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リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

【SM S6使用構築】穏やかラグ展開リフィブラゲンファイヤー【最高2022最終1934】

SM でのシングルの記事はこれが初めてになるんですね。

お久しぶりです、ゆきやんです。
今回はSM最終シーズンであるS6で使用したパーティの紹介になります。
今回は地雷少なめ(*当社比)となってますので少々物足りない内容となっているかもしれませんがご容赦ください。

【パーティ紹介】

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使用した並びはこちらになります。
構築経緯としては、まずリーフィアを選出した際に最もサイクルを有利に進める手段となる交代際の草笛に注目。
確定眠りが1ターンある状況となるので、ここに祟り目メガゲンガーを投げることでサイクルカットの起点及び強力な勝ち筋となると考え、草笛リーフィア+祟り目メガゲンガーから構築をスタート。
次に祟り目メガゲンガーを入れるなら、とブラッキー入りで多くの結果を残しているステロ+欠伸ブラッキー+メガゲンガーorメガボーマンダの並びを意識してブラッキーはテンプレの欠伸ねがまも構成で採用、ステロ要員としては催眠展開を阻止してくるコケコ、レヒレを突然死させるために自慢のミラーコート持ちHDラグラージを採用しました。
ここまでの4体を軸にS5では色々試して潜っていましたがイマイチ勝ちきれなかったので一度解散となりました。しかし、S6で別のパーティを色々試しているうちに飛行Zファイヤーの技範囲と3タテ可能な火力、ニトロチャージからの抜き性能に注目。メガボーマンダの代わりとして非メガで抜き性能のあるZ枠を探していたので相性保管、攻撃範囲もピッタリはまると思い、再結集する形となりました。
最後にマンダをファイヤーにした弊害としてバシャ、ウツロイドに薄い点や水、悪の一貫性が気になったのでマリルリを採用して完成となりました。

電気が重たいのでマリルリの枠を別のポケモンに変えたかったのですが、最後の最後まで考えがまとまらなかったです。

【個体紹介】
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リーフィア @ゴツゴツメット
わんぱく 葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-85-116(4)
リーフブレード/甘える/草笛/光合成

ORAS最終シーズンから使用している草笛採用のHBリーフィアです。
役割対象は主にミミッキュキノガッサメガクチート、メガギャラドスメガミミロップメガラグラージとなっています。ステロ展開を防いで催眠も向こうにするカプレヒレに強い点がgoodでした。
草笛については特にキノガッサに後投げ後積極的に打ちます。キノガッサ入りというとカバリザ、ポリクチ、対面構築に入っている印象でしたので交代際のカプテテフやリザードンに刺さり、ゲンガーで突破した後に残ったキノガッサミミッキュリーフィアで詰めるという展開が多かったです。
以前の記事でも書きましたが、リーフィアは役割対象を流すことは得意ですが、役割対象や後続に負担をかけることが苦手です。
役割対象でも平気で突っ張ってくることから、交代読み交代もリスクが伴うこのポケモンでサイクルを有利に進める手段として、一撃技感覚で撃てる草笛はとても強かったです。

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ブラッキー @食べ残し
わんぱく シンクロ
202(252)-*-172(212)-*-153(20)-88(20)
イカサマ/欠伸/願い事/守る

もはやテンプレとなったHB特化の欠伸ねがまもブラッキーです。
SMになって強力なフェアリーが増えたために著しく選出率が落ち、一時期リーフィアのほうが出してたとまで言われてしまったブラッキーですが、このptではマンダの対策と欠伸展開要員として活躍してくれました。
もともとステロを起点とした積み展開を使うのを苦手としていましたがブラッキー入りで結果を残したた人のほとんどがステロ+ブラッキー+エースの構築だったためS3からずっと使い続けていました。
ようやく使いなれてきたかな、という印象です。

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ゲンガー @メガストーン
臆病 呪われボディ→影踏み
167(252)-*-80-151(4)-95-178(252) (メガシンカ前)
167(252)-*-100-191(4)-115-200(252) (メガ進化後)
祟り目/ヘドロ爆弾/滅びの歌/身代わり

リーフィアの草笛、ブラッキーの欠伸展開から出していくエース。S5やS6序盤は催眠持ちのCS、S6中盤はヘドロ爆弾→守るの純滅びゲンガーを使用し、最終日前日からこの型を使用していました。
このゲンガー技構成については出したときの想定として

1、確定眠りに対して後投げ
2、欠伸で眠るタイミングで死に出し

以上の2パターンを想定した上で強い技構成を意識しました。

1のパターンでは最長眠り願望以外で身代わりを張る意味が無いので、基本的には身代わりが残らない状態で1体処理する形となります。この場合は死に出しでゲンガー対策ポケモンが出てくるので裏のリーフィアブラッキーに交代となります。嫌なパターンとしてはここでバシャやリザX、マンダが積んでくること、身代わりテッカグヤの起点にされることですが、積みエースはステロさえ入っていればヘドロ爆弾で処理か最悪リーフィアのゴツメ圏内、テッカグヤであれば滅び安定となると考えていました。

2のパターンでは身代わりを残して突破できる可能性が高いので相手の出方はとにかく身代わりの除去、スカーフ持ちや催眠対策枠、高耐久のポケモンが出てくると想定していたので催眠術よりも確実にアドが取れる滅びの歌が強いと考えていました。
結果的に滅びが刺さる相手は多く、逆に催眠術が欲しい場面も多く無かったのでこの選択は正しかったと思います。

反省としてはとりあえずHSの滅び個体の技を変えるだけで運用してしまったことです。 ステロ+ヘドロ爆弾で霊獣ボルトロスが落ちなかったのでC調整推奨だと思います。
あとは、対オニゴーリの際に毎回零度を避けてくれたのが心強かったです。

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マリルリ @しんぴのしずく
意地っ張り 力持ち
205(236)-112(252)-100-*-101(4)-72(4)
アクアテール/じゃれつく/はらだいこ/アクアジェット

アクアテールで無振りカプテテフが最低乱数切り1発
ステロ+アクアジェットで無振りメガバシャーモが最低乱数切り1発

バシャテテフを意識した強化アイテム持ちの個体です。強化アイテムなしのテテフの攻撃位なら耐えるので対面からの処理を意識しました。
あ、今調べたところ球ダメまで耐えそうなので滝登りで球持たせたほうがよさそうですね!(雑)
アクアテールとアクアジェットが思った以上に火力が出るので初手からかき回したり最後にストッパーになったりしてくれました。
はらだいこについては欠伸展開から積めればいいなと思って採用しましたが流石に厳しかったので別の技のほうがいいと思います。滅びの歌とか面白そうですね。
最後までもう少し何かないかと悩んだ枠でしたが、最終日には無難に仕事をこなしてたのでこれはこれでよかったかな、という感想でした。(感想まで雑)

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ファイヤー @飛行Z
控えめ プレッシャー
173(60)-108-110-194(252)-105-135(196)
燃え尽きる/暴風/目覚めるパワー(地面)/ニトロチャージ

こちらの記事を参考にコケコがとても重かったためニトロチャージから抜いていけるS調整で使用しました。
sm5最高2086 - レート14位のポケモン理論

求めていた耐性と技範囲、火力、抜き性能を持った真のエース。本パーティのMVPです。
火力については元の記事を見ていただければわかりますが本当にすごいです。困ったら飛行Zで吹き飛ばすことを意識して選出してました。
また燃え尽きるによるタイプ変換で無理矢理水タイプにも突っ張ることが出来るので対面のレヒレやスイクンに致命傷を与えたりもできて色々誤魔化しがきくのもえらい。
ラグラージを見たお相手が先発にリザを置いてくるパターンがとても多かったので基本的には初手に投げてニトロチャージ+飛行Zで処理→裏に燃え尽きるとかで圧力をかけていました。
リザYと比べると炎打点が弱い代わりに通りがいい飛行技の火力がとんでもないのでニトロチャージからのアタッカー運用ではこちらのほうに分があるのではと思うくらいでした。

初めはめざ地個体を持っていなかったため、火炎放射で運用してましたが、マリルリの枠を色々試している際にヒードランが重すぎることが発覚。急遽Yを周回して厳選してきた個体です。これがレート終了1週間前の出来事でした…
数多のヒードランを処理するだけでなく、ウツロイドに交代読みで刺したり、燃え尽きた後の命中安定打点になったりと使うタイミングは多かったので苦労に見合う強さを発揮してくれました。

