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リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

魔改造リフィブラサイクル【S17最高&最終2125】

S17お疲れさまでした!…そして、リフィブラ構築をお待ちの方々!大っ変長らくお待たせいたしました…丸1年ぶりの2000達成、そして自身および恐らくリーフィア入りでは初であろう2100を達成しましたので、ご報告とともに構築記事を書かせていただきます!

 

※タイトルに「魔改造」とある通り、以前の構築と比べて威張るや素催眠といった運要素が高い技を選択していますので、不快に思われる方もいるかと思います。その点を理解したうえで読んでいただければと思います。

 

では、パーティ解説に移ります。パーティ画像と2100達成時の画像がこちらになります。

 

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並びとしてはS11のメンバーを再調整し、クチートをガルーラに変えた形となっております。クチートを変えようと思ったのはCDG4が流行ったことでヒードランウルガモスが環境に増えたためです。

ガルーラの役割と採用理由については個別解説で詳しく解説していきます。

以下、個別解説です!

 

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リーフィア @ゴツメ

わんぱく 葉緑素

172(252)-131(4)-187(156)-*-86(4)-127(92)

リフブレ/甘える/光合成/草笛

 

いつもの相棒枠はまさかの命中55%の催眠持ち。

草笛の採用理由はリーフィアの主な役割であるキノガッサマリルリに繰り出した後や相手に甘えるを入れた後に交代読みで打つ技を考えたときに一貫性が高く、リターンが大きいため。そりゃ当てる前提なら当たり前だろ!と怒られそうですが、リーフィアに後投げしてくるポケモンとして主に考えられるのがゲンガーマンダボルトなので、これらを想定して他の技を考えると、

○叩き落とす…メガ枠が後投げされやすいため刺さらないことが多い。

○毒毒…裏の鬼火が入らなくなるデメリットやゲンガーに全く刺さらない点が×。

○欠伸…ステロがないためループできない。また、欠伸が入った後の択を考えると、相手視点ではマリルリ等の一部の役割対象を除けばリーフィアに繰り出したとしてもそこまでのダメージにならないため交代安定。逆にこちら側からすれば交代読みの行動に対して突っ張られた場合、役割遂行できずにリーフィアが落とされる形になるため、結局眠った相手を簡単に処理できたとしても負けに繋がりやすくなり、リスクが非常に大きい。

と、このように他の技の候補はリターンがほぼ無いということがわかります。それであればサイクル重視のパーティの強みを活かして、外れても引けばいいと強気に打つことでアドバンテージを狙いに行ったほうがいいという判断です。

調整は最終日前日まではHBぶっぱの個体を使用していましたが、ふと今期育成した大量のガルーラを眺めていたときに耐久を重視した意地っ張りメガガルーラはS実数値126までのものがほとんどであることに気付きました。最速ガルーラは冷ビ持ちの両刀がほとんどで結局引かざるを得ませんし、リーフィアのS調整としては有名な晴れ時陽気スカーフガブまで抜けるS実数値127調整のほうが動きやすいのではと思い、変更しました。この調整が実際に役に立ったことはありませんでしたが、HBぶっぱよりもメリットはあると思うのでこちらでの紹介とさせていただきました。

今回も選出率はそこまで高くありませんでしたが、草笛によって勝利を手繰り寄せる場面もいくつかあったので以前より勝利に貢献していたと思います!

 

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ブラッキー @食べ残し

おだやか シンクロ

201(244)-*-144(108)-*-179(100)-92(52)

イカサマ/癒しの鈴/月の光/威張る

 

S11のブラッキーの耐久をギリギリまで削り、Sを4振り70属抜きまで振ることで以前よりさらに欲張り度が増したブラッキー。調整ラインはB方面が陽気ガブリアスのA+2逆鱗を最高乱数切り耐え、D方面が控えめ眼鏡サザンドラの流星群2連続をどちらも最高乱数を引かれなければCダウンと食べ残しの回復込みで耐えるラインとなってます。

素早さに多めに努力値を割くことによって、すぐ下のギルガルドニンフィアを安定して抜けるよう意識し、副次結果として4振りメガハッサムあたりを抜けたらいいなーと考えてました。また、このS調整はメガクチートのようなブラッキーに対して繰り出されやすく、Sにギルガルド意識の調整を施すことが多いポケモンにも有効で、新たに採用された威張るに合わせて繰り出された場合でも先制イカサマ→自傷→先制イカサマで処理できる可能性が残ります。かなり激戦区なので耐久ラインを削ってでも調整するメリットはあったと思います。

ここで、S11とのもう1つの大きな変更点として威張るが採用されていますのでこれについて触れていきたいと思います。

運次第では不利対面を覆すことができる最強最悪の技、威張る。採用理由としては耐久ポケモンへの役割を残したまま、特殊受けとしての役割を遂行する上で妨げとなる気合い玉に対する誤魔化し、悪巧みや瞑想による起点の回避、イカサマによる処理速度の向上が主な理由となります。非常にヘイトを稼ぐ技ではありますが、特殊受けブラッキーとのシナジーは高く、有用性は挑発の比ではなかったので使わない手はありませんでした。特に一般的な瞑想スイクンに対して役割を持てるようになったという点が非常に大きく、ボルトゲンガースイクンといった並びには今まで以上に積極的に出して行けました。

ただでさえ突破が面倒なことに加えて、威張るを採用したことで運ゲーの要素まで加わったので多くの方を闇落ちさせたと思います。不快な気持ちになるのはわかりますし、それに対して申し訳なく思ってもいますが、これがあるのとないのとでは強さが明らかに異なるので、これからも遠慮なく使っていくと思います。

 

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メガリザードンY

おだやか  猛火→日照り

171(140)-*-99(4)-180(4)-177(204)-140(156)  *数値はメガシンカ後のものです

大文字/ソーラービーム/鬼火/羽休め

 

S11の記事でリーフィア以上に話題をさらった問題児ことHD鬼羽メガリザードンYは今回も健在ですwもう中毒ですねw

変更点としてはアタッカーのボルトロスジャローダがほぼ居なくなったため、Dラインを下げてメガへラクロスとの素早さ関係が曖昧だった部分をはっきりさせるために最速メガへラクロス抜きまでSを伸ばしました。また、火炎放射を大文字にすることによってH175ボルトロスが高乱数1発、H227クレセリアが確定2発、H192ポリ2が確定2発となり物理耐久ポケモンの後投げを許さない火力を得ることができました。

また、H167メガゲンガーに対しての大文字が低乱数1発となっているのでH振りの場合は文字を耐えられた後に鬼火を入れることで道連れされることなく倒すこともできました。特に今期は素催眠と当たることが少なく、ドサイドンゲンガー対面で鬼火や気合い玉に合わせて繰り出すことが出来たのでガルーラでゲンガーを誘ってリザで狩るという流れを想定して立ち回っていました。ドサイドン対面でメガシンカしてシャドボを打ち、Dダウンで突破してくるゲンガーは絶対に許さない。

ここで、とある生主さんに当たったときにコメントで「なぜHDアローでないのか」という質問があったので触れていこうと思います。

リーフィアブラッキーとの晴れのシナジーや晴れとソーラービームによるミトムを含めた水タイプへの耐性、メガ枠を使っているだけあって特殊耐久とサイクルを回した時の裏への負荷のかかりかたに大きな差がある、何より意表が付けてボルトゲンガーを処理できる等…パッと思い付くだけでもこれだけの理由がありますが、特に本来不利となる特殊竜の流星群を羽休めで受けて流すことができ、流し際の大文字で相手のサイクルに大きな負荷がかけられるのは他のポケモンにはない大きな強みでHDアローには絶対にできないことだと思います。また、ボルトロス対面についてはこちらのリザX警戒の電磁波から入ってくるのが8割、残り2割がドサイドンバック警戒で草結びやめざ氷、気合玉を打たれていたので、D振りによる行動保証もあって、とりあえず大文字を打っていくのは非常に有効でした。

火炎放射を大文字にした分、技外しに泣くことも多々ありましたが、耐久を意識しながら物理受けポケモンの後投げができない火力も得られるメリットが相当大きいので技選択は大文字がベストだと思います。ブラッキーが気合い玉2連当ての可能性を切って、誤魔化し誤魔化しで役割遂行しようとしているのに対して、こちらでは大文字2連当てでいろいろ処理しようとしているので、かなり無理がある構築だと改めて思いますね…

 

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メガガルーラ

意地っ張り  肝っ玉→おやこあい

197(132)-192(236)-101(4)-*-103(20)-135(116)  *数値はメガシンカ後のものです

秘密の力/不意打ち/地震/身代わり

 

6世代を代表する最強鬼畜親子。このパーティでの役割は主に選出誘導、つまり見せポケですw

採用理由は、クチートを変えるにあたり、シーズン序盤でなぜかよく当たったバナバンギやミトムアローに強く出られ、ヒードランの選出を抑制できる単体性能が高いポケモンが欲しいと考えてです。正直カバーしたいところが他にも多すぎてとりあえずガルーラって感じでした。

型に関してはバナを相手にする以上火力が欲しいので意地っ張り、バンギとドランへの打点として格闘技か地面技を入れることは確定。他の技や努力値配分はレートで試すうちに決めようとなり、裏でどうしようも無かった剣舞叩きバシャーモと鬼火持ちのミトムに強く出るために身代わりを採用、非接触の打点とガブリアス対面で強く出るために秘密不意、秘密だとバシャーモへの打点が足りないので地面技として地震を採用という形となりました。

しかし、こちらはガルーラを使うのはほぼ初めて、当然ガンメタされている現環境で出せるはずもなく選出率はリーフィアを差し置いてダントツの最下位。ほとんど選出誘導に徹していましたw

選出誘導については特にゲンガー+スイクンの並びをガンガン誘うので、それをリザードンブラッキーで倒すという形に持っていくことができ、ラス1にはリザードン対策のガブリアスボルトロスが居ることが多かったことからドサイドンリザードンブラッキーという選出で勝ちに行くことがほとんどでした。

なんとこのパーティでは唯一命中不安技を持っていません!6世代の覇者らしい種族値の不足を技でカバーする必要がない圧倒的な強さを見せつけられてる気分になりますねw

 

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ブルンゲル @オボンのみ

図太い 呪われボディ

204(228)-*-133(244)-105-125-85(36)

波乗り/鬼火/自己再生/トリックルーム

 

S11の個体と全く同じものを使用しました。以前と違うのはガルーラが嚙み砕くや空元気持ちが増え、特にADベースでリザードンともども強く出られるガルーラが多く存在しているので、ブルンゲルがいてもお構いなくガルーラが出てくるようになったことですね…以前は不利をつくポケモンがこちらに多すぎて選出を切って動いても問題なかったのに…

ただし、肝っ玉空元気を考慮したとしてもガルーラ対面は初手鬼火安定です。フリーで噛み砕く連打のほうがキツイですし、火傷が入ればドサイドンでも比較的有利に立ち回れます。

ガルーラの採用によって格闘が非常に一貫するようになりましたが、バシャーモの枠にウルガモスが入っていることが増えたので、そこまでブルンゲルの選出率は上がらず。バシャーモも剣舞叩き膝のような技構成が増えていたので、裏にいることを匂わせて格闘技を打たせない立ち回りが重要になることが多かったです。

また、以前はあれほどキツイキツイと言っていた格闘ポケモンであるメガヘラクロスについてはリザで上から殴ることを意識していることが多かったため、ヒードランに受けられることを考えると厳しい印象でしたが、ブルンゲルヘラクロス対面がこちらに有利であるということを意識すれば、ヘラクレセドランもなんとかなる印象でした。特にヒードランの毒まも型がほぼいなくなったことも大きいですね、ブラッキーブルンゲル、頑張ればリザードンでもヒードラン対面で粘れるようになったのはこちらにとって追い風でした。

威張るブラッキーを入れる前はスイクン対策を考えた貯水ブルンゲルも試してみましたが、ガルーラに交代際に噛み砕くを押されることが増えたため、やはりブルンゲルの特性は呪われボディ一択だと思います。やはりこの特性は強すぎますw

 

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ドサイドン @イバンのみ

意地っ張り ハードロック

207(132)-198(156)-151(4)-*-102(212)-61(4)

地震/ロックブラスト/冷凍パンチ/つのドリル

 

S11でも使用したイバンドサイドンをそのまま使用、ボルトロスの主流が変わったことでD方面の再調整も考えましたが、イバンで使うならダメージ感覚が慣れているほうがいいという判断でそのまま使いました。今期もやっぱりイバンは読まれなくて強かったです。

ただし、レート2000以上になると鉢巻ガブがドサイドン対面で引いてくることが増えたのが辛かったです。とりあえずガブを突破することから始めないと相当厳しいので…

また、ずっとこのドサイドンを使ってきてゲンガー対面での行動が流行りによってかなり変わってくるので注意が必要でした。

ゲンガーの場合、今期は鬼火や気合玉が流行っているたのでリザバック安定でしたが、素催眠が流行っている場合はC222メガゲンガーの催眠祟り目がこのドサイドンに対して77.2%~91.3%となるので突っ張ることで最長眠りでなければイバン込みによる突破も可能です。

鉢巻ガブへのケアのために初手投げがほとんどだったため、リザ意識のガルーラと対面することが多かったですが、ADベースか無邪気最速がほとんどでしたので地震で削りに行くのが正解でした。冷ビや地震は2耐えできますし、地震で半分くらい入るので削っておくことで後投げをかなり抑制できました。最悪ABガルーラだったとしても弱点保険警戒で秘密から入ってくることがほとんどでした。

技構成について、ロックブラストについては少し考えるべき点で、ボルトロスがほとんどオボン持ちでしたのでボルトロスを強く意識する場合はストーンエッジのほうが有効だったかなと思います。ただ、オニゴーリはガルーラドサイドンと見せてもお構いなしで出てきてたので難しい問題ですね…両採用としたくても他に切る技もないですし…個人的にはロックブラストでも外し負けが多々あったのでストーンエッジは信用しきれないと思います。

2100チャレンジでステロでちょうどイバン圏内に入り、ラス1のメガバシャーモをイバン地震で飛ばしたのは最高にかっこよかったです。活躍の仕方がイケメン過ぎて他のドサイドン使えないですw

 

【総括】

パーティ全体の話をすると、基本的に選出はドサイドンリザードン@1の形になることが多く、このパーティ屈指の地雷を押し付けて数的有利を取っていくもよし、耐久を活かしてサイクル戦を仕掛けてもよしという形になります。ガルーラの選出誘導が効いているためか、ゲンガーかスイクンはほぼ確実に出てきてた印象でしたので非常にリザYが通しやすかったです。

命中不安技や催眠、威張るといった運要素が絡みやすい不安定な構成となっているので調子の良し悪しはやはりありましたが、結果を見れば2ROM2000達成、自身初の2100達成、最終的には最高レート2125で最終順位も初めて二桁で終わるという個人的には大満足の結果となりました。運だけマンだった可能性もこの構築を見ればなくはないと自分でも思いますが、6世代最終シーズンでこのような結果が残せて本当に嬉しいです!

7世代でもリーフィアを使ってレート対戦をエンジョイしていくつもりで考えていますが、ここまで本気でレート対戦するのは恐らく最後かなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!何か質問があればコメントまたはtwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします!

 

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【簡易記事】イケメンスタンのぽんぽこ姫【S15使用構築】

あまり記事にするつもりはあまりなかったのですが、構築を作るきっかけになった方が沼にハマってるようなので、参考になればと思って公開しました。今回はリフィブラ以外の記事なので雑に解説していきます!

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キリキザンの枠がブラッキーの時に最高レート1989を達成しましたが、キリキザンのほうがしっくり来たのでとりあえずキリキザンの方で紹介します。キザン入りにした際にレートリセットし、100戦ちょっとで1900チャレンジできる程度の勝率はありました。

 

前置きはこれくらいにして個別に解説していきます!

 

【個別解説】

ルカリオ @メガ石

陽気 AS252振り、残りH

インファイト/アイアンテール/バレットパンチ/神速→ストーンエッジ

 

ラティオスルカリオというイケメン2体で勝ちたいという某氏の希望を反映した構築のスタート。最速ガルーラが環境にほぼいないこと、バレパン2回でほとんどのゲンガーを縛りに行けるところからガブガルゲン系統の構築、特にS15序盤で流行した対面厨パに強く出して行けるようにバレパン神速両採用としました。レート終盤になるとガルクレセや最速ガルーラが増えたことから、ガルーラ対策より鋼と妖精への打点としての採用が多くなったので鋼+マンダ、妖精+マンダへの打点としてストーンエッジを採用しました。

エッジの枠は噛み砕くや地震、冷パンあたりをとっかえひっかえしてましたが、どれも一長一短だったので環境に合わせてどこに厚くするかを考えて判断するといいと思います。

アイアンテールを出来るだけ撃たないように心掛けていましたが、頼らざるを得ない場面は多かったです。アイアンテールを当てるルカリオはイケメン。

 

ラティオス @眼鏡

臆病CS252残りB

流星群/サイコキネシス/エナジーボール/トリック

第2のイケメンにして構築のスタート。ルカリオを受けてくる物理受けをわからせる圧倒的火力!あ、クレセリアはやめてくださいなんでもしますから()

ルカリオを受けてくるところとしてカバやスイクン、そしてカバの裏から出てきて起点にしてくるマリルリへの一貫性を考えてエナジーボールを採用。スイクンの瞑想に対して後投げしても回復が追いつかない点は高評価でした。

