトリルターンを枯らしに行けるのが〇

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

最終2桁順位にはまだまだ遠いですが、これからもリフィブラとともに頑張って行ければと思います。

 

何か質問等ありましたらtwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします。

 

【SV S1使用構築】スカーフラウドボーン軸リフィブラ構築【最終700位/最終71x位】

ランクバトルの記事は剣盾シーズン6以来みたいです。ゆきやんです。

今回SVシーズン1にて2ROM最終3桁順位を取ることができたので、使用した構築を残します。

 

<最終日2ROM3桁乗せるまで使用>

<3桁達成後に回していた構築>

 

2つの構築の違いはガブリアスの型のみで、上の構築は中盤多かったHBガブ意識のメテオガブ、下の構築はガブミラーやセグレイブ対面を意識した氷テラスタルになっています。

 

【構築経緯】

相棒枠はキノガッサの復活、鉢巻カイリューマリルリの流行を受けてサンムーン以来ご無沙汰だったHBゴツメリーフィアとテラスタルで受けられる範囲が格段に広くなったHB食べ残しブラッキーで決定。

ブラッキーが起点にされるサーフゴーに対して、こだわりチェックで守るした際に身代わりや悪だくみをされても後投げから倒しに行けるスカーフラウドボーンが序盤から使っていて使用感が良かったので軸として決定。

スカーフラウドボーンは相手のドラゴンが先にテラスタルを切ってくれていればスイーパーとして強力に機能するため、削り性能が高く、相手ドラゴンのテラスタルを誘発するステロガブと鉢巻カイリューを採用。

補完枠としてミトム他水ポケモン対策になり、多くの特殊ATと打ち合えるチョッキジバコイルを採用してパーティ完成となりました。

 

【単体解説】

リーフィア

わんぱく H252 B252 S4

(調整意図)

霊テラス陽気珠ミミッキュ剣舞シャドクロ+影うちを耐えるようにHB振り切り残りS

 

新技くさわけによってミミッキュ剣舞に合わせて後投げから皮をはぎつつ甘えるを入れられるようになった。

キノガッサマリルリなど、有利な相手にはとことん有利なポケモンなので欠伸で流すより宿木による定数ダメージでサイクル戦を有利に進めることを意識しています。

環境の鉢巻カイリューは遅い個体が多かったため、上から甘えるを入れることができ、序盤はミミガッサマリルリカイリューあたりを一方的に嵌めることができた。

環境が進むほどに役割対象が減り、なかなか出せなくなっていきましたが、イルカマンに受けだしたり、ドオーやキョジオーンに宿木を入れたりとブラッキーとはまた違った方面での物理受けとして活躍してくれました。

 

ブラッキー

ずぶとい H252 B252 S4

 

(調整意図)

拘りドラゴンを受けるためにHB振り切り、残りS

 

今期のブラッキーは本当に強く、6世代を思い出す使いやすさでした。

Sに振ったドドゲザンが増えていたので、特性は精神力1択です。(最終日までパッチをケチってシンクロ個体でした)

不利な相手はサーフゴー、キョジオーン、ウルガモス、眼鏡アナライズジバコイルくらいなもので、テラスタル込みの誤魔化し性能と詰め性能が最強でした。

カプやダイナックルに悩まされない、強いブラッキーが帰ってきてとても嬉しいです。

 

ラウドボーン

控えめ B4 C252 S252

 

(調整意図)

CS振り切り残りB

炎テラスフレアソングでH振りサーフゴー確定1発

スカーフ込準速マスカーニャ抜き

 

構築の軸であり、まず読まれないスイーパー

前述のとおり、ブラッキーが苦手なサーフゴーの身代わりや悪だくみ、ウルガモスの蝶舞に対して後投げすることができ、炎テラスフレアソングで切り返せるだけでなくそのまま2タテ、3タテが狙えるスペックが魅力でランクバトル初期からずっと構築に入っていました。

ブラッキーとタイプ相性補完が良いため、序盤中盤はサイクルを回して、最後に炎テラスを切って全抜きを狙う感じで使うことが多かったです。

環境に多い600族ドラゴンに不利を取ってしまう点が弱点ですが、相手が早々にテラスタルを切ってくれると逆にラウドボーンが一貫することが多いので、テラスタルを誘発するためにこちらのドラゴンを先発させて打ち合ってからブラッキーで裏を削って最後にラウドボーンで〆るという展開を意識していました。

ゲンガーや最速マスカーニャ、ドラパルトは抜けないSラインなのでこの辺を選出段階で抑制できるとより強く使える構築にできると思います。

 

ガブリアス

むじゃき H252 C212 S44

 

(調整意図)

流星群で215-115ガブリアスを確定1発

地震で237-81ドオーを確定1発

準速セグレイブ抜き

 

中流行していたまきびしステロガブリアスが最速70族抜きのHBベースだったので、その少し上を取り、1発で倒せるように調整しました。

かなりピンポイントな調整をしていますが、物理方面はH振りによって十分な耐久を確保できており、まきびしステロを巻く役割ができるようになっているため使いづらさを感じることはありませんでした。

また、副産物として受け系の構築に対して意識外の流星群が飛んでくるので、クレベースやケイラッシャへの打点となり崩しの起点としても優秀でした。

ただし、最終盤になるとHBステロガブリアスを全く見なくなったため、3桁帯からは下の思い付き氷テラスガブを使用していました。

陽気 A252 B4 S252

 

(調整意図)

ASぶっぱ

 

氷テラステラバースト+地震でH252セグレイブを高乱数2発

 

自身をセグレイブと思い込んでいるガブリアス

セグレイブ対面で氷テラスを切ることで比較的安全に立ち回ることができます。

氷+地面+ドラゴンの技範囲の強さはセグレイブで証明されているので速くてステロを巻けるセグレイブだと思えば弱いわけがないと思って使ってました。

使用回数が少ないので、本当に強いのか実はよくわかってませんw

 

ジバコイル

控えめ H236 B4 C236 D4 S28

 

(調整意図)

H実数値16n-1

C実数値11n

4振りバンギラス抜き抜き

 

眼鏡ジバコイルの流用個体のため、調整はどこかを意識したわけではなく、かなり適当ですが、一つのテンプレ調整のため無難に強いです。

チョッキを持つことで眼鏡サザンドラの悪の波動を2回耐えるので、サザンサーフゴーマリルリの誰とも対面で殴り合うことができ、火力もアナライズ補正で十分なため、とても使いやすかったです。

地面を飛行テラスタルで透かせるようになり、ウルガモスに打点を持てるジバコイルは弱いわけがなかったのですが、テラスタルで択が顕著に増えたポケモンの1体なので、常にテラスタルを切るべきか頭を悩まされるポケモンでした。

また、途中から増えたゲンガーに対してボルトチェンジで襷圏内に入れてからブラッキーを投げて欠伸を入れることでスムーズに処理することができるのが高評価でした。

 

カイリュー

意地っ張り H196 A252 S60

 

(調整意図)

H16n-1

Aぶっぱ

残りS

 

テンプレの鉢巻カイリュー

数値と特性、高火力先制技有とカタログスペック最強ポケモン

ドラゴンタイプのテラスタルを誘発できて、地面を透かせる点がラウドボーン、ジバコイルと補完が良いこと、ラウドボーンが通りづらいミトムやマリルリ入りへのスイーパーとしての役割が優秀なので採用しました。

ノーマルテラスタルを切るとゴースト技を誘わなくなる点もラウドボーンと相性が良く、カイリューで削ってラウドボーンで〆る、または逆にラウドボーンで削ってカイリューで〆るという展開を取ることができました。

最終盤はフェアリーテラスが増えたことで簡単に処理されてしまうことも増えましたが、逆に裏のジバコイルやラウドボーンで処理できるようになったりもしたので、型は一考の余地がありますがカイリューという選択は間違ってなかったなと思います。

 

【選出パターン】

ガブリアスブラッキー+ラウドボーン

 