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ラグラージ @オボン
穏やか 激流
204(228)-*-114(28)-105-156(252)-80
熱湯/ミラーコート/ステルスロック/吠える


<物理耐久>
意地っ張りマンムー地震で49%〜57.8%(下二つ切ってオボン発動、オボン込み2耐え)
意地っ張りマンムーのZ地震で87.2%〜102.9% 乱数1発 (18.8%)


<特殊耐久>
臆病テテフのPFサイキネZ最高乱数切り耐え
控えめテテフのPFサイキネ48.5%〜57.3%
(下3つ切ってオボン発動、オボン込みで2耐え)
臆病コケコの眼鏡草結び最高乱数切り耐え
無振りレヒレのC3上昇Z波乗りで88.7%〜104.9%乱数1発 (31.3%)
控えめレヒレのC1上昇ハイポンZで78.4%〜93.1%
控えめウルガモスギガドレイン74.5%〜88.2%
控えめウルガモスの1上昇Z破壊光線72.5%〜85.7%
臆病霊獣ボルトロスのC2上昇きあい玉Zで88.7%〜104.4%乱数1発 (31.3%)
臆病メガゲンガーの催眠祟り目で51.4%〜60.7%(オボン込み2耐え)



今回の地雷枠です。こいつも実はS3から使っているのでSMといえばこいつみたいなところがあります(?)
発想はFFのリーフィア使いのマンムーに強く、テテフ、レヒレに勝てるステロ巻きというかなり無茶振りな募集ツイートから(ほとんどの人は襷ダストシュートゴウカザルを挙げていた)
テテフのサイキネはもちろん、当時のレヒレは自然の怒り持ちの食べ残し持ちが多かったので自然の怒りを受けてミラーコートで跳ね返せば勝てるという発想が浮かんだので計算してみると、思いつきにしてはかなり面白く仕上がったのでそのまま自分が愛用していました。

ラグによる起点作成を潰しにきたテテフや草結びコケコ、カプレヒレがミラーコートで沈んでいくのでその後のブラッキーの欠伸展開が相当通りやすくなります。ミラーコートを完全に読まれたのは恐らく一度だけでしたのでかなり読まれづらく、最低でもステロ巻きの仕事は出来る腐りづらさもあって非常に使いやすかったです。
また、上に挙げたように特殊の積みアタッカーに対するストッパー性能が高いためゲンガーやブラッキーを起点にしてくるウルガモスや霊獣ボルトロス対策としても強かったです。

ファイヤーの項で前述したとおり選出誘導がしやすいのも大きな強みで、初手に草技もちを呼ぶためファイヤーやゲンガーを初手で投げるとアドが取りやすく、もし読み違えて出てきた電気枠に対してもこのラグラージの後投げが安定するのでかなり安定した立ち回りが出来ました。

正直ステロ巻きというよりミラーコートでカプを吹き飛ばす役として大活躍していましたが、今までの地雷ポケモンに引けを取らないおすすめの一体に仕上がっております。


【パーティ全体を通して】
選出パターンはいつもどおり臨機応変にといったところですが、ファイヤー+ラグラージ@1が多かったかなと思います。
結果的にゲンガー軸の選出を活かしきれてない印象だったのでゲンガー+リーフィアorブラッキー@1の選出パターンをもっと煮詰めていければいいなと思いました。

重いポケモンとしてはバンギラスサザンドラウツロイドバシャーモ辺りがナットレイジャローダと徒党を組んでこられると相当厳しかったですね。あとは飛行Zでリザードンを倒した後に裏から出てくるミミッキュや、テテフをミラーコートで倒した後に出てくる霊獣ボルトロスなど、ファイヤーやラグラージに役割が集中すると辛かったです。
しかし、滅びゲンガーの誤魔化しもあって明確に無理な並びは少なかったと思うのでパーティの完成度としてはかなりいいとこまでいけたのではないかなと思っています。

【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました!
SMでは2100を達成することはできませんでしたがUSUMではまた2100目指していきます!

そうそう、USUMではシングル61の時に活躍してくれたジャラランガ君が強化されるそうでとても楽しみですね

ーーえ、ミミッキュZ!?
たしかA2上昇のじゃれつくZをリーフィアが乱数で耐えるくらいのはずだから……

…USUMではねがまもリーフィアと一緒にがんばります!

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