基本的には初手で投げて先にメガ進化しようとしてくるゲンガーやステロを撒こうとする地面勢を圧倒的火力で粉砕する、もしくはトリックで裏のマリルリの起点にするといった動き方が多かったです。

 

カバルドン @ゴツメ

腕白HB252残りD

序盤:地震/怠ける/岩石封じ/欠伸

終盤:地震/怠ける/ステロ/吠える

 

信頼の物理受け。イケメンが苦手とするスカーフガブやメガマンダ、メガバシャに比較的安定して投げられること、マリルリでの全抜きをねらうときの起点作りができるポケモンとして採用。

トリルクチートにも後投げ出来るようにS調整は無しで耐久優先、技構成は序盤はルカリオをメガさせる起点作りとマンダ、ボルト、アローへの打点として岩封とマリルリの起点作りのために欠伸を採用していたが、身代わりマンダに起点にされることとバシャバトンに弱いこと、耐久アローの減少により打点を取る必要が減ったこと、マリルリの一貫を作るためにステロが必要だったことからステロ吠える型に変更。キリキザンを採用したことによる削りの重要性が増したので、この判断は正解だったと思います。

ちなみに、吹き飛ばしじゃなく吠えるである理由は新しく個体を用意するのが面倒だったから。

また、このパーティには催眠対策が一切ないのでガッサを見たらタスキを削るためだけに出すこともありました。

 

ヒートロトム @食べ残し

穏やか155-63-128-126-157-124

放電/鬼火/怪しい光/身代わり

 

魔界からの使者。イケメンの突破や麻痺によるストッパーとなるギルガルド、ゲンガー、ボルト、クレセに強い駒として採用。またパーティで唯一のフェアリーを半減で受けられるポケモンとなっています。

役割は上に挙げたポケモンへの対応に加えて麻痺、火傷、混乱によってマリルリが無理矢理お腹を叩く起点を作ったりルカリオのメガ進化を補助したりとパーティの円滑油的な存在。ブラッキーが入ってるときは状態異常によってブラッキーの対応範囲を増やすことができ、キリキザンの場合は剣舞の起点作りをすることができます。

前述のとおり催眠対策がなかったり、ルカリオがギャラで止められたりするので最速でもよかったかもしれない。

 

マリルリ @オボン

意地っ張り 184-112-118-×-101-76 

じゃれつく/叩き落とす/腹太鼓/アクアジェット

参考もといパクリ元→

【S11瞬間最高レート2192】頭脳戦隊ポコレンジャー構築(フーディン マリルリ展開) - ライカの遠吠えブログ

ルカリオラティオスを止めてくるクレセヤドランスイクンを起点にできる勝ち筋として採用。ギルガルドの対策にヒトムブラッキーの採用を決めたところでライカさんのパーティと並びが似通ったため完全にパクらせていただきました。

マリルリがお腹を叩けば勝てるパーティは少なくなく、特にラティルカリオで突破が厳しいバシャ入りやクレセドラン系統、バンドリ系統には積極的に出していきました。

じゃれつくの必要性についてですが、このパーティの場合サザンガルドとのサイクル戦になった場合のサザンドラに対する引き先として採用することも多かったので、個人的には切れないところかなと思います。メガルカリオメガガルーラとの偶発対面からアクジェや裏のルカリオの先制技圏内に入れるのにも便利ですからね。あれ、それだけなら馬鹿力のほうがよくない?

 

キリキザン @命の球

 意地っ張りAS252残りH

叩き落とす/不意打ち/アイアンヘッド/剣の舞

 

ギルガルド対策としてブラッキーの代わりに入ってきた配分、技構成ともにテンプレのイケメン。ルカリオラティオスともに一癖ある技構成になっていたので、ここでようやく正統派のイケメンの登場です。(この部分必要だったかな)

ブラッキーは鈴を持たせることでボルトロスクレセリアにもラティオスで強気に突っ張ることができるところでシナジーを感じていましたが、あまりにもフェアリーに薄すぎる点が気になったのでキリキザンに変更となりました。

ルカリオを見て出てくるギャラドスボーマンダ、霊獣ランドロスの威嚇飛行、ラティオスを見て出てくるクチートの威嚇を利用でき、ラティオスやヒトムに対して岩石封じを撃ってくることが多いガブリアスもA2上昇不意打ちで縛ることができるので特性は負けん気一択。

意地っ張り球の火力は素晴らしく、有利対面を作ることが出来れば悪の一貫性の高さも合わさって後続をゴリゴリ削ることができました。

 

 【全体解説】

さて、このパーティの基本選出についてですが……いつもどおりありません!!

主にカバやヒトムをクッション兼削りとして運用しながらラティオスメガルカリオで高火力を押し付けていく選出が多いです。勝ちパターンとしては高火力押しつけや削りでルカリオマリルリキリキザンの先制技圏内にいれることで一貫性を作る、または眼鏡トリックやヒトムの麻痺混乱火傷、メガルカリオラティオスを上から殴って突破してくるスカーフ持ちを起点にマリルリがお腹を叩くかキリキザンが剣舞を積むことで全抜きをするという2つが主なパターンです。

パーティの強みとしては対面厨パに対して比較的安定した選出(ラティカバルカリオ)があること、かなり攻め寄りの構築なので受け寄りのサイクルパより被弾が少ないこと、柔軟に選出パターンを変えることができて勝ち筋がはっきりしやすいことが挙げられると思います。

リフィブラ抜きということで、初めて押せ押せの攻めるパーティを考えましたが、試合消化が速くてサクサクレートが上がるのが印象的でした。普段サイクル戦でじわじわ詰めていくパーティばかり使っているのでパーティの強さを最大限出せたとは思っていませんが、それでも1900台まで行けたので2000台も十分狙える構築だと思います。

 

【最後に】

最後にこの記事は参考にしてほしいと思って書いた部分が大きいので、現環境(S16)でこの構築を使う場合に改善すべき点を挙げておきます。

まず、キノガッサがかなり多いので催眠対策が欲しいです。最低でもラティオスに寝言を入れたり、ヒトムを最速にしたりの工夫は必要かなと思います。

また、クレセドラン意識なのか水技持ちゲッコウガが増えてる印象を受けるので、ルカリオを神速持ちか特殊にして先制技で上手く処理できるようにがんばりましょう、メッチャきついです。

 

以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました!

【矢印杯優勝構築】メガサナ軸リフィブラスタン【最高1700台】

お久しぶりです、S11が終ってからというもの、新しい構築を試しては崩してを繰り返す大絶賛スランプ中のゆきやんです。今回は初めて大会に挑戦したので記事として残しておこうと思った次第です。だいぶ大会から期間が空いてしまった上にレートでは大した結果を残していませんがよければ見て行ってください。

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今回の構築は下記の2月28日に行われた右上さん主催のブイズ絶対選出大会、矢印杯に向けて用意したパーティとなります。

ch.nicovideo.jp

このブイズ絶対選出の環境ではニンフィア及びニンフィア対策の鋼、炎(特にヒードラン)が多いと予想して、そこに強いエンテイニンフィアに対面で殴り勝てて、他のブイズにもトレースで後投げしやすいメガサーナイトを軸に構築をスタートしました。
バシャとマンダが重すぎる、水技を半減で受けられるのがリーフィアしかいない等の重大な欠陥が多く、リフィブラとのシナジーも薄いと構築としては不完全ですので、今回はブイズ絶対選出下でのメタの張り方を軸に解説していこうと思います。

【個体解説】

リーフィア@ゴツメ
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わんぱく 葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-85-116(4)
リフブレ/甘える/光合成/こらえる

いつもの物理受けゴツメリーフィア。矢印杯は相手の選出ブイズを見てからパーティ変更が可能のルールなのでブラッキーのメタとしてクチートマリルリガッサが来てもおかしくないと考えていつものゴツメ甘えるを採用。また、トップメタのニンフドランの@1枠や逆にニンフドラン対策として使える最強ポケモンガルーラ、炎枠としてくると考えられるアローやリザXを少しでも削るためにラス1はこらえるの採用としました。
矢印杯での選出率はなんと4/5!!ブイズの中では高めの素早さで物理で殴ることができるという点からニンフィアだらけの環境下では腐りづらく、消耗したサナが相手のブイズを削ってリーフィアで止めというパターンが2回、ラス1のランドロスを詰ませること2回とまさに抑え役として活躍していた。
ブラッキーが出しづらくて消去法的に選出しても活躍してくれるリーフィアちゃんマジ天使!



ブラッキー@黒い眼鏡
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図太い シンクロ
201(244)-*-178(252)-*-150-87(12)
イカサマ/欠伸/願い事/守る

基本選出となるサナエンテイに合わせての物理受けブラッキー。矢印杯環境ではニンフィアやその対策としての炎、鋼が多いと予想されるので今までのような耐久を生かして詰ませる形でなく、サナエンテイで苦手なゲッコウガやガブ等の物理アタッカーを受けつつ欠伸や願い事でサポートする形としました。
後述するエンテイとのシナジーを考えると癒しの鈴も欲しいところだったがニンフィアへ何も出来なくなることだけは避けたかったので技構成はこれしか無かったと思います。
矢印杯での選出率は1/5とやはり動きづらい印象を受けたが、わりと数が多かったゲンガーやゲッコウガ、そして突然選出画面に現れた化け物ニドキングといったサナの上をとって毒技を撃ってくる奴らに対して後投げが安定するというところでそれらのポケモンの選出の抑制にもなってくれていたので非常に助かりました。
振り返ってみれば選出していなくてもパーティに貢献する、まさにサポート役の鑑のような活躍をしてくれてました。


サーナイトサーナイトナイト
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臆病 トレース➡フェアリースキン
メガ前
153(76)-*-92(52)-161(124)-136(4)-145(252)
メガ後
153(76)-*-92(52)-201(124)-156(4)-167(252)
ハイパーボイス/サイコショック/挑発/道連れ

汎用性の高い対ブイズ枠として真っ先に浮かんだポケモンニンフィアブラッキーに対面で勝つことができる、バトンブイズやエーフィバトンに差し込める挑発、トレースによるシャワーズサンダースへの後投げ性能、どれをとっても申し分なく、その強みを遺憾なく発揮してくれた。
最初はトップメタとして意識していたニンフドランに一貫させるために控えめ個体で道連れではなくめざ地で採用していたが、ニンフドランの裏で考えられてリフィブラに強く刺さるメガへラクロスや同じくリフィブラに刺さるバシャーモに対してメガ前で抜かれてしまう点が気になったため最速にしました。
道連れはメガ進化後にバシャと対面しても守る読みで打つことで安全に1:1を取れたり、挑発と合わせて重たい相手を無理矢理突破できる点を評価しての採用だったが読まれない道連れは想像以上に使いやすく、とても強かったです。(こなみ)
矢印杯での選出率は圧巻の5/5。メタとして非常によく機能しており、ほぼ毎試合1~1.5匹以上持って行く働きを見せていました。ホント強かったですw


エンテイ@カゴの実
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意地っ張り プレッシャー
207-165-106-*-113-130 (非理想個体のため実数値のみ記載)
聖なる炎/ストーンエッジ/地ならし/眠る

ニンフィアと相手のニンフィア対策に炎と鋼が増えるならエンテイでまとめて対処すればいいじゃんという発想から軸としての採用が決まった唯一神。調整は耐久をドランの眼鏡大地耐えまで、Sを準速ドラン抜きかつ最速65族抜き抜きまでとしています。
初めはチョッキでの採用を考えていたが、リフィブラを起点に毒まもドランに先に展開された場合の対処と欠伸ニンフィアを考えるなら眠カゴにした方が刺さると考えて変更。矢印杯では毒まもドランに当たらなかったものの、ニンフィアが死に際に撃ったはかいこうせんの反動のタイミングで眠って無償突破となることがありましたw
矢印杯での選出率は3/5、全てニンフィア絶対選出の方との試合でしたが、そのうち2試合は初手でサナニンフィア対面になってニンフィアがそのまま突っ張ってくる形となったのでエンテイが明確にニンフィア対策として活躍したのは1試合のみという結果となったのは少し残念でした。大会中ヒードランに一回も合わないなんて聞いてないよ...

ジバコイル@イバン
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控えめ 頑丈
175-*-134-198-112-83 (非理想個体のため実数値のみ記載)
10万V/ラスターカノン/めざ氷/電磁波

ニンフィアへの後投げ出来るポケモンエンテイのみでは不安だったためエンテイが投げにくいニンフィア+水枠への対策として採用した。
頑丈イバンで対面性能が高く、霊獣ランドロスとの相性補完も良いのが強み。
矢印杯での選出率は1/5、当たった方でニンフィア入りの水枠はゲッコウガが多かったためエンテイブラッキーでいけると判断し、選出率は控えめな結果となった。しかし、選出した試合ではシャワーズへの打点とゲンガー対策として非常に良く刺さっているだけでなく、シャワーズを10万で麻痺させることでダメージを抑え、実質3タテを成し遂げるという大活躍を見せてくれましたw
個体を貸していただいたとらいぐる氏には改めてお礼を...(PS ようやくめざ氷コイルの孵化が終わったんでいつでも返せます!


○霊獣ランドロス@スカーフ
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意地っ張り 威嚇
175-210-110-*-100-137 (非理想個体のため実数値のみ記載)
地震/ストーンエッジ/馬鹿力/とんぼ返り

物理受けをリフィブラだけに任せるには今のインフレ環境ではキツいと思ったので採用した威嚇ばらまきマン。パーティ全体でのSの遅さが目に付いたのでスカーフでの採用とした。
矢印杯での主な役割はブースターとサンダース、ニンフィア対策の炎、鋼枠への高速打点。特にリザXやバシャーモのような炎に強い炎枠はドランでなくてもニンフィアの裏にいることが十分に考えられたため、そこへの対策にもなると考えていました。
矢印杯での選出率は1/5、仮想敵であったブースターやリザバシャ等の炎物理アタッカーに全く当たらなかったため、物理受けはリーフィアに任せていました。唯一選出した試合はお相手のパーティにサンダース、チラチーノゲッコウガといったスカーフを持たない高速アタッカーが多く見られ、地面の一貫も良かったためにスカーフが非常に活きた結果となりました。

【総括】
大会結果は5-0で優勝です!やりました!
ベスト4の選出ブイズが自分以外全員ニンフィアのみというまさにニンフィア環境でしたが最強はリーフィアブラッキー、異論はないね?
しかし、メタに関しては完全にハマったというよりはうまく噛み合ったという印象でしょうか。
ニンフィアへのメタは一般的な炎や鋼ではなくゲンガーやゲッコウガといった高火力の毒技で対策している方が多くみられました。その結果サナからの安定した引き先が少なくなり、サナの通りの良さに拍車をかけていたと思います。ジバコやランドがピンポイントで刺さった背景もこの点にありそうです。
半面エンテイのメタとしての後投げ性能は落ちてしまいましたが、ゲッコウガが物理である可能性が高いことから対面で不利を取っているわけではないので、想定していたサナエンテイブラッキーでのサイクル戦ではなくサナとエンテイの対面性能でごり押すという対面構築的な試合展開で勝てたのだと思います。
レートではメタとして意識していたガルクレセドランニンフ系統のパーティにはそこそこの勝率を出せていましたが、バシャやマンダ入りにはかなり厳しい立ち回りを強いられていたので前日にニコ生で矢印杯用のパーティを試運転している方の枠でバシャが見えたときはわりと絶望してました…あたらなくてホントに良かったですw

【感想】
初大会で初めての特殊ルール下とあってメタが上手く機能するかだけでなく、大会進行の面でもいろいろと不安でしたが、とても楽しかったです!
最後に、大会で闘ってくださった皆様、そして大会主催の右上さん、ありがとうございました!
この結果から一人でも多くのリーフィア使いが増えることを願っております。

【†粉ブラッキー†】

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おだやか  シンクロ     @†光の粉†

202(252)-*-130-*-190(180)-95(76)

イカサマ/†威張る†/願い事/守る

 

特殊受けブラッキーでゲンガーやサザンを意識するにあたって障害になる気合玉、素催眠の回避率を上げれば強いんじゃない?という発想から生まれた闇を見せるブラッキー

 

控え目珠サザンまでの気合玉なら対面から願い事を合わせることで3連当てを要求でき、外した隙に威張ることができれば有利に進められる。

調整は眼鏡ミトムのハイポン確3までと無振り零度スイクン抜き

 

試験運用初戦でメガデンリュウに気合玉Dダウン→気合玉で突破されたので今後使うことは無いと思いますw

時空晴れリフィブラサイクル【S11最高レート2011】

初投稿となります、ゆきやんと申します!普段はTNサーヤで1800台をうろうろしながら遊んでいるのですが今回はじめてレート2000を達成することができたので構築記事を書こうと思った次第です!(最終レートのほうは溶かしてしまって1816で終了だったんですけどね(T_T))

拙い記事となると思いますが参考になれば幸いです。
では早速パーティ解説に移りたいと思います、まずはパーティ画像をご覧ください!

 

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左上に天使がいますね!かわいいですねー!

 

…話がそれました。まず、本当にこのパーティで2000に行ったのかと疑われる方もいると思いますので証拠画像がこちら

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パーティとしては晴れとトリルの2つのギミックを採用しておりますが、限られたターンで決着を付けるというよりはこの2つのギミックを取り入れることでサイクルを有利に進めることを目的として採用しています。そのため晴れとかトリルはあまり意識せず、相性補完とメタを意識して組んでいった結果このような並びとなりました。

前シーズンあたりから地味に注目されてきているポケモンが多いですがまだまだメジャーとは言いがたいポケモンが多いため、まずは単体解説をどうぞ!

 

【単体解説】

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リーフィア @ゴツメ
わんぱく  葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-85-116(4)
リフブレ/甘える/光合成/癒しの鈴

 

プレイヤーのモチベを飛躍的に上昇させる相棒枠。超かわいい。
パーティで唯一キノガッサ後投げが安定し、マリルリの腹太鼓に合わせて投げることができる。耐久は意地っ張りガブの逆鱗が確3になる程度で昨今のインフレには追い付けていない印象です。(一応、陽気メガガルーラの恩返しまでならなんとか確定3発で押さえられるけど今どきそんなやつはいない)
それでも相手を選べばしっかり受けきることができ、晴れやトリルによって先制甘えるを打つことが出来ればなんとかなることも多いです。
癒しの鈴はリザが状態異常を貰うことが多いので採用したが、長く使っていても未だに正解が見えないので改善の余地アリ。他に試した感じとしては欠伸、はたき落とす、なやみのたね辺りはそれぞれ一長一短はあるものの便利に使える印象でした。
エルフーンジャローダで良くない?と言われればそれまでですが、使い慣れた嫁をわざわざ使ったことないそいつらに変えるメリットは薄いかなという判断で使っています。
選出率は高くないですが警戒されて無いためか出せば活躍してくれることが多いので個人的には満足のいく形になったかなと思います。

 

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ブラッキー @食べ残し
おだやか  シンクロ
202(252)-*-145(116)-*-184(140)-85
イカサマ/挑発/月の光/癒しの鈴

 

相棒枠その2。両受けも可能と思えるほどの耐久を持ち、耐久潰し、鈴による補助の役割も持つパーティ屈指の過労死枠。とりあえず困ったらブラッキー投げておこうって感じに使っても活躍するのだからすごい。
最近はゴツメ持ちの物理受けが多いためか特殊受けは警戒されず、気合い玉を持たないボルトロスが10万で突っ張ってきてそのまま処理できることもあった。
耐久調整はB方面を陽気ガブの逆鱗2耐えまで振って残りはD、元々は精神力でどくどくを採用するタイプだったのでどくどくから入って剣舞してくるならイカサマで倒そうと考えていたが、毒羽マンダを意識してシンクロ個体にするにあたりポリ2やクレセの電磁波に合わせて投げると突破不可能になるのは非常にマズイので挑発鈴両採用となりました。マンダを意識するならもっとBに割いた方がいいと思うけどリーフィアブルンゲルとの同時選出が多いのでB寄りの調整よりは使い慣れたD寄りの調整の方が使いやすいという判断です。
しかし、BやSが欲しい場面も多かったので改善の余地があると思います。
豊富な補助技と両受け可能な耐久性能でカスタマイズ性の高いポケモンだと思うので最近よく見かけるテンプレのHB物理受けだけでなく、もっと色んなブラッキーが出てきてもいいのかなーというのが個人的な感想です。

 

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メガリザードンY
おだやか  猛火→日照り
メガ前
175(172)-*-98-129-146(220)-135(116)
メガ後
175(172)-*-98-179-179(220)-135(116)
火炎放射/ソラビ/鬼火/羽休め

 

ジャローダへの憎しみが産んだ怪物。その耐久値は強化アイテムなしの臆病CSジャローダのメガ前リフスト受け→メガ後2上昇めざ岩耐えを実現し、珠CSボルトロスの10万を耐えて返しの火炎放射によって珠ダメ込みで返り討ちにする。
本来は引かざるを得ない拘り特殊ドラゴンや択勝ちが要求されるゲンガークチート、リザYミラーにも鬼火と羽休めがあることで有利に立ち回ることができ、ニンフィアに対しても後投げが安定するなど本来のアタッカーリザYには無い繰り出し性能を持つため特殊アタッカーなどに対して幅広く役割を持つことができる。
とにかく特殊相手にめっぽう強く、こいつ1体で相手を詰ませることも多々あった。
しかし、ソラビでミトムやマリルリが確1にならない、放射でカバルドンが中乱数2になるなどの火力不足や最速ガッサ抜きまでなので陽気メガヘラに抜かれるなどの難点もあるため運用には注意が必要です。
また、メガ進化せずに鬼火羽休めをすることでリザX偽装も可能です。たまーに役に立つので覚えておくと便利かもってくらいですけどw
レート2000達成の立役者とも言える活躍をしてくれたが鬼火外しや10万痺れ等が多い芸人枠でもあったのでMVPを逃した悲しいポケモン

 

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メガクチート
意地っ張り  威嚇→力持ち
メガ前
157(252)-150(252)-105-*-75-71(4)
メガ後
157(252)-172(252)-145-*-115-71(4)
じゃれつく/不意打ち/はたき落とす/剣舞

ただのテンプレHAメガクチート
奇形が多いこのパーティでは逆に浮いてる感じすらありますねw
今までは特殊フェアリーに対する受けがリザードンしかいなかったためHD慎重での採用だったがHDリザードンの採用に伴いトリルを張ったときの火力重視に変更。
サイクルを回すパーティとしては物理耐久が低めなので威嚇をまくことができるのは大きく、トリルと相性が良いアタッカーで相性補完としても優秀と言ってることは申し分ないのだが、なぜか選出率があまり高くなかったです。もっと信用して使ってあげてもいいのかな?という印象でした。

(コイツに関しては本当に書く事がないなあ...)

 

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ブルンゲル @オボン
図太い  呪われボディ
204(228)-*-133(244)-105-125-85(36)
波乗り/鬼火/トリル/自己再生

 

炎半減枠その1。バシャガルルカリオへの対策として投入。リーフィアが選出出来ないときの物理相手を担い、鬼火で確実に火傷を入れることでサイクルを有利に進めることとトリルによるS操作から勝ち筋を作る目的での選出が多い。
調整は意地っ張りガブの地震が最高乱数でオボン発動とオボン効率最高のHP4n調整、残りをSに振ることで無振り65族と同速になる。
ローブシンの相手を任せるために熱湯ではなく波乗りの採用となっているが思ったより火力が出るためルカリオ等の役割対象への遂行速度向上にも繋がっていい感じでした。
呪われボディというチート特性と鬼火トリルがあるため腐りづらく、リーフィアの選出率の低さもあって、こいつの選出率の高さはパーティで1,2を争うほど。
挑発があれば……と思うことも多々ありましたが、波乗り鬼火を確実性のない熱湯にしてまで欲しい場面は少なかったので技構成はこれがベストだと思います。
こいつを雪崩で怯ませて突破しようとしてくるガルーラは呪われて火傷して死んで♥

 

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ドサイドン @イバン
意地っ張り ハードロック
207(132)-197(156)-151(4)-*-102(212)-61(4)
地震/ロクブラ/冷パン/つのドリル

 

炎半減枠その2にして最強の地雷。
元々はチョッキでの採用であったが、以前間違えて輝石を持たせて潜ったことがあり、その場合でも遜色なく強さを発揮していたので思いきってイバンに変更。以来、その地雷性と強さに惚れ込み、ずっと愛用している個体です。
調整はB方面が陽気鉢巻きガブの地震を鮫肌ダメージ込みで確定耐え、D方面がC140振りメガライボのめざ氷が超低乱数3発、臆病珠ボルトロスの気合い玉で高確率でイバン発動。
リザ読みで初手で出てくることが多いガブボルトに合わせて出すことでギリギリ耐えながら突破し、イバン発動で裏に負担をかけることが出来るのが理想、そうでなくても無理矢理イバン発動まで持って行ってから処理というルートに持っていける。
他にもタイプ相性上有利な相手への役割だけでなくロックブラストによるみがまも対策や、つのドリルによる耐久ポケ、ピクシーなどの突破を任せることもあって選出率はブルンゲルと並んでトップで、この膨大な仕事量をこなすために晴れ、トリル、イバンをフル活用して戦う姿はまさにこのパーティの絶対的エースと言えるでしょう。

負け濃厚の場面を幾度も覆してくれた超イケメンポケモンで絶対的な信頼を置いているのですが、こいつの強さは文字で伝えるよりも実際に使ってみたほうが早いと思いますので興味を持たれた方がいましたら是非使ってみてください!


【パーティー雑感】
というわけで単体解説を見てもらいましたが、つまるところサイクルを回す上で障害となる相手をトリルギミックやイバンドサイドンで無理矢理取っ払ってから裏の耐久ポケで押し潰すというのがメインの勝ち方で、もうひとつの勝ち筋としてサイクルを回したり、個々のタイマン性能を生かして相手を消耗させてからトリル高火力で抜いていくといった形になります。サイクル重視のパーティーなので基本選出は特に決めてませんが主にブルンゲルドサイドン@1、リーフィアを出すときはリザ+リーフィア@1をベースに組み立てることが多かったです。
選出率は

ブルンゲルドサイドン>>リザードンブラッキー>>クチートリーフィア

となっており、やはりリーフィアが最も少ないですがこれに関してはしょうがないところかなと思います。全く出せないわけではないので出したときに活躍してくれるだけで自分としては満足です。

 

【重たいポケモン

○メガへラクロスやめざ岩ジャローダ等の草高火力持ちかつリザYに打点があるもの

ジバコイルやミトム、草結びボルトロスなどのドサイドンを突破できる高火力電気

○リザXや身代わり竜舞マンダ等の鬼火が入らない積み物理アタッカー
スイクンエアームド、ピクシー等のこちらのブラッキーでは対処が難しく、ドサイドンのドリルでの突破が難しい高耐久ポケ
ヒードラン、ヒトム、ファイアローなどのブルンゲルドサイドンも無理矢理突破し得るリザYで処理不可能な炎ポケ
この辺は対策が薄く、負けに繋がることが非常に多いです。
いくら考えてもリザXに全く勝てる気がしないんですが、誰かあいつに必ず勝てるポケモンを教えてください…

 

【おわりに】
初めての構築記事で見辛いとこもあったかと思いますがいかがだったでしょうか?
流石にパーティー単位で真似しようという方はいないかなーとは思いますが、ポケモン単体で見て面白いと思うものがありましたら試してみて頂ければ幸いです!
今後については、このパーティーはイバンドサイドンがバレた時点で勝率が大きく下がることが予想されるので来シーズン以降は別パーティーを1から作ることになるとは思います。(過去作解禁で零度スイクンの対策もしないと行けないですし…)
次もリーフィアを使ってるとは断言できませんが、今まで何度も手放そうとしても結局戻ってきてるので多分なんだかんだで使ってると思いますw

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
何か質問がありましたらコメントまたはtwitter(@yukiyan_pokemon)の方によろしくお願いします!

【はじめましてのご挨拶】

はじめまして!ゆきやんと申します。
こちらはリーフィアブラッキーを入れた構築で高レートを目指している自分の構築及びそのメモを記事にして置いておき、情報共有の場とするためのブログです。何か質問等ございましたら、コメントもしくはTwitter(@yukiyan_pokemon)のほうによろしくお願いします!

常駐レートは1800~1900、最高レートは2011です。
現状ではリーフィアをメインで使える構築には至っていませんが、行く行くはリーフィアを添えるだけでなくメインを張れるような構築を目指していきたいと思っています。

ただ、リーフィアブラッキーに限界を感じて浮気をすることが多々あります。そのときは、どうせすぐ戻ってくるだろうと暖かい目でみていただければと思いますw いままでがそうだったので…(^^;

5世代でブイズを使っていた頃から使っているリーフィアブラッキーのサイクルは6世代の火力インフレを受けてかなり厳しい現状にあります。それでも全く戦えないわけではないので、このブログを通じて少しでもリーフィアブラッキーの布教に繋がることを願っております…