一番よく出した選出。

一般的なステロ欠伸サイクル+〆のラウドボーン

 

ジバコイルブラッキー+ラウドボーン

 

ゲンガー入りに対してボルチェンから展開したり、マリルリ入りに対してサーフゴー対策を重視した選出。

最終的にブラッキーで受け切って勝つ選出。

 

ガブリアスジバコイルカイリュー

 

ラウドボーンの刺さりが悪い時に出す。

キョジオーン入りや受け寄りの相手に出すことが多かった。

 

カイリューブラッキー+ラウドボーン

 

カバルドン入りなど、初手カイリューで火力を出したいときに

 

ブラッキーリーフィア+ラウドボーン

 

ガッサ入りの対面構築相手に

ラウドボーンの枠は相手のポケモンによって刺さるアタッカーを出すが、基本的にはリフィブラで受けまわしていく形

 

【最後に】

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

例のごとくリーフィアの選出率は芳しくはないのですが…安定して3桁帯で戦える構築にはできたと思います。

SVでは剣盾で達成できなかった最終2桁順位目指して

 

何か質問等ありましたらtwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします。

 

【セレコネ後夜祭使用構築】リフィブラグレイシア【身内向け】

お久しぶりです。ゆきやんです。
今回、こちゃさん主催の仲間大会「セレコネ後夜祭」でいつものリフィブラにグレイシアを入れた3ブイズ構築を使用したので、身内向けですが、構築経緯と内容を簡単に残しておこうと思います。

【仲間大会ルール】

環境メタを張る上で重要な点は
①使うポケモンがタグで公開されるため、どういったポケモンが多いか傾向が読みやすい
②協力なパートナーズを提出すると他の人に使われて逆に自分の首を絞める結果となる可能性がある
③他の人のパートナーズと組み合わせる都合、パーティー内の相性補完が組みづらい
ダイマックス無しのため、数値受けサイクルを崩す手段が欲しい

この4点を意識しました。

【自分の提出パートナーズ/使用した並び】


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このルール、後だしじゃんけん的にパートナーズ提出を後にするほど有利です。
とはいえ、育成や構築試運転の時間も欲しいので自分の場合はセレコネ閉会式で公開されることが確定しているユーグレナさんのパートナーズを見てから決定することとしました。
理由は
①自分のパートナーズでリーフィアブラッキーを入れると自分で決められる枠が1枠のため、構築の幅が狭い
②ルール発表から1週間後なので、ある程度環境の傾向が見えてそう
③久々にグレイシアが使いたくなった
④恐らくレジエレキがパートナーズに入ってくる。相性補完が組み辛いルールなのでシンプルに強そう。
以上4点です。
予想通りユーグレナさんのパートナーズがリーシアレジエレキだったので、予定どおりコネクト先として自分のパートナーズをブラッキー@2で組むことになりました。

レジエレキが鍵になるので提出済のパートナーズから地面枠のポケモンを確認したところ、ガブリアスが圧倒的人気で霊獣ランドロスを誰も選択していないことに気が付きました。
つまり、相手は電気無効枠と地面無効枠を1体のポケモンで賄うことが出来ないので、強力な電気枠のレジエレキとセットで地面技を強く撃てるポケモンを用意すれば、相手の選出は
・電気無効枠と地面無効枠の2枠の選出を誘導できる
・レジエレキか地面枠のどちらかの一貫性を切れない
・両方を半減で受けるために草枠が選出される
のいずれかになりやすいと考えました。
この場合、相手の地面、飛行、草が選出されやすくなり、自然とグレイシアが一貫するようになるので、レジエレキ、地面枠、グレイシアのいずれかの火力を押し付けてサイクル、もしくは対面的に動かして相手に負荷をかける方針としました。
ここで地面枠に求められるのは、サイクルを崩しに行ける火力と相手の地面技に後投げしやすいことなので、ついでにトンボルの形が組める霊獣ランドロスを採用。
自分のパートナーズをコネクト先に選ばれて上の想定が崩壊する可能性も考えましたが、ほぼ自分だけが霊獣ランドロスを使えるアドバンテージの大きさに勝るものはなく、仮に霊獣ランドロスとマッチングした場合でもダイマックスが無いので、ブイズ3体で十分対処可能と割りきって採用を決めました。
霊獣ランドロスは火力が欲しいので、提出されたパートナーズの中で明らかに多いガブハッサムを低乱数ながら落とせる可能性がある鉢巻きを持たせ、地面無効枠がいない数値受けサイクルの突破口になることも期待しました。
ただし、鉢巻きランドロスでもトレースポリ2はキツいので最後に受け破壊最終兵器として地割れコータスを採用。コータスの主な理由は以下の4点です。
①速いアタッカーがレジエレキ以外に欲しかったのでリーフィア葉緑素アタッカーとして採用するため
②フェアリー半減なので、ブラッキーとサイクルを回しながら一撃必殺を狙っていける
③明らかに多すぎるハッサムへの牽制とフェローチェマッシブーン対策
④鋼への打点の確保
最後に、リーフィアはガブハッサムや提出されたパートナーズに一定数いたアゴハッサムへのメタを意識して穴を掘るとウェザーボールを採用したパワフルハーブ型、ブラッキーは霊獣ランドロスの体力管理のために願い事型で採用。グレイシアは最初眼鏡での採用でしたが、雨パが少し居そうでしたのでチョッキ型に変更して余った眼鏡をレジエレキに渡してパーティ完成となりました。

【個別解説】
リーフィア@パワフルハーブ
意地っ張り 葉緑素
H148-A252-B4-D4-S100
ソーラーブレード/穴を掘る/ウェザーボール/剣の舞
(ざっくりダメ計)
後述のコータスの晴れオバヒ+ソーラーブレードでASガブリアスがほぼ確定
ソーラーブレード+穴を掘るでH4アーゴヨンが確定
晴れウェザーボールでH252ハッサムが中乱数1発

自称草ジュエル型リーフィアです。
ダイマックスが無いためダイアースが無いと甘くみたアーゴヨンヒードランを飛ばすためにもパワフルハーブは役に立つと思って採用。
本大会では穴を掘るを撃つ期会は一度もありませんでしたが、ウェザーボールは交換際のロズレイドエアームド等に撃つことがあり、刺さっていたと感じました。
ソラブレが結構火力が出て楽しいのですが、晴れていないとほぼ何も出来ない型なので使い所が難しかったです。

ブラッキー@食べ残し
腕白 シンクロ
H252-B252-S4
イカサマ/欠伸/願い事/守る

言うこと無しのテンプレ物理受け。
ダイマックスが無いので、剣舞ガブを後投げから処理する目的でHBの個体を採用しました。
大会前日にクレセリアが提出されたパートナーズが見えて最後まで嫌な音を採用するか悩んでいましたが、最終的には当たらないことで対策しました。
クレセリア入りに当たったら全敗だったと思います。

グレイシア@突撃チョッキ
図太い アイスボディ
H252-B212-C44
吹雪/フリーズドライ/ウェザーボール/ミラーコート

ガブリアスの逆鱗を確定2耐えするまでHBに振ったちょっと珍しいタイプのグレイシアです。
火力は眼鏡で補うという想定で育成。
眼鏡からチョッキになったのでちょっと火力不足感はありましたが、耐久振りが生きた試合は結構あり、特にタスキネギガナイトのインファイトを耐えたのが印象的でした。
吹雪は眼鏡吹雪でHDカバを1発で倒すのが狙いでしたが、持ち物変更した際に氷の礫などに変更した方が良かったかなと思いました。

コータス@脱出パック
冷静 日照り
H252-C44-D212
オーバーヒート/地割れ/欠伸/ステルスロック

アーゴヨンの球流星群を耐えるところまでHDに振り、残りをCに振りました。
晴れオバヒ+リーフィアのソラブレでガブリアスを倒してレジエレキの一貫を作るのが狙いです。
アーゴヨンには一度も当たりませんでしたが、球フェローチェの気合い球を耐える展開があったのでHD振りが活きていた場面はありました。
コータスの地割れはあるだけで、コータス+ブラッキーの選出で受けを崩せる可能性が出てくるので最近は技スペが余るなら積極的に採用しています。
今大会では1度だけ受けルに当たった際にラッキーに対して撃ちました。地割れ命中率は1/1の100%を記録しています。つよい。

レジエレキ@拘り眼鏡
控えめ トランジスタ
H12-B212-C252-D4-S28
10万ボルト/サンダープリズン/破壊光線/ボルトチェンジ

調整意図はCぶっぱ、最速フェローチェ抜き、意地っ張りASバシャーモインファイト確定耐えです。
タスキを盾に突破を図ろうとしたり、バトン展開をしようとするバシャとペンドラー咎めるためのB振りです。
眼鏡にする前は磁石サンダープリズンだとタスキまで届かないのでエレキネット+10万ボルトを想定していましたが、眼鏡が余ったのでサンダープリズンに変更しました。
使い慣れていないため、耐えるだろうとレヒレに後投げしたら眼鏡ムーンフォースであっさり吹き飛んだり、マッシブーンコータス交代読み地震が突き刺さって落ちたりと上手く使ってやれなかったなというのが今大会の印象です。
ただ、眼鏡の火力と誰でも抜いてる安心感は癖になりますね。耐久調整のしがいがあるポケモンなので別のタイプも考えてみたいと思えるポケモンでした。

霊獣ランドロス@拘り鉢巻き
意地っ張り 威嚇
H228-A252-S28
地震/ストーンエッジ/馬鹿力/蜻蛉返り

自分だけが使える最強地面枠。
最終的に確認した限りで、パートナーズに霊獣ランドロスを入れていたのは自分だけでした。
大会中は自分のパートナーズをコネクト先に選んでいただいていたwingさんと恐らく誰ともコネクトしていない受けルの方の二人が霊獣ランドロスを入れているのを確認したので、実際はもっと使ってる人がいたかもしれません。
主な役割は鉢巻きの火力で負荷をかける役です。
鉢巻き地震でASガブ、H252ハッサムが共に低乱数1発です。つよい。
ナットレイでレジエレキとランドロスの両方を見ようとする方も多かったので、そこに鉢巻きの火力が刺さって持ち物選択は正解だったと思います。

【感想など】
簡単に使った並びを書いて終わるつもりでしたが、文章をまとめる力がなく、いつものようにだらだらと書いてしまいました。
大会の感想ですが、個人の結果としては序盤中盤までは良い調子で1位をキープできていたのですが、最後まで勝ちきれなかったのが悔しいです。
それはそれとして、簡易コネクトルールの考察はとても面白かったですし、ユーグレナさんのパートナーズを選んでる方と多くマッチングしたのでリーフィアミラーが多発していて戦っていてとても幸せでした。

今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
この記事が何かの参考になれば幸いです。

【ヨロイビギニング使用構築】ポリZメタ意識デデンネ展開+対面【最高最終1831 / 5位】

(今回の記事は初めましての方も見られるかもしれないので、簡単に自己紹介)
普段リーフィア+ブラッキー通称リフィブラの並びでシングルランクバトルをやっています。ゆきやんと申します。
今回、公式大会ヨロイビギニングで最終1831を達成し、念願の二桁順位を通り越して一桁順位を達成しましたので使用した構築を紹介します。

【成績】
31勝7敗 最高最終1831 最終5位
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【ヨロイビギニングルール】
・ヨロイ図鑑のポケモンのみ参加可能(リフィブラ参加不可)
・シングル63 持ち時間10分 総合時間20分
・過去作産のポケモンはバトルレギュレーションマーク必須

【使用構築】
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【構築経緯】

ヨロイビギニングのルール発表時点で注目したのが
 (1) 受けルの層が厚い
 (2) フェアリーに強いポケモンマリルリくらいのため、悪ウーラオスが止まらない
 (3) ギャラドスのストッパーになれそうなのがポリゴン2くらい
の3点。
これに対して、最近ちょっとした経緯で使うようになったデデンネが悪ウーラオスの上を取れ、麻痺蒔きサポートと前歯による削りがギャラドスやウーラオスを通す上で優秀だと思い、デデンネを採用した構築で参加することを決定。


軸のデデンネ+ギャラドスと受け破壊の悪ウーラオスが決まったので、相手のギャラドスストッパーとしてポリゴン2の採用を決定。
ギャラ受けを遂行する上でポリ2にダイマックスを切ることが多いと思ったので、HBではなく、HCベースのダイマックス前提の技構成で負担をかけやすい型とした。


デデンネ+ギャラドスの選出において、環境に多いと予想した襷カウンターや頑丈ジバコイルへのケアとしてステルスロックを撒けるポケモンが必要だと思ったので、初手の出落ちが少なく欠伸による対面操作もできるHDコータスを採用。


無効タイプが多いところを1体入れておくと相手のダイマックスに対して択を作れるので、ラストはアローラガラガラシロデスナにしようと思い、受けルに対してトリックが打てる点、HDコータスをワンパン出来る点を評価して眼鏡シロデスナを採用。


上記6体でパーティーを組んでヨロイビギニングの仲間大会に乗り込んだところ、耐久調整されたポリゴンZにボコボコにされる。動画投稿者のいろはさんもヨプの実ポリゴンZを動画にしており、絶対に流行ると思ったので、厚めに対策することとした。
採用理由の弱かったシロデスナダイマックスを切らずに対面でポリゴンZを処理できる襷ナゲツケサルに変更。デデンネにチョッキを持たせてダイアタックを耐えられるようにして麻痺+前歯による削りから裏で処理するルートを用意してパーティーが完成した。

【単体解説】
コータス@食べ残し
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生意気 H244 B12 D252
(176-*-162-105-134-36)
火炎放射/欠伸/ステルスロック/守る

ステロ枠兼初手ポリZ誘発枠。
ダイマックスや強化アイテム無しで一撃でコータスを突破できるポケモンがほぼ居ないと思ったので、カバルドンカビゴンのような活躍を期待した型としました。
天候パへの対策や受けルへの対面操作の役割も期待していましたが、なかなか上手くはいかなかったので、最終的にはクレッフィ入りに出して壁ターンを稼ぐのが主な使い方となりました。
HDに振ったことによりジバコイルに後投げしやすく、ステロ欠伸で頑丈を潰す動きができるので裏のギャラドスを通しやすくできるのが強みでした。

デデンネ@突撃チョッキ
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臆病 H132 D148 S228
(159-70-77-101-106-165)
ほっぺすりすり/怒りの前歯/マジカルシャイン/ボルトチェンジ

調整意図
・鉢巻きウーラオスインファイト耐え
・臆病ポリゴンZの破壊光線耐え
・臆病珠キングドラの雨ダイストリームを乱数耐え(37%)
マジカルシャインで無降り悪ウーラオス確定1発
・最速97族抜き

ヨロイビギニング参加の決め手。
最初は使いなれたカムラ堪える型でダイマックス枯らしをしてもらおうと思ってましたが、雨が重すぎる点とポリゴンZの処理ルートを増やすためにチョッキに変更しました。
麻痺+定数削りでAガラガラ以外には何かしらの爪痕を残せる点とウーラオスへの強さから、出して全く活躍しないという場面は少なかったと思います。
ジバコイルをホイホイ後投げされるので前歯でポリ2やギャラの圏内に入れる動きとボルチェンで頑丈を潰しながら対面操作できる点がとても使いやすかったです。
他のポケモンのサポートがメインなのでラス1に出す形になると非常に弱いのは注意が必要でした。

ギャラドス@ラム
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意地っ張り H52 A196 B164 D4 S92
(177-187-120-*-121-113)
滝登り/跳び跳ねる/地震/竜の舞

調整意図
・DL対策
・ウーラオスの襷カウンター意識でH実数値177
・ダイジェットでH4DMウルガモス最低乱数切り1発
・DM時で陽気ウーラオスのダイサンダー耐え
・準速60族抜き

ダイマックス枠①
大会直前まで調整と持ち物で悩んだ枠でしたが、考察や事前練習を一緒にやってくれた友人のとらいぐる(@trygle)がラム龍舞ギャラを強く推してくれたので、最終的にこの形に落ち着きました。
ラム龍舞にすることで受けルに対して鉢巻ウーラオスと同時選出をし、鉢巻ウーラオスエアームドダイマックスを切らせつつ削ってからこのギャラドスで3タテするという動きを取ることができたので、安定した勝ち筋を用意することができました。
ウーラオス対面でダイマックスしても出落ちしないような調整としましたが、試合でそのような場面が起きることはありませんでした。
しかし、ダイマックスしたエアームド対面で強気に龍舞を押せたり、先制技で削って処理しようとしてくるところにB振りが生きた場面があったなと思います。

ナゲツケサル@襷
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意地っ張り H4 A252 S252
(176-189-110-54-80-132)
インファイト/はたき落とす/カウンター/フェイント

調整意図
・A+2インファイトでH4振りのDMポリゴンZが半減実込みで乱数1発。フェイント込みで確定。
・H無振りのDMウーラオスを襷カウンターで確定。
・はたき落とすでH252Aガラガラを確定2発。(持ち物有→持ち物無で計算)

対面ポリゴンZを絶対コロスマン。本構築の環境メタ枠で想像の10倍は活躍していました。
ポリゴンZのDM技が相手の能力を下げるダイアタックなので、負けん気発動後のインファイトで半減実持ちでも貫けるという唯一性に注目して採用しました。
大会中は2~3回、この想定通りにポリゴンZに負けん気インファイトを叩き込んでいました。
その他にも
・初手の襷ステロ枠のルガルガンワルビアルインファイト+フェイントで処理
インファイトに繰り出してきたAガラガラをはたき落とすで処理
・襷カウンターで対面のギャラドスマリルリを処理
クレッフィの粘土をはたき落としてからコータスで壁ターン枯らし
ウルガモスの後投げに対してインファイト+はたき落とすで処理
ジバコイルポリゴン2に対して一致インファイトを叩き込む
などなど活躍の幅は多岐に渡り、MVPに相応しい働きをしてくれていました。
このポケモンにたどり着けていなければ、今回の結果はあり得なかったと思います。

ポリゴン2@進化の輝石
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控えめ H220 B4 C252 D4 S28
(188-*-111-172-116-84)
破壊光線/放電/シャドーボール/吹雪

調整意図
・HDコータスがC+1破壊光線(ダイアタック)で中乱数なので振り切り
・臆病珠ポリゴンZの破壊光線(ダイアタック)を確定耐え
・同族(ジバコイル、ポリゴン2)意識で残りS

ダイマックス枠②。世にも珍しい破壊光線採用のフルアタポリ2。
前述のとおり、ギャラドスストッパーとしての役割となる都合上ダイマックスを前提とした型が強いと思い、HCポリ2で採用しました。
破壊光線で採用することで初手に出てくることが多いHDコータスを乱数次第でワンパンできるようになります。ワンパンできなくても脱出パック持ちの場合は追加効果を受けて帰っていくので、コタバナなどには積極的に初手に投げてダイマックスを切ってました。
他の技の採用理由は、
ギャラドスマリルリへの打点として命中安定と追加効果が強力な放電
ジバコイル、Aガラガラへの打点になるシャドーボール
コータスをダイアタックでワンパンした後のバナに対して晴れを解除しつつ高打点を叩き込めて、天候パメタや襷ケアとして期待できる吹雪
となり、トリックルームや自己再生の枠はありませんでした。
1800チャレから1831達成までの3戦すべてでコタバナと当たり、3戦連続コータスをワンパン→裏のバナの眠り粉を躱してダイアイスでイージーウィンしてくれた今回の結果の立役者です。
余談ですが、この型のポリゴン2を思いついた後に初手DMポリ2がランクバトルで流行ってると聞きました。実際強かったのでランクバトルでも使ってみたいです。

ウーラオス(一撃の型)@拘り鉢巻
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陽気 H4 A252 S252
(176-182-120-*-80-163)
インファイト/あんこくきょうだ/不意打ち/雷パンチ

調整意図
・ASぶっぱ
・余りはカウンター意識でH

純粋に強い枠。
鉢巻あんこくきょうだでエアームドドヒドイデも受からない火力を押し付けられるのが雑に強かったです。
元々はコータスの欠伸による対面操作から繰り出してサイクル崩壊を狙う形を描いていましたが、受けルに対してはポリ2ウーラオスギャラドスで火力を押し付けるほうが勝率が良かったです。
技は一致高火力とギャラドスマリルリに対して打つ雷パンチ、ウルガモスギャラドスフーディン、Aライチュウキングドラへの最終手段として不意打ちの4つでした。

【選出】
・対受けル
ポリ2ウーラオスギャラドス
初手にドヒドイデが来ることが多かったのでポリ2から入り放電。
Cが上がっている場合は6~7割入るのでトーチカ読みでウーラオスに引いてあんこくきょうだ、エアームドが受けに来たらそのままあんこくきょうだ連打。
エアームドダイマックスで処理してきたらギャラの起点にしてそのまま3タテ。

・対晴れパ
ポリ2ナゲツケサルウーラオス
初手のコータスにポリ2を合わせてダイマックス。そのまま裏のバナをダイアイスで倒してラス1をサルウーラオスで詰める。

・対ポリZ入り
ナゲツケサルデデンネ+ポリ2、ギャラ、ウーラオスから1体
初手にポリZを置かれるパターンと裏に置かれるパターンの両方を警戒して、ナゲツケサルorデデンネ+火力のW処理ルート選出。

その他ギャラドスが通りそうなときはコータスデデンネギャラやサルデデンネギャラみたいな選出をしたりしていました。一番多かった選出はサルウーラオスポリ2の対面性能押し付け選出だったと思います。

【苦手なポケモン
ウルガモス
ウルガモスに対面で勝てるのがギャラドスしかいない。
大抵ギャラドスとセットで構築に入っているので、ポリ2とギャラドスダイマックス枠が被ってしまい、常に選出で苦しめられました。
ギャラドスを重く見てか選出されないことが多かったこと、ポリ2がC上昇していればダイアタックでごり押しが効くので割り切った選出も結構してました。

キングドラ
雨パがとにかくキツイ。プレイングでカバーしようと様々な選出パターンを考えてみましたが、全く安定しませんでした。
あまり当たらなかったのが救いでした。

・サダイジャ
襷持ちまでを考えた時にポリ2、ナゲツケサルともにしっかりと役割を遂行されてしまう。
ギャラドスでの処理もサダイジャが最速の場合は麻痺を入れられてしまうので、上から滝登り怯みで突破できた1戦以外は確実に仕事されていました。

・ウーラオス(連撃の型)
一撃の型を想定して選出したときに初手のサルに合わされるとインファイトで削って切る以外の選択肢がない。
ポリゴンZと一緒に入ってるケースが多く、サルを切った後のデデンネ+1で残り3体を処理しないといけない展開が多かったです。

【感想】
今回の5位という結果には非常に満足しています。めちゃくちゃ嬉しいです。
最終日の朝にメインロムが爆死してからパーティのロック解除が大会中にできないことに気づき、慌てて個体を用意してからこのロムで最終日38戦駆け抜けましたが、事前の考察と1日目、2日目の戦績から戦えるパーティだと信じていたので結果として付いてきて本当に良かったです。

スペシャルサンクス】
事前考察、試運転に付き合ってくれ、色々相談に乗ってくれたとらいぐる(@trygle)

【最後に】
ここまで閲覧いただきありがとうございました!
今後はリフィブラでも結果を残していきたいですが、こういった特殊な環境での考察も大好きなので、公式大会、仲間大会問わず興味があるものには積極的に参加していければと思います。

最後になりますが、何か質問等ありましたらTwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします!