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リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

【矢印杯優勝構築】メガサナ軸リフィブラスタン【最高1700台】

お久しぶりです、S11が終ってからというもの、新しい構築を試しては崩してを繰り返す大絶賛スランプ中のゆきやんです。今回は初めて大会に挑戦したので記事として残しておこうと思った次第です。だいぶ大会から期間が空いてしまった上にレートでは大した結果を残していませんがよければ見て行ってください。

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今回の構築は下記の2月28日に行われた右上さん主催のブイズ絶対選出大会、矢印杯に向けて用意したパーティとなります。

ch.nicovideo.jp

このブイズ絶対選出の環境ではニンフィア及びニンフィア対策の鋼、炎(特にヒードラン)が多いと予想して、そこに強いエンテイニンフィアに対面で殴り勝てて、他のブイズにもトレースで後投げしやすいメガサーナイトを軸に構築をスタートしました。
バシャとマンダが重すぎる、水技を半減で受けられるのがリーフィアしかいない等の重大な欠陥が多く、リフィブラとのシナジーも薄いと構築としては不完全ですので、今回はブイズ絶対選出下でのメタの張り方を軸に解説していこうと思います。

【個体解説】

リーフィア@ゴツメ
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わんぱく 葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-85-116(4)
リフブレ/甘える/光合成/こらえる

いつもの物理受けゴツメリーフィア。矢印杯は相手の選出ブイズを見てからパーティ変更が可能のルールなのでブラッキーのメタとしてクチートマリルリガッサが来てもおかしくないと考えていつものゴツメ甘えるを採用。また、トップメタのニンフドランの@1枠や逆にニンフドラン対策として使える最強ポケモンガルーラ、炎枠としてくると考えられるアローやリザXを少しでも削るためにラス1はこらえるの採用としました。
矢印杯での選出率はなんと4/5!!ブイズの中では高めの素早さで物理で殴ることができるという点からニンフィアだらけの環境下では腐りづらく、消耗したサナが相手のブイズを削ってリーフィアで止めというパターンが2回、ラス1のランドロスを詰ませること2回とまさに抑え役として活躍していた。
ブラッキーが出しづらくて消去法的に選出しても活躍してくれるリーフィアちゃんマジ天使!



ブラッキー@黒い眼鏡
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図太い シンクロ
201(244)-*-178(252)-*-150-87(12)
イカサマ/欠伸/願い事/守る

基本選出となるサナエンテイに合わせての物理受けブラッキー。矢印杯環境ではニンフィアやその対策としての炎、鋼が多いと予想されるので今までのような耐久を生かして詰ませる形でなく、サナエンテイで苦手なゲッコウガやガブ等の物理アタッカーを受けつつ欠伸や願い事でサポートする形としました。
後述するエンテイとのシナジーを考えると癒しの鈴も欲しいところだったがニンフィアへ何も出来なくなることだけは避けたかったので技構成はこれしか無かったと思います。
矢印杯での選出率は1/5とやはり動きづらい印象を受けたが、わりと数が多かったゲンガーやゲッコウガ、そして突然選出画面に現れた化け物ニドキングといったサナの上をとって毒技を撃ってくる奴らに対して後投げが安定するというところでそれらのポケモンの選出の抑制にもなってくれていたので非常に助かりました。
振り返ってみれば選出していなくてもパーティに貢献する、まさにサポート役の鑑のような活躍をしてくれてました。


サーナイトサーナイトナイト
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臆病 トレース➡フェアリースキン
メガ前
153(76)-*-92(52)-161(124)-136(4)-145(252)
メガ後
153(76)-*-92(52)-201(124)-156(4)-167(252)
ハイパーボイス/サイコショック/挑発/道連れ

汎用性の高い対ブイズ枠として真っ先に浮かんだポケモンニンフィアブラッキーに対面で勝つことができる、バトンブイズやエーフィバトンに差し込める挑発、トレースによるシャワーズサンダースへの後投げ性能、どれをとっても申し分なく、その強みを遺憾なく発揮してくれた。
最初はトップメタとして意識していたニンフドランに一貫させるために控えめ個体で道連れではなくめざ地で採用していたが、ニンフドランの裏で考えられてリフィブラに強く刺さるメガへラクロスや同じくリフィブラに刺さるバシャーモに対してメガ前で抜かれてしまう点が気になったため最速にしました。
道連れはメガ進化後にバシャと対面しても守る読みで打つことで安全に1:1を取れたり、挑発と合わせて重たい相手を無理矢理突破できる点を評価しての採用だったが読まれない道連れは想像以上に使いやすく、とても強かったです。(こなみ)
矢印杯での選出率は圧巻の5/5。メタとして非常によく機能しており、ほぼ毎試合1~1.5匹以上持って行く働きを見せていました。ホント強かったですw


エンテイ@カゴの実
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意地っ張り プレッシャー
207-165-106-*-113-130 (非理想個体のため実数値のみ記載)
聖なる炎/ストーンエッジ/地ならし/眠る

ニンフィアと相手のニンフィア対策に炎と鋼が増えるならエンテイでまとめて対処すればいいじゃんという発想から軸としての採用が決まった唯一神。調整は耐久をドランの眼鏡大地耐えまで、Sを準速ドラン抜きかつ最速65族抜き抜きまでとしています。
初めはチョッキでの採用を考えていたが、リフィブラを起点に毒まもドランに先に展開された場合の対処と欠伸ニンフィアを考えるなら眠カゴにした方が刺さると考えて変更。矢印杯では毒まもドランに当たらなかったものの、ニンフィアが死に際に撃ったはかいこうせんの反動のタイミングで眠って無償突破となることがありましたw
矢印杯での選出率は3/5、全てニンフィア絶対選出の方との試合でしたが、そのうち2試合は初手でサナニンフィア対面になってニンフィアがそのまま突っ張ってくる形となったのでエンテイが明確にニンフィア対策として活躍したのは1試合のみという結果となったのは少し残念でした。大会中ヒードランに一回も合わないなんて聞いてないよ...

ジバコイル@イバン
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控えめ 頑丈
175-*-134-198-112-83 (非理想個体のため実数値のみ記載)
10万V/ラスターカノン/めざ氷/電磁波

ニンフィアへの後投げ出来るポケモンエンテイのみでは不安だったためエンテイが投げにくいニンフィア+水枠への対策として採用した。
頑丈イバンで対面性能が高く、霊獣ランドロスとの相性補完も良いのが強み。
矢印杯での選出率は1/5、当たった方でニンフィア入りの水枠はゲッコウガが多かったためエンテイブラッキーでいけると判断し、選出率は控えめな結果となった。しかし、選出した試合ではシャワーズへの打点とゲンガー対策として非常に良く刺さっているだけでなく、シャワーズを10万で麻痺させることでダメージを抑え、実質3タテを成し遂げるという大活躍を見せてくれましたw
個体を貸していただいたとらいぐる氏には改めてお礼を...(PS ようやくめざ氷コイルの孵化が終わったんでいつでも返せます!


○霊獣ランドロス@スカーフ
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意地っ張り 威嚇
175-210-110-*-100-137 (非理想個体のため実数値のみ記載)
地震/ストーンエッジ/馬鹿力/とんぼ返り

物理受けをリフィブラだけに任せるには今のインフレ環境ではキツいと思ったので採用した威嚇ばらまきマン。パーティ全体でのSの遅さが目に付いたのでスカーフでの採用とした。
矢印杯での主な役割はブースターとサンダース、ニンフィア対策の炎、鋼枠への高速打点。特にリザXやバシャーモのような炎に強い炎枠はドランでなくてもニンフィアの裏にいることが十分に考えられたため、そこへの対策にもなると考えていました。
矢印杯での選出率は1/5、仮想敵であったブースターやリザバシャ等の炎物理アタッカーに全く当たらなかったため、物理受けはリーフィアに任せていました。唯一選出した試合はお相手のパーティにサンダース、チラチーノゲッコウガといったスカーフを持たない高速アタッカーが多く見られ、地面の一貫も良かったためにスカーフが非常に活きた結果となりました。

【総括】
大会結果は5-0で優勝です!やりました!
ベスト4の選出ブイズが自分以外全員ニンフィアのみというまさにニンフィア環境でしたが最強はリーフィアブラッキー、異論はないね?
しかし、メタに関しては完全にハマったというよりはうまく噛み合ったという印象でしょうか。
ニンフィアへのメタは一般的な炎や鋼ではなくゲンガーやゲッコウガといった高火力の毒技で対策している方が多くみられました。その結果サナからの安定した引き先が少なくなり、サナの通りの良さに拍車をかけていたと思います。ジバコやランドがピンポイントで刺さった背景もこの点にありそうです。
半面エンテイのメタとしての後投げ性能は落ちてしまいましたが、ゲッコウガが物理である可能性が高いことから対面で不利を取っているわけではないので、想定していたサナエンテイブラッキーでのサイクル戦ではなくサナとエンテイの対面性能でごり押すという対面構築的な試合展開で勝てたのだと思います。
レートではメタとして意識していたガルクレセドランニンフ系統のパーティにはそこそこの勝率を出せていましたが、バシャやマンダ入りにはかなり厳しい立ち回りを強いられていたので前日にニコ生で矢印杯用のパーティを試運転している方の枠でバシャが見えたときはわりと絶望してました…あたらなくてホントに良かったですw

【感想】
初大会で初めての特殊ルール下とあってメタが上手く機能するかだけでなく、大会進行の面でもいろいろと不安でしたが、とても楽しかったです!
最後に、大会で闘ってくださった皆様、そして大会主催の右上さん、ありがとうございました!
この結果から一人でも多くのリーフィア使いが増えることを願っております。