ランクバトルの記事は剣盾シーズン6以来みたいです。ゆきやんです。
今回SVシーズン1にて2ROM最終3桁順位を取ることができたので、使用した構築を残します。
<最終日2ROM3桁乗せるまで使用>
<3桁達成後に回していた構築>
2つの構築の違いはガブリアスの型のみで、上の構築は中盤多かったHBガブ意識のメテオガブ、下の構築はガブミラーやセグレイブ対面を意識した氷テラスタルになっています。
【構築経緯】
相棒枠はキノガッサの復活、鉢巻カイリュー、マリルリの流行を受けてサンムーン以来ご無沙汰だったHBゴツメリーフィアとテラスタルで受けられる範囲が格段に広くなったHB食べ残しブラッキーで決定。
ブラッキーが起点にされるサーフゴーに対して、こだわりチェックで守るした際に身代わりや悪だくみをされても後投げから倒しに行けるスカーフラウドボーンが序盤から使っていて使用感が良かったので軸として決定。
スカーフラウドボーンは相手のドラゴンが先にテラスタルを切ってくれていればスイーパーとして強力に機能するため、削り性能が高く、相手ドラゴンのテラスタルを誘発するステロガブと鉢巻カイリューを採用。
補完枠としてミトム他水ポケモン対策になり、多くの特殊ATと打ち合えるチョッキジバコイルを採用してパーティ完成となりました。
【単体解説】
わんぱく H252 B252 S4
(調整意図)
霊テラス陽気珠ミミッキュの剣舞シャドクロ+影うちを耐えるようにHB振り切り残りS
新技くさわけによってミミッキュの剣舞に合わせて後投げから皮をはぎつつ甘えるを入れられるようになった。
キノガッサやマリルリなど、有利な相手にはとことん有利なポケモンなので欠伸で流すより宿木による定数ダメージでサイクル戦を有利に進めることを意識しています。
環境の鉢巻カイリューは遅い個体が多かったため、上から甘えるを入れることができ、序盤はミミガッサマリルリカイリューあたりを一方的に嵌めることができた。
環境が進むほどに役割対象が減り、なかなか出せなくなっていきましたが、イルカマンに受けだしたり、ドオーやキョジオーンに宿木を入れたりとブラッキーとはまた違った方面での物理受けとして活躍してくれました。
ずぶとい H252 B252 S4
(調整意図)
拘りドラゴンを受けるためにHB振り切り、残りS
今期のブラッキーは本当に強く、6世代を思い出す使いやすさでした。
Sに振ったドドゲザンが増えていたので、特性は精神力1択です。(最終日までパッチをケチってシンクロ個体でした)
不利な相手はサーフゴー、キョジオーン、ウルガモス、眼鏡アナライズジバコイルくらいなもので、テラスタル込みの誤魔化し性能と詰め性能が最強でした。
カプやダイナックルに悩まされない、強いブラッキーが帰ってきてとても嬉しいです。
ラウドボーン
控えめ B4 C252 S252
(調整意図)
CS振り切り残りB
炎テラスフレアソングでH振りサーフゴー確定1発
スカーフ込準速マスカーニャ抜き
構築の軸であり、まず読まれないスイーパー
前述のとおり、ブラッキーが苦手なサーフゴーの身代わりや悪だくみ、ウルガモスの蝶舞に対して後投げすることができ、炎テラスフレアソングで切り返せるだけでなくそのまま2タテ、3タテが狙えるスペックが魅力でランクバトル初期からずっと構築に入っていました。
ブラッキーとタイプ相性補完が良いため、序盤中盤はサイクルを回して、最後に炎テラスを切って全抜きを狙う感じで使うことが多かったです。
環境に多い600族ドラゴンに不利を取ってしまう点が弱点ですが、相手が早々にテラスタルを切ってくれると逆にラウドボーンが一貫することが多いので、テラスタルを誘発するためにこちらのドラゴンを先発させて打ち合ってからブラッキーで裏を削って最後にラウドボーンで〆るという展開を意識していました。
ゲンガーや最速マスカーニャ、ドラパルトは抜けないSラインなのでこの辺を選出段階で抑制できるとより強く使える構築にできると思います。
むじゃき H252 C212 S44
(調整意図)
流星群で215-115ガブリアスを確定1発
地震で237-81ドオーを確定1発
準速セグレイブ抜き
途中流行していたまきびしステロガブリアスが最速70族抜きのHBベースだったので、その少し上を取り、1発で倒せるように調整しました。
かなりピンポイントな調整をしていますが、物理方面はH振りによって十分な耐久を確保できており、まきびしステロを巻く役割ができるようになっているため使いづらさを感じることはありませんでした。
また、副産物として受け系の構築に対して意識外の流星群が飛んでくるので、クレベースやケイラッシャへの打点となり崩しの起点としても優秀でした。
ただし、最終盤になるとHBステロガブリアスを全く見なくなったため、3桁帯からは下の思い付き氷テラスガブを使用していました。
陽気 A252 B4 S252
(調整意図)
ASぶっぱ
氷テラステラバースト+地震でH252セグレイブを高乱数2発
自身をセグレイブと思い込んでいるガブリアス
セグレイブ対面で氷テラスを切ることで比較的安全に立ち回ることができます。
氷+地面+ドラゴンの技範囲の強さはセグレイブで証明されているので速くてステロを巻けるセグレイブだと思えば弱いわけがないと思って使ってました。
使用回数が少ないので、本当に強いのか実はよくわかってませんw
控えめ H236 B4 C236 D4 S28
(調整意図)
H実数値16n-1
C実数値11n
4振りバンギラス抜き抜き
眼鏡ジバコイルの流用個体のため、調整はどこかを意識したわけではなく、かなり適当ですが、一つのテンプレ調整のため無難に強いです。
チョッキを持つことで眼鏡サザンドラの悪の波動を2回耐えるので、サザンサーフゴーマリルリの誰とも対面で殴り合うことができ、火力もアナライズ補正で十分なため、とても使いやすかったです。
地面を飛行テラスタルで透かせるようになり、ウルガモスに打点を持てるジバコイルは弱いわけがなかったのですが、テラスタルで択が顕著に増えたポケモンの1体なので、常にテラスタルを切るべきか頭を悩まされるポケモンでした。
また、途中から増えたゲンガーに対してボルトチェンジで襷圏内に入れてからブラッキーを投げて欠伸を入れることでスムーズに処理することができるのが高評価でした。
意地っ張り H196 A252 S60
(調整意図)
H16n-1
Aぶっぱ
残りS
テンプレの鉢巻カイリュー
数値と特性、高火力先制技有とカタログスペック最強ポケモン
ドラゴンタイプのテラスタルを誘発できて、地面を透かせる点がラウドボーン、ジバコイルと補完が良いこと、ラウドボーンが通りづらいミトムやマリルリ入りへのスイーパーとしての役割が優秀なので採用しました。
ノーマルテラスタルを切るとゴースト技を誘わなくなる点もラウドボーンと相性が良く、カイリューで削ってラウドボーンで〆る、または逆にラウドボーンで削ってカイリューで〆るという展開を取ることができました。
最終盤はフェアリーテラスが増えたことで簡単に処理されてしまうことも増えましたが、逆に裏のジバコイルやラウドボーンで処理できるようになったりもしたので、型は一考の余地がありますがカイリューという選択は間違ってなかったなと思います。
【選出パターン】
一番よく出した選出。
一般的なステロ欠伸サイクル+〆のラウドボーン
ゲンガー入りに対してボルチェンから展開したり、マリルリ入りに対してサーフゴー対策を重視した選出。
最終的にブラッキーで受け切って勝つ選出。
ラウドボーンの刺さりが悪い時に出す。
キョジオーン入りや受け寄りの相手に出すことが多かった。
ガッサ入りの対面構築相手に
ラウドボーンの枠は相手のポケモンによって刺さるアタッカーを出すが、基本的にはリフィブラで受けまわしていく形
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。
例のごとくリーフィアの選出率は芳しくはないのですが…安定して3桁帯で戦える構築にはできたと思います。
SVでは剣盾で達成できなかった最終2桁順位目指して
何か質問等ありましたらtwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします。