umbleafeon

リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

【S6使用構築②】リフィブラ式受けサイクル【最高最終282位】

S6お疲れさまでした!ゆきやんです。

 

S6シングルランクバトルにおいて最高最終

レート2025、最終順位282位を達成しましたので、使用していた構築を紹介します。

 

f:id:yukiyan_poke:20200601203341p:plain

 

f:id:yukiyan_poke:20200602012545j:plain

 

今期は2つの構築を中心に使用していましたが、最終日に使う構築が決まらず、結局最終日でも3桁順位までと最終順位達成までで使用する構築を変えるということをしていました。

そのため、今回の構築記事は2本立てとなっています。

本記事は最終順位達成時に使用した構築ですので、最終日3桁順位まで使用していた構築は下記記事を参照ください。

 

yukiyan-poke.hatenablog.com

 

 

【構築紹介】

f:id:yukiyan_poke:20200601234718p:plain

 

こちらはS5で最終67位を達成したジオさんの構築を元に組んだ受けサイクルの構築です。

http://jiopoke.hatenablog.com/entry/2020/05/02/132113

(※転載許可取っていないので問題があれば消します。)

ドヒドイデリーフィア+ピクシーの基本選出、ブラッキーと組み合わせやすく個人的にコータスルチャブル以上に手になじんでいる受けサイクル構築ということで記事を見た瞬間に真似させていただこうと思い、構築を組みました。

環境のトレンドがドヒド+ピクシー+アーマーガアということでマークは厳しいかもと思い、最終日で使うことを躊躇していましたが、もう一つの構築が信用できなくなってしまったため、最終的にはこちらの構築で最後まで潜りました。

原案と異なり、ラプラス対策が不在だったり、クレベースが抜けて汎用物理受けがいない点をブラドラパで誤魔化しているような感じなので、正直原案と比べると構築のパワーは落ちている印象です。

ただ、リフィブラと構築の親和性はコタルチャ以上のものを感じているのでポテンシャルは非常に高く今後も研究のし甲斐がある構築であると感じています。

 

【単体紹介】

リーフィア

f:id:yukiyan_poke:20200602000334p:plain
陽気 H172 A132 S204

 

原案完コピ構成です。

アイアンテールはキッス意識での採用とのことでしたが、最終日ではキッスに一度も打ちませんでした。(ドラパを削る目的で使いました)

キッスは裏で処理することにして別の技で試しても面白そうですね。

ナットレイに宿木で吸われず、ドヒドイデやドラパで入れた火傷と合わせて見ていく展開も多かったですが、甘えるでボディプレのダメージが減らないのが正直辛かったです。

 やはりメインの仕事はドリュウズ受けですね。ドリルは避けるので問題ないです。

 

ブラッキー

f:id:yukiyan_poke:20200601214928p:plain

腕白 H252 B252 S4

 

ギャラドスの滝登りの怯み対策の精神力より身代わりドラパに鬼火シンクロする機会のほうが多いと思い、シンクロ個体を育成しました。

他は一般的なテンプレブラッキーです。

今回はブラドラパドヒドの選出を意識してテンプレで採用しましたが、欠伸が構築的にあまりハマってなかったり、クレベースの代わりで汎用物理受けとするのも厳しいところがあったのでちょっと尖った型を試していってもいいかもしれません。

 

〇ドラパルト

f:id:yukiyan_poke:20200602003031p:plain

意地っ張り H220 A156 B60 D4 S68

ブラドラパの構築記事を参考に色々試してみましたが、ギャラドスに対するストッパー性能が高い点を評価して下記のスカーフ型を採用しました。

https://chibenpoke.hatenablog.com/entry/2020/03/01/124330

(※転載許可取っていないので問題があれば消します。)

最終日はオノノクスを切り返せたりしたので、この型選択は正解だったと思います。

ただ、構築全体でラプラス対策が0なので相手依存で少しリスキーではありますが、弱点保険にするのもアリだと思います。

 

ドヒドイデ

f:id:yukiyan_poke:20200602001733p:plain


穏やか H252 B4 D252

 

原案通りのHDドヒドイデです。

ラプラスロトムへの対策が薄いので、初手で対面したら大抵毒毒を撃ってました。

今期はアシレーヌ受けを任せると渦潮滅びで突破されてしまうので注意が必要でした。

受けサイクルの代名詞ともいえる存在で使うのはほぼ初めてでしたが、とても使いやすかったです。

ただ、HDぶっぱだったからかもしれませんが、相手にしている時より物理耐久が高いとは感じませんでした。

ミミッキュ対面とか結構ヒヤヒヤしますね…

 

 

〇ピクシー

f:id:yukiyan_poke:20200602005534p:plain
穏やか H252 D252 S4

 

調整は原案通りですが、食べ残しをブラッキーにとられたために、持ち物が迷走した枠

混乱実→後攻の尻尾トリックと遷移して最終的に渦潮滅びアシレーヌを見るための抜け殻に落ち着きました。

抜け殻にたどり着いたのが最終日の29時(朝5時)だったので使用回数は非常に少ないですが、これのおかげで1回勝ちを拾えたので持ち物選択はこれが正解でした。

 

ドサイドン

f:id:yukiyan_poke:20200602010401p:plain
慎重 H252 B4 D252 

 

最後に潜るまではハガネールだったり、珠マンムーだったり、珠ドリュウズだったりした枠。

上記の3体だとどうしてもパッチラゴンやヒトムが重くなってしまうので、最終的に原案通りのドサイドンに落ち着きました。

最悪サイクルで試行回数を稼いでドリルで解決の択がとれる構築が個人的に好みなので、このドサイドンがいるのといないのとでは違うなという印象です。

リーフィア同様、トゲキッス対策を他に任せきれるのであればHBベースの振り方でパーティ全体の物理耐久不足の解決にあてるのも良さそうです。

 

【選出パターン】

ドヒドイデリーフィア+ピクシー

原案通りの基本選出。ドリュウズ、ミトム、ナットレイ入りによく出した印象です。

 

・ドラパルト+ブラッキードヒドイデorピクシー

ブラドラパ選出。ドラパを出したいときにはこの形が多かったです。

 

ドサイドンは対戦数が少ないので選出パターンはないですが、ヒトム入りやパッチラゴン入りのピクシーの代わりに入る感じだったと思います。

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

正直この構築で潜った時間はもう一方の構築と比べるとかなり短いですが、最終順位を勝ち取った功績があるので紹介させていただきました。

 

良ければもう一つの記事も見ていただけると嬉しいです。

 

何か質問等ありましたらtwitter@yukiyan_pokemon)までお願いします。

【S6最終日使用構築①】リフィブラ式コタルチャラプラス【最終282位】

S6お疲れさまでした!ゆきやんです。

 

S6シングルランクバトルにおいて最高最終レート2025、最終順位282位を達成しましたので、使用していた構築を紹介します。

 

f:id:yukiyan_poke:20200601203341p:plain

f:id:yukiyan_poke:20200602012545j:plain

 

今期は2つの構築を中心に使用していましたが、最終日に使う構築が決まらず、結局最終日でも3桁順位までと最終順位達成までで使用する構築を変えるということをしていました。

そのため、今回の構築記事は2本立てとなっています。

本記事は最終日3桁順位まで使用した構築ですので最終順位達成時の構築は下記記事を参照ください。

 

yukiyan-poke.hatenablog.com

 

 

【構築紹介】

f:id:yukiyan_poke:20200601205753p:plain

 

S2から愛用しているステロコータス+欠伸+ルチャブルの構築です。

ルチャブルを通すのが難しいトゲキッスドヒドイデ入りに強いチョッキラプラスの選出を採用しています。

終盤はミミッキュの枠を変えながら潜っていましたが、上手くまとまらず、環境に明らかに増えていたアーマーガア入りに厳しい展開となることが多かったため、最後までこの構築を信じることができませんでした。

とはいえ最終日に3桁まで行けるスペックはあると思うので、引き続き考察を進めて煮詰めていきたいです。

 

【単体紹介】

リーフィア

f:id:yukiyan_poke:20200601213414p:plain

意地っ張り H4 A252 S252

 

S2で使用した襷リーフィアのこらえるをアイアンテールに変更して使用しました。

アイアンテールを持たせることで初手でトゲキッスと対面した場合でもスカーフ持ちやダイマを切られることがなければ勝つことができます。(当てる前提ではありますが…)

相変わらず身代わりドラパにほぼ何もできない点が辛いですが、他のコータスが初手に呼び込む水枠や地面枠に強いため初手起用が多く、読み違えても襷を盾にして強引に欠伸ループに持ち込める点が使いやすかったです。

HPが1でも残っていればコータスで晴らして上から欠伸を入れて退場することができるので相手のダイジェットエースへの切り返しの手段としても優秀でした。

 

ブラッキー

f:id:yukiyan_poke:20200601214928p:plain

腕白 H252 B252 S4

 

ギャラドスの滝登りの怯み対策の精神力より身代わりドラパに鬼火シンクロする機会のほうが多いと思い、シンクロ個体を育成しました。

他は一般的なテンプレブラッキーです。

 

コータス

f:id:yukiyan_poke:20200601215717p:plain
図太い H252 B108 C4 D140 S4

 

S3で使用したコータスを調整そのまま風船を持たせました。

初手に来やすいドリュウズやガラルヒヒダルマ、前期から増加しているホルードに一度安全に突っ張ることができるので、初手での出しやすさを上げるのが目的です。

S4,S5ではアタッカーコータスも試していましたが、バンギアーマーガアやタチフサグマ、ガオガエンに刺さるボディプレスがやはり優秀と感じたのでステロコータスの技構成はこれがベストだと思います。

 

増えていたアーマーガアとナットレイに何度も繰り出せる点が魅力ですが、大抵裏にいるアシレーヌやミトムが居てステロを絡めてサイクルを回されると辛い展開になることも多々ありました。

サイクルで負荷をかけられる技がないため、本当は地割れを差し込みたいですが切れる技がないですね…

 

ルチャブル

f:id:yukiyan_poke:20200601222235p:plain

意地っ張り H4 A252 S252

 

S3でも使用したダイアース持ちルチャブルです。

アイアントの数が減っていると感じたので準速にして火力を上げています。

意地っ張りにする意図として、

・Hに振ったミミッキュがダイジェットで中乱数1発から確定1発

・H252水ロトムがダイアースで中乱数1発から確定1発

・H4ギャラドスがダイジェットで低乱数1発から高乱数1発

といったメリットがあります。

S6のトレンドとしてドヒドピクシーアーマーガアとヒトムナットアシレの二つの並びがありましたが、前者には雷パンチや炎のパンチ、後者には穴を掘るが刺さるのでサブウエポンの選択はどちらを意識するかが焦点でした。

使用率TOP5への一貫性が高く、理想通り展開できた時の止まらなさは目を見張るものがあるので、環境に合わせてサブウエポンを上手に選択すれば今でも強力な積みエースであると思います。

 

ラプラス

f:id:yukiyan_poke:20200601225552p:plain
控えめ B4 C252 D148 S100(H4振り忘れ)

 

下記構築記事の調整丸パクリです(コピーしきれていないけど…)

https://pokesol.com/team/party12

(※転載許可を取っていないため、問題があれば消します。) 

ステロ+チョッキラプラストゲキッスを見る形がコータスルチャブルにフィットすると思い採用しました。

イメージはS3で使用したチョッキドリュウズの役割をラプラスに圧縮した形です。

S3同様受けサイクルをステロ+ラプラス+願い事ブラッキーで見る想定ですが、ステロを巻かれたりサイクルを回し続けると厳しい展開になるので、早めに零度が当たることを祈りましょう。

 

ミミッキュ

f:id:yukiyan_poke:20200601231909p:plain

意地っ張り H228 A252 B28

 

ラプラス同様構築記事を参考にしました。

ダイマを切らなくても強い枠、ラプラスとの同時選出で強い点とギャラドスやパッチラゴンにある程度抗える枠として採用しましたが、選出率が低かったので要検討枠です。

コータスに代わるステロ持ちやルチャブルの全抜きを阻害する要因をカバーできるといいかなと思います。

 

【選出パターン】

コータスブラッキールチャブル

基本選出。ステロ欠伸展開ができそうなとき

 

コータスブラッキーラプラス

トゲキッス入りやドヒドイデ入りなどルチャブルを通すのが難しいと判断したとき

 

リーフィアコータスルチャブル

アシレーヌ入りやリザードン入りでラプラスの選出が厳しいと判断したとき

初手コータスのリスクが高い場合はリーフィアで襷を盾に展開していく

 

リーフィアラプラスミミッキュ

対面選出。初手のリーフィアでダルマを無理矢理突破してラプラスを通しに行きたい場合など

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

重ねてにはなりますが、最終順位を達成した際に使用した構築はこちらではないのでご注意ください。

 

良ければもう一つの記事も見ていただけると嬉しいです。

 

何か質問等ありましたらtwitter@yukiyan_pokemon)までお願いします。

【S3使用構築】リフィブラコータスルチャブル+一撃必殺サイクル【2ROM最高155位最終361位】

 S3お疲れさまでした!

前回の記事から1カ月しか経過していないことに少し感動を覚えているゆきやんです。
今回は剣盾S3で使用した構築を紹介します。

今期の使用構築と最高最終順位は以下になります。

 

f:id:yukiyan_poke:20200302124730p:plain

メインROM(TNサーヤ

最終日最高155位 最終720位

サブROM(TNゆきやん)

最終日最高313位 最終361位

 

 

【構築経緯】

今期は前期のリフィブラコータスルチャブルの課題を改善する方針で構築を組んで行きました。

前期の反省として、

  1. ルチャブルを通せない相手(特にギルガルドロトムカバルドン)に対しての打点が乏しい
  2. 地震持ち珠ギャラドスを受けられる駒が不在
  3. トゲキッスが火力アップアイテムを持ち出したことでタラプミミッキュダイマックスを切る場面が増えた(裏のミミドラパに簡単に切り返されるのが弱い)

の3つがあったため、前期の構築からリーフィアブラッキーの型をそのままに

  1. ルチャブルの雷パンチをロトム系統、パッチラゴン、ギルガルドへの打点のために穴を掘るに変更
  2. コータスにラムを持たせ、同系統の構築やカバ展開に対して一方的にステロ欠伸ループを始められるようにし、調整も変更
  3. トゲキッスほかフェアリー対策と電気の一貫切りにチョッキ砂かきドリュウズ

として最後の1枠をカバギャラや受けまわしに強いエースを探していました。

エース枠としてドラパルトやカジリガメなどを試しているうちに、中盤あたりからウオノラゴンが流行したため、リーフィアを物理受けに変更し、上記の条件を満たし貯水でエラがみの一貫を切れるラプラスを採用して並びが完成しました。

 持ち物や調整については回している中で都度調整していましたが、最終的に使用していた型を紹介します。

 

以下、単体の紹介です。

 

f:id:yukiyan_poke:20200302124837p:plain

リーフィア@バコウのみ
腕白 葉緑素
H236 B20 S252
170-130-168-*-85-147
 リーフブレード/甘える/欠伸/光合成

 

【調整意図】
・被ダメ

陽気珠ギャラドスのA+1ダイジェットがバコウ込みで89.4%~105.3% 乱数1発(31.3%)

意地鉢巻ウオノラゴンの先制エラがみが55.8%~65.7% (甘える込で27.9%~33.1%)

陽気珠パッチラゴンのダイジェットがバコウ込みで40.7%~48.3%

同パッチラゴンの先制でんげきくちばしが47.1%~55.2%

 

最速81族抜き

 

【役割対象】

ギャラドス

ウオノラゴン

パッチラゴン

ホルード

 

古き良き欠伸甘えるの物理流しリーフィアです。

役割対象が70族~80族付近に固まっているため、最速81族抜きまで振っています。

剣盾環境では、7世代まで役割対象としていたギャラドスホルードが飛び跳ねるが標準搭載され、甘えるを入れるだけでは受け切ることができなくなりました。

しかし、これは言い換えればリーフィア対面では有効打を確保するためにダイマックスを切る必要があるということなので、半減実でダイジェットを耐えて甘えるor欠伸を打つことで相手のダイマックスを無駄遣いさせることができます。

剣盾環境のリーフィアは素の速さや欠伸による流し性能、ダイジェットを誘うタイプを活かすことが重要だと感じました。

 

f:id:yukiyan_poke:20200302125022p:plain
ブラッキー@食べ残し
図太い 精神力
H252 B252 S4
202-*-178-*-150-86
イカサマ/願い事/欠伸/守る

いつものテンプレブラッキー
今期の構築では、受けを崩す手段として一撃必殺技を多用する方針であったため、試行回数を稼ぐために疲弊したドリュウズラプラスを願い事で回復させる役割での選出が目立ちました。

また、今期のドラパルトは鉢巻や珠龍舞、弱点保険など物理方面でアタッカー気質のタイプが多く見られたのでブラッキーに対応を任せることが前期より増えた印象でした。

 

f:id:yukiyan_poke:20200302125148p:plain

コータス@フィラのみ
図太い(※のんき個体をミントで変更) 日照り
H252 B108 C4 D140 S4
177-*-191-106-108-41
火炎放射/ボディプレス/欠伸/ステルスロック

【調整意図】

・臆病サザンドラの悪の波動42.4%~49.7% 確定3発

・陽気珠ミミッキュのA+2珠ダイホロウ(ゴーストダイブ)で80.2%~95.5% 確定2発

・陽気珠パッチラゴンのでんげきくちばしが84.2%~100.0% 最高乱数切り耐え

 

前期のHD振りから最低限の特殊耐久のみを確保してBに振り分けました。

元はラムのみを持たせるにあたっての調整変更でしたが、欠伸持ちのカビゴンが減少傾向でラムの発動機会が思ったより少なかったためフィラのみに変更しました。

この調整と持ち物変更により、チョッキカビゴンとの殴り合い性能やアーマーガアへの繰り出し回数が増えたのがいい感じでした。

(追記:のんき個体をミントで図太いに変更しているため、トリック意識でフィラのみを持たせています。図太いで孵化する場合は他の実を持たせてください) 

 

f:id:yukiyan_poke:20200302125222p:plain

ルチャブル@いのちのたま
陽気 型破り
H4 A252 S252
154-144-95-*-83-187
インファイト/ブレイブバード/穴を掘る/剣の舞

 

【ダメージ計算】

・ダイアース

H252ギルガルドに対して70.1%~82.6% 確定2発

→A+1状態で確定

H252FCロトムにに対して93.0%~109.6% 中乱数1発(50%)

無振りパッチラゴンに対して100.6%~120.0% 確定1発

 

ギルガルドや電気タイプへの打点確保のためにダイアースを採用したルチャブルです。

アーマーガアに対する打点を失ったので受けル崩しに使えなくはなりましたが、サザンガルドに一貫するようになったり、D上昇のおかげでロトムとも打ち合えるようになるのが強かったです。

微妙にダメージが足りないところがあったので、意地っ張りのほうが良かったかもしれません。

 

f:id:yukiyan_poke:20200302125318p:plain

ラプラス@弱点保険

控えめ 貯水
H60 B236 C108 D100 S4
213-*-130-130-128-81
フリーズドライ/うたかたのアリア/絶対零度/雷

【調整意図】
・被ダメ

陽気珠ギャラドスのダイソウゲンが87.8%~103.8% 低乱数1発(25%)

控えめ眼鏡FCロトムの放電が85.4%~101.4% 最高乱数切り耐え

 

フリーズドライ

H4ギャラドスに100.6%~121.6% 確定1発

H252D4水ロトムに53.5%~62.4% 確定2発

H252ウオノラゴンに105.6%~127.9% 確定1発

H252D140カバルドンに44.7%~53.0% 低乱数2発

 

うたかたのアリア

H252D140カバルドンに55.8%~67.0% 確定2発

 

・ダイアイス
H4トゲキッスに89.4%~105.6% 霰ダメージ込みで68.8%の乱数1発

 

・ダイサンダー

H4ギャラドスに133.3%~159.1% 確定1発

H252アーマーガアに64.4%~76.1% 確定2発

H252ドヒドイデに54.8%~65.0% 確定2発

 

有利対面一撃必殺枠①

ギャラドスのダイソウゲン、火ロトムや水ロトムの放電を誘って倒す弱点保険型です。

アタッカーは弱点保険で切り返して倒し、受けポケモン絶対零度の試行回数を稼ぐことができるので極端な不利対面が少なく非常に強力なポケモンでした。

カバルドンに対してもフリドラ→うたかたのアリアでオボンを発動させずに倒すことができます。(カバの調整次第ではありますが…)

氷のつぶてが欲しい場面もありましたが、ラプラスが少し削れた後にギャラドスと対面することが多かったのでダイサンダーを切ることができませんでした。

今回の構築では受けルやダイマックスエース+受けの並びに対して一撃必殺で崩す方針を取っており、多くのドヒドイデカビゴンナットレイを氷漬けにしてくれました。

余談ですが、私はXYORASの時代も受けポケモンドサイドンのつのドリルで破壊していたので、積み技で対策するよりもこっちのほうが性に合ってるのかなと思いました。 

 

f:id:yukiyan_poke:20200302125400p:plain

ドリュウズとつげきチョッキ
意地っ張り すなかき
H92 A36 B4 D252 S124
197-176-81-*-117-124
アイアンヘッド/地震/ロックブラスト/つのドリル

 

有利対面一撃必殺枠②。 

トゲキッスニンフィアへの対策として有名な調整のチョッキドリュウズを丸パクリしました。

トゲキッスと対面した際にダイマックスを切るか交換読みつのドリルを打つかの判断が難しいポケモンでしたが、受け先としての安定感は非常に高かったです。

ブラッキーの願い事と合わせてサイクルを回す動きが対フェアリーに対して有効でした。 

 

【選出と立ち回り】
選出はトゲキッスがいたらドリュウズ優先、ギャラドスがいたらラプラス優先、ルチャブルが通せそうだったらルチャブルといった感じでその都度刺さっているポケモンと重いポケモンの対策枠を優先して選出しており、前期の構築のように基本選出があってステロ欠伸ループを通すといった使い方はあまりしませんでした。

流行していたミミノラゴンへの選出と受けループ系統への選出ははっきりしていたので、それだけ紹介します。

 

・対ミミノラゴン

初手ラプラスドリュウズブラッキー

・対受けル
 

初手ラプラスドリュウズ+ブラッキーorコータス

 

立ち回りに関しては、序盤から積極的に交換読み一撃技を撃っていき、受けを崩してからダイマックスを切って詰めていくような感じです。

交換読みが外れてもダイマックスを切られてなければ最悪30%で倒せますし、交換読みが決まれば一気に勝ちに近づくので気楽な気持ちで撃ってました。(相手からしたらたまったもんじゃないでしょうが…)

ダイマックス+ウオノラゴンへの対策のためか、カビゴンナットレイなどの受けポケモンが増えている印象でしたので、火力不足で負荷をかけづらい本構築では雑に一撃技を切る立ち回りが正解でした。

 

【最後に】
今期目標であった最高最終500位以内を達成することができました!

2桁順位にあと一歩届かなかったことは悔やまれますが、結果にはとても満足しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
質問など何かありましたらTwitter(ゆきやん (@yukiyan_pokemon) | Twitter)までリプ、DMでご連絡ください!


 

【S2使用構築】襷リーフィア+コータスブラッキー【最終日最高803位】

前回のブログ更新が何年前か考えるのはもう辞めました。本当にお久しぶりです、ゆきやんです。
今回は剣盾S2で使用した構築を紹介します。

f:id:yukiyan_poke:20200201171656p:plain

今期は前期7位を達成した965さんのコータスブラッキーの基本選出+晴れをリーフィアで活用した選出から構築をスタート。
最初はいつもどおりの物理受けリーフィアで欠伸展開しようと考えていましたが、相手のダイジェットエースに対して晴れ下で先制欠伸+裏死に出しダイウォールで切り返せる点に注目し、無理矢理繰り出しができる襷型に変更しました。
ステロ欠伸から繰り出すエース枠には、中盤まではラム持ちへの対策として緊張感アーマーガアと緊張感バンギラスをエースに添える方針で組んでいました。
しかし、最速起きされない前提になる展開が多かったり、裏のミミッキュに簡単に返されたりと全抜きするにはあと一歩足りなかったので、再検討したところ、最終的に上記のような原案通りのエースにルチャブルトゲキッス対策のミミッキュロトムギャラに強いパッチラゴンの並びとなりました。

以下、単体の紹介です。

f:id:yukiyan_poke:20200201234455p:plain
リーフィア@きあいのタスキ
意地っ張り 葉緑素
H4 A252 S252
141-178-150-*-85-147
リーフブレード/じたばた/欠伸/こらえる

【ダメージ計算】
リーフブレード
H252振りウォッシュロトムに91.7%〜108.2% 乱数1発(50%)
無振りドリュウズに61.6%〜72.9% 確定2発
175-101ホルードに102.8%〜121.1% 確定1発
H252振りヒートロトムに22.9~26.7% リーフブレード+じたばたで低乱数1発

・ダイソウゲン
H4ミミッキュに99.2~117.5% 皮ダメ込みで確定1発
DM後の175-101ホルードに73.7~87.4% ダイアタック+ダイソウゲンで乱数1発

・じたばた(威力200で計算)
H4振りガラルヒヒダルマに98.3~116% 乱数1発(87.5%)
B4振りエースバーンに90.3~106.4% 乱数1発(43.8%)
B4振りリザードンに88.8~104.5% 乱数1発(31.3%)
H252振りヒートロトムに67.5~79.6% 

・ダイアタック
DM後の175-101ホルードに24.5~29.1%
H4振りトゲキッスに47.2~55.9% 乱数2発 

襷を盾にじたばたで意識外から高火力を押し付けたり、欠伸を入れたりする。
序盤~中盤でヒヒダルマがとても面倒に思ってたので、襷じたばたで倒そうと考えたらこんな型になりました。
コータス初手を予想して出てくるドリュウズ、ミトムに有利なこと、他にも初手に来やすいエースバーン、ヒートロトムに襷じたばたで致命傷を与えられることから、初手で出すことが多いです。
初手リーフィア、裏にコータス@1という形で襷を盾に仕事をした後、コータスをクッションに再展開してラス1で〆る展開が強かったです。
晴れ展開をする場合、素で81族まで抜いているのでトゲキッスギャラドスに2回ダイジェットされていても上から欠伸が入れられるのが強み。上から欠伸+死に出しエースのダイウォールで切り返すことができるので、ダイマックス技で積んで全抜きを狙っていけるエースと組み合わせるのが強いと考えています。

f:id:yukiyan_poke:20200201234750p:plain
ブラッキー@食べ残し
図太い 精神力
H252 B252 S4
201-*-178-*-150-86
イカサマ/願い事/欠伸/守る

あらゆるところで語りつくされているテンプレブラッキー
特別語るようなことはほとんどありませんが、今期はパルシェンギルガルドの相手に活躍していることが多かったです。
反面、珠ギャラが多く、ギャラへの受けが安定しなかったのが辛かったです。

f:id:yukiyan_poke:20200201234832p:plain
コータス@オボンのみ
生意気 日照り
H244 B12 D252
176-*-162-105-134-36
火炎放射/ボディプレス/欠伸/ステルスロック

原案と同じコータスです。生意気の理由は脱出ボタン型を育成した時の余り個体がそこにいたからです。
カバの欠伸ループを切る目的で脱出ボタン型でも使ってみましたが、ミミッキュのダイホロウやドラパルトのシャドボなどで予定外に発動してしまうケースがあり結局オボン型に戻しました。
アーマーガア他への打点の炎技とサザンやラプラスへの打点になるボディプレス、欠伸ステロで技はこれしかないという印象でした。
S2ではニンフィア入りなどにブラッキーと合わせて願い事サイクルをしているとすぐにTODになってしまうので、ニンフィアの欠伸で眠らされてでもダメージを取るような動きを意識していました。

f:id:yukiyan_poke:20200201234901p:plain
ルチャブル@いのちのたま
陽気 型破り
H4 A252 S252
154-144-95-*-83-187
インファイト/ブレイブバード/雷パンチ/剣の舞

こちらも原案通りのルチャブルです。
今期はギルガルドが増えていたので、ルチャブルで3タテを狙うのは難しくなっていたと思います。
ただ、欠伸と組み合わせて受けルを崩せる可能性があること、ミミッキュで止まらないこと、ダイマックス技で積みながら全抜きが狙えるという点でコータスリーフィアの展開とも相性が良く、エース枠として求められる性能を有しているポケモンでした。
このルチャブルが通せないときの裏エースを据えられなかったのが今回結果を出せなかった原因の一つだと考えています。

f:id:yukiyan_poke:20200201234928p:plain
ミミッキュ@タラプのみ
意地っ張り 化けの皮
H228 A188 D92
159-147-100-*-137-116
じゃれつく/ゴーストダイブ/影うち/剣の舞

【ダメージ計算】
・被ダメ
D+1で臆病C252トゲキッスのダイジェットが38.3~45.9% 皮ダメ込みで高乱数2耐え
D+1で臆病C252リザードンのサンパワー晴れダイバーン(元火炎放射)81.7~96.8% 皮ダメ込みで中乱数1発

ゴーストダイブ
191-115トゲキッス剣舞後で68~80.6% +同条件影うちで高乱数1発

・ダイホロウ
DM191-115トゲキッス剣舞後で48.9~58.1%

・影うち
191-115トゲキッス剣舞後で30.3~36.1%
B-1状態の191-115トゲキッス剣舞後で45.5~53.9% ダイホロウ+影うちで乱数で落ちる

今回の○○に親を×されたシリーズ。
ダメージ計算を見てわかる通り、今回の対象はトゲキッスです。
交換際に悪だくみを積まれようがダイジェットを積まれようが切り返せるようになっています。(強運型は除く)
切り返し方はまず、トゲキッスに後投げします。
繰り出し時にダイジェットを打たれていた場合は、
剣舞

ゴーストダイブ

③影うち
と選択することでダイマックス後にゴーストダイブが入るので倒すことができます。
もし、繰り出し時に悪だくみを積まれていた場合は、
剣舞

②ダイウォール

③ダイホロウ

④ダイウォール

⑤影うち
と打つことでトゲキッスダイマックスターンを枯らしながら倒すことができます。
普通のミミッキュより多少汎用性が落ちますが、それでも高い対面性能を発揮してくれるのでピンポイント気味な調整でもしっかり仕事してくれました。

f:id:yukiyan_poke:20200201235001p:plain
パッチラゴン@こだわりスカーフ
陽気 張り切り
H4 A252 S252
166-152-110-*-90-139
でんげきくちばし/逆鱗/炎の牙/つばめがえし

今期は悪だくみロトムと珠ギャラが多く、いいようにやられていたので最終日2日前に原案から入れた枠。
本来はルチャブルが通せないパッチラゴンやカバルドンに強い枠としたいところですが、最終日まで回答が出なかったです。
直前に採用した+採用理由が一番ふわっとしてるので他に良いポケモンがいたら変えたい枠です。

【選出】
選出は臨機応変でそのときどきなことが多いですが、簡単に乗せときます。

・基本選出
コータスブラッキールチャブル
リーフィアコータスルチャブル

トゲキッス入り
ミミッキュ+@2
(対面寄りに動かしていくので@2は相手に寄ります。例 アーマーガアがいるからコータス出す等)

・対受けル
パッチラゴン+ルチャブルコータスorブラッキー

【総評】
コータスルチャブルのコンセプトであるステロ欠伸展開or対面選出にぴったりハマる型のリーフィアを添えることができたので、今までの構築より圧倒的に選出率が高く使っててとても楽しかったです。
S2では他にコータスブラッキールチャブルで結果を残している方がたくさんいたようなので、結果が伴わなかったのが悔しいですが、他の方の構築記事を見て改善点をブラッシュアップしていこうと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
質問など何かありましたらTwitter(ゆきやん (@yukiyan_pokemon) | Twitter)までリプ、DMでご連絡ください!

【SM S6使用構築】穏やかラグ展開リフィブラゲンファイヤー【最高2022最終1934】

SM でのシングルの記事はこれが初めてになるんですね。

お久しぶりです、ゆきやんです。
今回はSM最終シーズンであるS6で使用したパーティの紹介になります。
今回は地雷少なめ(*当社比)となってますので少々物足りない内容となっているかもしれませんがご容赦ください。

【パーティ紹介】

f:id:yukiyan_poke:20171110223614p:plain

使用した並びはこちらになります。
構築経緯としては、まずリーフィアを選出した際に最もサイクルを有利に進める手段となる交代際の草笛に注目。
確定眠りが1ターンある状況となるので、ここに祟り目メガゲンガーを投げることでサイクルカットの起点及び強力な勝ち筋となると考え、草笛リーフィア+祟り目メガゲンガーから構築をスタート。
次に祟り目メガゲンガーを入れるなら、とブラッキー入りで多くの結果を残しているステロ+欠伸ブラッキー+メガゲンガーorメガボーマンダの並びを意識してブラッキーはテンプレの欠伸ねがまも構成で採用、ステロ要員としては催眠展開を阻止してくるコケコ、レヒレを突然死させるために自慢のミラーコート持ちHDラグラージを採用しました。
ここまでの4体を軸にS5では色々試して潜っていましたがイマイチ勝ちきれなかったので一度解散となりました。しかし、S6で別のパーティを色々試しているうちに飛行Zファイヤーの技範囲と3タテ可能な火力、ニトロチャージからの抜き性能に注目。メガボーマンダの代わりとして非メガで抜き性能のあるZ枠を探していたので相性保管、攻撃範囲もピッタリはまると思い、再結集する形となりました。
最後にマンダをファイヤーにした弊害としてバシャ、ウツロイドに薄い点や水、悪の一貫性が気になったのでマリルリを採用して完成となりました。

電気が重たいのでマリルリの枠を別のポケモンに変えたかったのですが、最後の最後まで考えがまとまらなかったです。

【個体紹介】
f:id:yukiyan_poke:20170720201752g:plain
リーフィア @ゴツゴツメット
わんぱく 葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-85-116(4)
リーフブレード/甘える/草笛/光合成

ORAS最終シーズンから使用している草笛採用のHBリーフィアです。
役割対象は主にミミッキュキノガッサメガクチート、メガギャラドスメガミミロップメガラグラージとなっています。ステロ展開を防いで催眠も向こうにするカプレヒレに強い点がgoodでした。
草笛については特にキノガッサに後投げ後積極的に打ちます。キノガッサ入りというとカバリザ、ポリクチ、対面構築に入っている印象でしたので交代際のカプテテフやリザードンに刺さり、ゲンガーで突破した後に残ったキノガッサミミッキュリーフィアで詰めるという展開が多かったです。
以前の記事でも書きましたが、リーフィアは役割対象を流すことは得意ですが、役割対象や後続に負担をかけることが苦手です。
役割対象でも平気で突っ張ってくることから、交代読み交代もリスクが伴うこのポケモンでサイクルを有利に進める手段として、一撃技感覚で撃てる草笛はとても強かったです。

f:id:yukiyan_poke:20170720201756g:plain
ブラッキー @食べ残し
わんぱく シンクロ
202(252)-*-172(212)-*-153(20)-88(20)
イカサマ/欠伸/願い事/守る

もはやテンプレとなったHB特化の欠伸ねがまもブラッキーです。
SMになって強力なフェアリーが増えたために著しく選出率が落ち、一時期リーフィアのほうが出してたとまで言われてしまったブラッキーですが、このptではマンダの対策と欠伸展開要員として活躍してくれました。
もともとステロを起点とした積み展開を使うのを苦手としていましたがブラッキー入りで結果を残したた人のほとんどがステロ+ブラッキー+エースの構築だったためS3からずっと使い続けていました。
ようやく使いなれてきたかな、という印象です。

f:id:yukiyan_poke:20171110225549p:plain
ゲンガー @メガストーン
臆病 呪われボディ→影踏み
167(252)-*-80-151(4)-95-178(252) (メガシンカ前)
167(252)-*-100-191(4)-115-200(252) (メガ進化後)
祟り目/ヘドロ爆弾/滅びの歌/身代わり

リーフィアの草笛、ブラッキーの欠伸展開から出していくエース。S5やS6序盤は催眠持ちのCS、S6中盤はヘドロ爆弾→守るの純滅びゲンガーを使用し、最終日前日からこの型を使用していました。
このゲンガー技構成については出したときの想定として

1、確定眠りに対して後投げ
2、欠伸で眠るタイミングで死に出し

以上の2パターンを想定した上で強い技構成を意識しました。

1のパターンでは最長眠り願望以外で身代わりを張る意味が無いので、基本的には身代わりが残らない状態で1体処理する形となります。この場合は死に出しでゲンガー対策ポケモンが出てくるので裏のリーフィアブラッキーに交代となります。嫌なパターンとしてはここでバシャやリザX、マンダが積んでくること、身代わりテッカグヤの起点にされることですが、積みエースはステロさえ入っていればヘドロ爆弾で処理か最悪リーフィアのゴツメ圏内、テッカグヤであれば滅び安定となると考えていました。

2のパターンでは身代わりを残して突破できる可能性が高いので相手の出方はとにかく身代わりの除去、スカーフ持ちや催眠対策枠、高耐久のポケモンが出てくると想定していたので催眠術よりも確実にアドが取れる滅びの歌が強いと考えていました。
結果的に滅びが刺さる相手は多く、逆に催眠術が欲しい場面も多く無かったのでこの選択は正しかったと思います。

反省としてはとりあえずHSの滅び個体の技を変えるだけで運用してしまったことです。 ステロ+ヘドロ爆弾で霊獣ボルトロスが落ちなかったのでC調整推奨だと思います。
あとは、対オニゴーリの際に毎回零度を避けてくれたのが心強かったです。

f:id:yukiyan_poke:20171110225627p:plain
マリルリ @しんぴのしずく
意地っ張り 力持ち
205(236)-112(252)-100-*-101(4)-72(4)
アクアテール/じゃれつく/はらだいこ/アクアジェット

アクアテールで無振りカプテテフが最低乱数切り1発
ステロ+アクアジェットで無振りメガバシャーモが最低乱数切り1発

バシャテテフを意識した強化アイテム持ちの個体です。強化アイテムなしのテテフの攻撃位なら耐えるので対面からの処理を意識しました。
あ、今調べたところ球ダメまで耐えそうなので滝登りで球持たせたほうがよさそうですね!(雑)
アクアテールとアクアジェットが思った以上に火力が出るので初手からかき回したり最後にストッパーになったりしてくれました。
はらだいこについては欠伸展開から積めればいいなと思って採用しましたが流石に厳しかったので別の技のほうがいいと思います。滅びの歌とか面白そうですね。
最後までもう少し何かないかと悩んだ枠でしたが、最終日には無難に仕事をこなしてたのでこれはこれでよかったかな、という感想でした。(感想まで雑)

f:id:yukiyan_poke:20171110225704p:plain
ファイヤー @飛行Z
控えめ プレッシャー
173(60)-108-110-194(252)-105-135(196)
燃え尽きる/暴風/目覚めるパワー(地面)/ニトロチャージ

こちらの記事を参考にコケコがとても重かったためニトロチャージから抜いていけるS調整で使用しました。
sm5最高2086 - レート14位のポケモン理論

求めていた耐性と技範囲、火力、抜き性能を持った真のエース。本パーティのMVPです。
火力については元の記事を見ていただければわかりますが本当にすごいです。困ったら飛行Zで吹き飛ばすことを意識して選出してました。
また燃え尽きるによるタイプ変換で無理矢理水タイプにも突っ張ることが出来るので対面のレヒレやスイクンに致命傷を与えたりもできて色々誤魔化しがきくのもえらい。
ラグラージを見たお相手が先発にリザを置いてくるパターンがとても多かったので基本的には初手に投げてニトロチャージ+飛行Zで処理→裏に燃え尽きるとかで圧力をかけていました。
リザYと比べると炎打点が弱い代わりに通りがいい飛行技の火力がとんでもないのでニトロチャージからのアタッカー運用ではこちらのほうに分があるのではと思うくらいでした。

初めはめざ地個体を持っていなかったため、火炎放射で運用してましたが、マリルリの枠を色々試している際にヒードランが重すぎることが発覚。急遽Yを周回して厳選してきた個体です。これがレート終了1週間前の出来事でした…
数多のヒードランを処理するだけでなく、ウツロイドに交代読みで刺したり、燃え尽きた後の命中安定打点になったりと使うタイミングは多かったので苦労に見合う強さを発揮してくれました。

f:id:yukiyan_poke:20171110225754p:plain
ラグラージ @オボン
穏やか 激流
204(228)-*-114(28)-105-156(252)-80
熱湯/ミラーコート/ステルスロック/吠える


<物理耐久>
意地っ張りマンムー地震で49%〜57.8%(下二つ切ってオボン発動、オボン込み2耐え)
意地っ張りマンムーのZ地震で87.2%〜102.9% 乱数1発 (18.8%)


<特殊耐久>
臆病テテフのPFサイキネZ最高乱数切り耐え
控えめテテフのPFサイキネ48.5%〜57.3%
(下3つ切ってオボン発動、オボン込みで2耐え)
臆病コケコの眼鏡草結び最高乱数切り耐え
無振りレヒレのC3上昇Z波乗りで88.7%〜104.9%乱数1発 (31.3%)
控えめレヒレのC1上昇ハイポンZで78.4%〜93.1%
控えめウルガモスギガドレイン74.5%〜88.2%
控えめウルガモスの1上昇Z破壊光線72.5%〜85.7%
臆病霊獣ボルトロスのC2上昇きあい玉Zで88.7%〜104.4%乱数1発 (31.3%)
臆病メガゲンガーの催眠祟り目で51.4%〜60.7%(オボン込み2耐え)



今回の地雷枠です。こいつも実はS3から使っているのでSMといえばこいつみたいなところがあります(?)
発想はFFのリーフィア使いのマンムーに強く、テテフ、レヒレに勝てるステロ巻きというかなり無茶振りな募集ツイートから(ほとんどの人は襷ダストシュートゴウカザルを挙げていた)
テテフのサイキネはもちろん、当時のレヒレは自然の怒り持ちの食べ残し持ちが多かったので自然の怒りを受けてミラーコートで跳ね返せば勝てるという発想が浮かんだので計算してみると、思いつきにしてはかなり面白く仕上がったのでそのまま自分が愛用していました。

ラグによる起点作成を潰しにきたテテフや草結びコケコ、カプレヒレがミラーコートで沈んでいくのでその後のブラッキーの欠伸展開が相当通りやすくなります。ミラーコートを完全に読まれたのは恐らく一度だけでしたのでかなり読まれづらく、最低でもステロ巻きの仕事は出来る腐りづらさもあって非常に使いやすかったです。
また、上に挙げたように特殊の積みアタッカーに対するストッパー性能が高いためゲンガーやブラッキーを起点にしてくるウルガモスや霊獣ボルトロス対策としても強かったです。

ファイヤーの項で前述したとおり選出誘導がしやすいのも大きな強みで、初手に草技もちを呼ぶためファイヤーやゲンガーを初手で投げるとアドが取りやすく、もし読み違えて出てきた電気枠に対してもこのラグラージの後投げが安定するのでかなり安定した立ち回りが出来ました。

正直ステロ巻きというよりミラーコートでカプを吹き飛ばす役として大活躍していましたが、今までの地雷ポケモンに引けを取らないおすすめの一体に仕上がっております。


【パーティ全体を通して】
選出パターンはいつもどおり臨機応変にといったところですが、ファイヤー+ラグラージ@1が多かったかなと思います。
結果的にゲンガー軸の選出を活かしきれてない印象だったのでゲンガー+リーフィアorブラッキー@1の選出パターンをもっと煮詰めていければいいなと思いました。

重いポケモンとしてはバンギラスサザンドラウツロイドバシャーモ辺りがナットレイジャローダと徒党を組んでこられると相当厳しかったですね。あとは飛行Zでリザードンを倒した後に裏から出てくるミミッキュや、テテフをミラーコートで倒した後に出てくる霊獣ボルトロスなど、ファイヤーやラグラージに役割が集中すると辛かったです。
しかし、滅びゲンガーの誤魔化しもあって明確に無理な並びは少なかったと思うのでパーティの完成度としてはかなりいいとこまでいけたのではないかなと思っています。

【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございました!
SMでは2100を達成することはできませんでしたがUSUMではまた2100目指していきます!

そうそう、USUMではシングル61の時に活躍してくれたジャラランガ君が強化されるそうでとても楽しみですね

ーーえ、ミミッキュZ!?
たしかA2上昇のじゃれつくZをリーフィアが乱数で耐えるくらいのはずだから……

…USUMではねがまもリーフィアと一緒にがんばります!

f:id:yukiyan_poke:20171110230452j:plain

【S4スペレ1on1使用構築】リフィブラジャラランガ【最高最終1906】

S4お疲れ様でした。ゆきやんです。
今シーズンはプリティプリマとこのシングル61に力を入れてました。
注意として、この成績はプリティプリマ以前に達成したものです。そのため、プリティプリマ以降は環境が全くわからなくなってしまっていたのでサブロムで同じ構築を使って両ロム1900乗れば先を目指すという方針をとっていました。最終日のサブロムの成績は最高1840程度、最終が1762なので最終日の環境でも戦えてないわけではなかったかなと思いますが、流石に最終日とはいえ3時間で300上げるのは無理がありましたw

というわけで前置きはこの辺にして構築紹介です。

f:id:yukiyan_poke:20170720194812p:plain
f:id:yukiyan_poke:20170720211447j:plain


今回のシングル61において真っ先に意識したのはオノノクスへの対応とリーフィアの活躍の機会をいかにして作るか。この2点です。
リフィブラで潜る以上、スカーフオノノクスに対して上から縛って処理する作戦は選出が片寄ると判断して早々に諦め、ハサミギロチンを誘って1回避ければ勝てるリーフィアブラッキーを用意。ジバコイル以外はオノノクスが来ても勝ち筋を取れるようにしました。
次にリーフィアの活躍の機会の作り方についてですが、これは完全にマリルリを誘ってました。そのため初めはジバコイルが入っておらず、草食滅びマリルリを誘って倒すをコンセプトにptを組んでました。しかし、途中から思ったよりマリルリが少なく、マリルリを誘おうとした結果他のフェアリーがキツすぎたのでジバコイルを採用してオノノクスを誘い70%の勝利を狙う方向にシフトして現在の形となりました。
その過程でマリルリを誘いつつ草食滅びマリルリに勝てる可能性のある防音ジャラランガに注目。これが面白いほど活躍したのでリフィブラジャラランガからptを組み直し、フェアリー対策に鋼2枠からアシレーヌに勝ちやすいジバコイルカミツルギミミッキュに強く単体性能に絶大な信頼を置いているドサイドンを入れてptが完成しました。
相手の選出を一点読みしなければならないため決して使いやすいとは言えませんでしたが、困ったらジャラランガを投げると案外なんとかなってた印象でした。

以下単体解説です。


f:id:yukiyan_poke:20170720201752g:plain
リーフィア @ゴツメ
腕白 葉緑素
172(252)-130-200(252)-*-86(4)-115
リーフブレード/呪い/身代わり/光合成

マリルリに負けないリーフィア。呪い3積みで最遅マリルリ抜かれになるので身代わりから入って滅びなら呪い連打、物理アタッカーならリーフブレードで勝てます。めざ炎マリルリは知りません(1敗)
オノノクスドリュウズカミツルギといった拘って最悪一撃技勢は初手をかわせば身代わり連打でpp勝ちが十分狙えます。
また、pt唯一格闘と打ち合えるのでダゲキローブシンを見たら積極的に選出していました。
信頼を置いている物理受け特化型ですが、アシレーヌが重かったのでチイラを持たせても面白かったと思います。
選出率第3位

f:id:yukiyan_poke:20170720201756g:plain
ブラッキー @黒い眼鏡
生意気 シンクロ
202(252)-85-160(252)-*-168(4)-76
イカサマ/不意討ち/挑発/月の光

急に出てくるナットレイドヒドイデのような超鈍足耐久ポケに強く毒キンシガルドにも負けなくなる挑発持ちかつイカサマ不意討ちで耐久無降りのオノノクスドリュウズが確定飛びます。
D補正のHB振りはゲッコウガ意識でS下降補正の理由はプリティプリマの使用個体と同じくその個体が手元にいたからという妥協です。挑発持ちなら普通に慎重が良いと思います。
コケコテテフが居るのでなかなか出せない場面が多かったですが、型はこれがベストだったと思います。
選出率第6位


f:id:yukiyan_poke:20170720201119g:plain
ジャラランガ @ハバン
穏やか 防弾
175(196)-*-146(4)-122(12)-157(140)-125(156)
スケイルノイズ/火炎放射/気合い玉/身代わり

今期使用したジャラランガ四天王の一体。最速ギルガルド抜きと控えめスカーフポリZの適応力破壊光線耐えの個体でこちらのカエールさんのQRパをこいつ1匹で完封出来ると見て育成しました。3ds.pokemon-gl.comここまで耐久に振るとゲッコウガの冷凍ビームを耐えるので返しの気合い玉で倒せます。当たれば強いです。
他の育成したジャラランガも3体のうち2体はハバン持ちの最速80属抜きの身代わり持ちとなっていて多くのオノノクスポリゴンZを倒してくれました。また、どの個体でも火炎放射を採用しており、カミツルギに対してのeasy-winを狙ってました。マッシブーンフェローチェにも勝てたのはこの技のおかげです。
3種類の特性と両刀種族値による初見殺し性能と選出縛りが優秀なだけでなく、耐久の高さと技範囲の広さを生かした対面性能の高さが優秀なため、困ったときはジャラランガを投げてました。火力は不足気味ですが、想像してたよりだいぶ強かったです。
特性は防弾。ナットレイ、毒キンシギルガルド、イワパレスを完封することが出来るのでメタとして機能しやすく、滅びの歌やニンフのハイボ、ポリZの騒ぐ対策の防音より活躍の機会は多かったです。
選出率は堂々の1位。ジャラランガ is GOD

f:id:yukiyan_poke:20170720201842g:plain
ジバコイル @眼鏡
控えめ 頑丈
175(236)-*-110-198(236)-137-83(20)
10万ボルト/ラスターカノン/めざパ氷/ミラーコート

普通の頑丈眼鏡ジバコイル。カプ系と水タイプの選出を抑制し、オノノクスを呼ぶ枠。パーティーメンバーがかなり個性的な関係でメジャーなカミツルギジバコイルを意識した選出が多く、結果的にジャラランガを通しやすくなりました。
化身ランドロスへの明確な回答がこいつのめざ氷しか無いため、流行りに流行っていたカエールさんの1つめのQRパにはジバコイルを出すかオノノクス警戒でジャラランガを出すかという厳しい択になっていました。
選出率第5位。基本的には見せポケ枠です。

f:id:yukiyan_poke:20170720201007g:plain
カミツルギ @スカーフ
意地っ張り ビーストブースト
135(4)-228(212)-152(4)-*-69(140)-162(148)
リーフブレード/スマートホーン/聖なる剣/ハサミギロチン

草食マリルリを誘える鋼枠でジバコイル同様フェアリーと水枠への牽制がメイン。スカーフを持たせることでゲッコウガやカプコケコにも先制できるようにしました。Dが眼鏡コケコの10万耐えになっていないのが反省点、乱数50%で甘えていたら一度も耐えなくて逆に狩られていました。
聖なる剣はポリZに撃ちたくて採用しましたが、耐え調整が主流だったので別の技でも良かったと思います。
このpt唯一の一撃技ワンチャン枠。カプコケコ、アシレーヌスイクンを見たときに選出するケースが多かったです。
選出率第4位。やはりメインは見せポケ枠でした。

f:id:yukiyan_poke:20170720201905g:plain
ドサイドン @鉢巻き
意地っ張り ハードロック
191(4)-211(252)-151-*-106(252)-61(4)
地震/ロックブラスト/岩石砲 /しっぺがえし

ORASのシングル61で初日元気マンしてたときに使って強かったドサイドンをAD鉢巻きで採用。ミミッキュテッカグヤに強いポケモンを探してたところ、岩Z岩石砲でH振りカグヤが飛ぶなら鉢巻き岩石砲でももちろん飛ぶよねという発想から改めて注目しました。等倍のポケモンは大体岩石砲で吹き飛ばせてとても強かったです。
技はミミッキュや毒みがボルト、オニゴーリに勝てるロックブラストとテッカグヤオノノクスを1撃で吹き飛ばす岩石砲、安定打点の地震までが確定で、残り1枠には風船ガルド用のしっぺがえしを採用しました。キンシ連打されてもA2段階下降で剣ガルドが確定1発なので2連キンシや身代わりラスカノ以外は倒しにいけます。
チョッキドサイドンでメタバ持ちももちろん強いのですが、オノノクスになすすべなく負ける点が気になったので岩石砲で一撃で倒せる鉢巻きが強いと感じました。
選出率第2位


【まとめ】
基本はフェアリーは出てこないと仮定してジャラランガドサイドンで勝つ、ダゲキローブシンがいたらリーフィアを出すといったピーキーな選出をしていました。ジバコイルがいることやパッと見よくわからないポケモンが多いためかオノノクスを誘うという作戦は成功し、初手ハサミギロチンを避けて勝ちを稼いでました。常に3割の負け筋が付きまとう反面、多くの試合に7割で勝てることはptの大きな強みだったと思います。
正直なところを言うとブラッキーはこの構築には合ってなかった思います。リーフィアを活かすことを意識しすぎた結果であり大きな反省点です。リーフィアブラッキーの両方を生かして勝てる構築を作ることが今後の課題ですね。
S5のスぺレは逆さ、大会はリーフィアのみ参加可能となっていてこれはこれで面白そうなのですが、某イカのゲームに初挑戦するのであまり時間は取れないかなと思います。

USUMまでにもう一度シングルレート2100を目指してみたいところですが、構築がなかなか浮かばないですね…まあ、目標は高く!次の記事ではレート2100達成しました!と報告できるよう頑張ります!

例のごとく質問等あればTwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします!
ではでは!

【プリティプリマ使用構築】水浸しリフィブラコータス【最高1770 最終174x】

公開している記事はORASのS17のもの以来でかなりお久しぶりとなりました。ゆきやんです。

久々のブログ更新ですが、その間もずっとポケモンはやっており、サンムーン入ってからもシングルでは何度かレート2000を達成できてはいます。しかし、記事にするほどの完成度の構築ではなかったのでここまで間隔があいてしまいました。楽しみにしている方がいらっしゃったら申し訳ありませんでした。

 

さて、今回は公式大会のプリティプリマにリフィブラが出られるということで、初めてダブルバトルに挑戦しました。結果は最高1770と目標の1800には届きませんでしたが、初めてのダブルバトルの記録ということで構築記事として残すこととしました。

 

使用構築はこちらになります。

f:id:yukiyan_poke:20170626001250p:plain

 

プリティプリマだけあってカワイイポケモンしかいないですね!

リーフィアブラッキーは言うまでもなく、サンダースもブイズだけあってかっこよさの中に可愛さがある、コータスも味のあるいい顔してますし、シャンデラも最終進化とは思えない素晴らしいデザイン。そしてバスラオは食べるとおいしい。

 

はい、というわけで見てのとおりリーフィアをアタッカーとした晴れパです。

パーティを組んだ経緯としては、ルールが発表された時点でカミツルギが出られると話題になっていたので、以前から使いたいと思っていた透明金魚さんのビショブレードパがそのまま使えると思い、プリティプリマ環境最速の水浸し使いであるバスラオを入れるところからスタート。

【SM_ダブル_WCS】ラブルツルギ-ビショブレードパ/ラブカス水浸し構築 | トウメイキンギョNEWSポータル | note (*無断転載すみません、問題があれば削除します。)

 

そのため最初はサンダースの枠がカミツルギでしたが、ルチャブルが辛すぎるのと水浸しアタッカーを片方特殊アタッカーにしたいと思ったので最終的にはサンダースに変更となりました。あとは晴れ要因にコータス、追い風への切り返しとメンタルハーブミミッキュのトリル展開を妨害できるトリル持ち封印シャンデラを入れて構築が完成です。

仲間大会等で試運転していると、猫だまし先送り追い風トリル等の水浸し展開への妨害が多すぎてまともに機能せず、pt解散も考えました。しかし、水浸し抜きでも予想以上にバスラオが活躍することが判明したため、そのままの構築でとにかくダブルバトルの経験を増やす方向で構築を煮詰めました。

そんなバスラオ君の解説は後程!

 

それでは、以下単体解説です。

 

【単体解説】

リーフィア @地面Z

 意地っ張り 葉緑素

 159-178-156-*-86-123

 リーフブレード/はたき落とす/穴を掘る/守る

 H:16n-1 A:全振り S:晴れ時最速スカーフバスラオ-1 残りB

 

本ブログでは初めての完全アタッカーリーフィア

水浸しコンボの関係上リーフィアバスラオを抜いてはいけないのでこのS調整です。惜しくも最速マラカッチと同速なのでお先にどうぞ晴れにはあまり出していけませんでした。

普段物理受けしか使ってないのでリーフブレードが思ってたより火力が出てびっくりしました。しかし、地面Zでコータスが飛ばないところを見るとやはり少し物足りないと感じますね。その地面Zは環境に多かったシャンデラドリュウズ、Aガラガラ、Aベトベトンによく刺さってました。

耐久はあくまでS調整の余りを振り分けただけので明確なので明確な調整ラインはありませんが、普段物理受けしか使っていない自分にはこの形が使いやすかったです。

水浸しリーフブレードについては試運転段階では結構決まっていましたが、本大会ではあっちこっちから追い風や雨ごいが飛んできたので晴れ前提のS調整だと抜ける範囲が狭くてなかなか難しかったです。

 

ブラッキー @黒い眼鏡

    勇敢  シンクロ

    202-128-131-*-150-76

    イカサマ/ふいうち/挑発/つきのひかり

    HAぶっぱ

 

本大会はマークの制限がなかったため5世代の遺産である勇敢HAブラッキーを技を変更して使用しました。

ふいうちは4世代限定技なので特性は通常特性固定なのですが、何度か無警戒でブラッキーねこだましを打たれたので精神力がだったらなーと思ってました。

勇敢でSがVである理由は昔のことなので忘れてしまいましたが、相手のブラッキーポリゴン2を抜けないことが多々あったので流用せずに意地っ張りで乱数し直せばよかったと後悔しています。

イカサマ+不意討ちでドリュウズシャンデラカミツルギを倒すことができるパワー、いたずらごころ無効かつ、見かけ上ねこだましが無効から挑発出来たりと普通に便利で強かったです。

 

・サンダース  @電気Z

 臆病 蓄電

 141-*-81-161-116-199

 10万ボルト/めざめるパワー炎/光の壁/守る

 非王冠個体のためCS248振り、余りHBD

 

ルチャブルを抜ける水浸しアタッカー。めざ炎はカミツルギ用、10万ボルトZでH252コータスが確定1発となります。

王冠を視野にいれて厳選していたところ、あっさりめざ炎理想個体が生まれたのでそのまま使用しました。s実数値199でも準速スカーフシャンデラは抜いていたので特に問題はなかったと思います。

また、耐久ラインを少し伸ばすと水浸し状態の陽気ドリュウズ地震ダブルダメージを確定で耐えることが出来たのですが、コータスへの10万ボルトZの確定数がずれてしまうので今回は火力を取りました。ドリュウズルチャブルといった出し方に対して一度ドリュウズを無視できるのでそっちでも面白かったかなと思います。

水浸し展開が出来たときの制圧力はかなり高く、モロバレルポリゴン2でも処理しに行けるのですが、ライチュウトリトドン、Aガラガラが居ると全く通らなくなるのでかなり厳しかったです。

 

バスラオ @スカーフ

 陽気 適応力

 177-113-85-*-75-165

 滝登り/命がけ/水浸し/挑発

 HSぶっぱ

 

構築のスタートとなった魚。

プリティプリマ環境では最速の水浸し使いです。

スカーフを持つことで葉緑素状態の最速マラカッチをぴったり抜くことができ、Hに振り切ることでコータスが命がけで確定1発となります。このため、おさきにどうぞを採用した晴れパには積極的に初手から出していきました。

また、火力面は適応力による影響で無降り滝登りの割には強いといった印象で、無降りのドリュウズシャンデラが乱数1発です。このため先発だけでなく、終盤の詰めのタイミングで投げて上から滝登りや命がけで詰めていくといった使い方もしていました。

最初は最速水浸しにのみ注目しており、型破りによるミミッキュ対策に見えたり、最悪命がけで相手を無理矢理処理する役に出来ればいいなくらいに思って採用しましたが、実際に使ってみればプリティプリマ環境で多いポケモンに対して水浸し以外の役割を持つことができ、スカーフによる地雷性能も高いという超優秀なポケモンでした。

挑発の枠は直前まで諸刃の頭突きにしていましたが、オドリドリや晴れ下のシャンデラ、ブースターくらいにしか撃つところが無かったのでトリルや積み系相手にも使える挑発にしました。あまり使うところはなかったのでドリュウズに対して確定がとれるようになるアクアテールやこごえる風があってもよかったかもしれません。

さて、ここまで書きましたが先述のとおり、結局こいつの一番の役割であった水浸しは機能しなかったので主な役割は命がけでした。水浸し戦術自体は強いと思うのですが、ダブル初心者がそれだけで勝てるほどプリティプリマ環境は甘くなかったです。

 

コータス @シュカの実

 冷静  日照り

 177-*-160-150-91-22

 噴火/熱風/ソーラービーム/守る

 HCぶっぱ最遅

 

環境トップメタの晴れ始動要員。

持ち物はドリュウズやAガラガラ、トリトドン相手でも1度行動することができるようにシュカの実。特にドリュウズの処理ルートとしてはかなり信頼を置いてました。

噴火はこちらがトリル展開するパターンがあるので最高火力として採用、こちらのptは半分Sの速いポケモンで組んでいるので相手がトリルを展開することも多く、それに対する強力な返しとしても機能してました。

炎技が範囲技しかないので少し動きづらかったですが、トリル展開を積極的にするptではないため熱風は必須、また、pt全体で重ためなトリトドンや水浸し展開をした場合においても火力となれるソーラービームも切ることが出来ませんでした。

耐久も火力も申し分なく、リーフィアの補助もできるとあって選出率は恐らくトップ。とても強かったです。

 

シャンデラ  @カシブの実

 控えめ  貰い火

 159-*-118-209-111-108

 熱風/シャドボ/トリル/封印

 H-B 陽気ドリュウズ地震ダブルダメージ耐え C 11n S 残り

 

メンタルハーブミミッキュにもトリル展開されないために封印シャンデラ。トリル対策以外にも相手のシャンデラを機能停止させたり、ポリゴン2からの打点を無くしたり、コータスの熱風封じることが出来たりと封印が腐ることはないだろうと判断して採用しました。

耐久をドリュウズ意識で行動できる程度まで割いて、残りは相手の襷シャンデラを抜くためにSに振りました。4振りFCロトム抜きとなっていてSの調整先になりやすそうなので同速のシャンデラもいたかもしれません。

持ち物はシャンデラミミッキュと対峙しても積極的に封印を打ち、次のターンも生き残りやすくするためにタスキではなくカシブの実。ベトベトンドリュウズが見えていてもトリルを打ちにいけるタスキとどっちが良かったかは今でも結論は出てないです。

相手が追い風やトリルしていくptに見えたら積極的に出していました。

 

【まとめ】

初手は相手のptに合わせて考えていましたが、「晴れパが来たらこの2体、追い風が来たらこの2体」といった明確な選出パターンが決められず、毎試合時間いっぱい選出を考えてぶれぶれな選出をしていました。プレイングもダブル初心者のためボロボロすぎて酷いものでしたが、それを除いたとしてもpt構築よりも選出パターンを決めきれなかったのは一つの大きな敗因だったと思います。

今回ダブルに挑戦してみた感想としては、ダブルは考える時間が短く、単純にシングルよりも選択肢が多いのでやはり難しいなと痛感しました。もっと縛りや守るの択を自然に考えられるようになれば上手くなれると思うので、もし次にダブルバトルに挑戦することがあれば、さらに対戦数をこなして経験を積みたいと思います。

今回は1800を超えられず悔しい結果となりましたが、いつもと違うルールと環境でptを考えるのはとても楽しかったです!

もし今後の公式大会でリフィブラが活躍できそうなのであれば、ルール問わず積極的に参加していきたいと思います!

 

何か質問等あればTwitter(@yukiyan_pokemon)まで気軽にお問い合わせください。それでは!