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リーフィア&ブラッキーで高レートを目指す!

【SV S1使用構築】スカーフラウドボーン軸リフィブラ構築【最終700位/最終71x位】

ランクバトルの記事は剣盾シーズン6以来みたいです。ゆきやんです。

今回SVシーズン1にて2ROM最終3桁順位を取ることができたので、使用した構築を残します。

 

<最終日2ROM3桁乗せるまで使用>

<3桁達成後に回していた構築>

 

2つの構築の違いはガブリアスの型のみで、上の構築は中盤多かったHBガブ意識のメテオガブ、下の構築はガブミラーやセグレイブ対面を意識した氷テラスタルになっています。

 

【構築経緯】

相棒枠はキノガッサの復活、鉢巻カイリューマリルリの流行を受けてサンムーン以来ご無沙汰だったHBゴツメリーフィアとテラスタルで受けられる範囲が格段に広くなったHB食べ残しブラッキーで決定。

ブラッキーが起点にされるサーフゴーに対して、こだわりチェックで守るした際に身代わりや悪だくみをされても後投げから倒しに行けるスカーフラウドボーンが序盤から使っていて使用感が良かったので軸として決定。

スカーフラウドボーンは相手のドラゴンが先にテラスタルを切ってくれていればスイーパーとして強力に機能するため、削り性能が高く、相手ドラゴンのテラスタルを誘発するステロガブと鉢巻カイリューを採用。

補完枠としてミトム他水ポケモン対策になり、多くの特殊ATと打ち合えるチョッキジバコイルを採用してパーティ完成となりました。

 

【単体解説】

リーフィア

わんぱく H252 B252 S4

(調整意図)

霊テラス陽気珠ミミッキュ剣舞シャドクロ+影うちを耐えるようにHB振り切り残りS

 

新技くさわけによってミミッキュ剣舞に合わせて後投げから皮をはぎつつ甘えるを入れられるようになった。

キノガッサマリルリなど、有利な相手にはとことん有利なポケモンなので欠伸で流すより宿木による定数ダメージでサイクル戦を有利に進めることを意識しています。

環境の鉢巻カイリューは遅い個体が多かったため、上から甘えるを入れることができ、序盤はミミガッサマリルリカイリューあたりを一方的に嵌めることができた。

環境が進むほどに役割対象が減り、なかなか出せなくなっていきましたが、イルカマンに受けだしたり、ドオーやキョジオーンに宿木を入れたりとブラッキーとはまた違った方面での物理受けとして活躍してくれました。

 

ブラッキー

ずぶとい H252 B252 S4

 

(調整意図)

拘りドラゴンを受けるためにHB振り切り、残りS

 

今期のブラッキーは本当に強く、6世代を思い出す使いやすさでした。

Sに振ったドドゲザンが増えていたので、特性は精神力1択です。(最終日までパッチをケチってシンクロ個体でした)

不利な相手はサーフゴー、キョジオーン、ウルガモス、眼鏡アナライズジバコイルくらいなもので、テラスタル込みの誤魔化し性能と詰め性能が最強でした。

カプやダイナックルに悩まされない、強いブラッキーが帰ってきてとても嬉しいです。

 

ラウドボーン

控えめ B4 C252 S252

 

(調整意図)

CS振り切り残りB

炎テラスフレアソングでH振りサーフゴー確定1発

スカーフ込準速マスカーニャ抜き

 

構築の軸であり、まず読まれないスイーパー

前述のとおり、ブラッキーが苦手なサーフゴーの身代わりや悪だくみ、ウルガモスの蝶舞に対して後投げすることができ、炎テラスフレアソングで切り返せるだけでなくそのまま2タテ、3タテが狙えるスペックが魅力でランクバトル初期からずっと構築に入っていました。

ブラッキーとタイプ相性補完が良いため、序盤中盤はサイクルを回して、最後に炎テラスを切って全抜きを狙う感じで使うことが多かったです。

環境に多い600族ドラゴンに不利を取ってしまう点が弱点ですが、相手が早々にテラスタルを切ってくれると逆にラウドボーンが一貫することが多いので、テラスタルを誘発するためにこちらのドラゴンを先発させて打ち合ってからブラッキーで裏を削って最後にラウドボーンで〆るという展開を意識していました。

ゲンガーや最速マスカーニャ、ドラパルトは抜けないSラインなのでこの辺を選出段階で抑制できるとより強く使える構築にできると思います。

 

ガブリアス

むじゃき H252 C212 S44

 

(調整意図)

流星群で215-115ガブリアスを確定1発

地震で237-81ドオーを確定1発

準速セグレイブ抜き

 

中流行していたまきびしステロガブリアスが最速70族抜きのHBベースだったので、その少し上を取り、1発で倒せるように調整しました。

かなりピンポイントな調整をしていますが、物理方面はH振りによって十分な耐久を確保できており、まきびしステロを巻く役割ができるようになっているため使いづらさを感じることはありませんでした。

また、副産物として受け系の構築に対して意識外の流星群が飛んでくるので、クレベースやケイラッシャへの打点となり崩しの起点としても優秀でした。

ただし、最終盤になるとHBステロガブリアスを全く見なくなったため、3桁帯からは下の思い付き氷テラスガブを使用していました。

陽気 A252 B4 S252

 

(調整意図)

ASぶっぱ

 

氷テラステラバースト+地震でH252セグレイブを高乱数2発

 

自身をセグレイブと思い込んでいるガブリアス

セグレイブ対面で氷テラスを切ることで比較的安全に立ち回ることができます。

氷+地面+ドラゴンの技範囲の強さはセグレイブで証明されているので速くてステロを巻けるセグレイブだと思えば弱いわけがないと思って使ってました。

使用回数が少ないので、本当に強いのか実はよくわかってませんw

 

ジバコイル

控えめ H236 B4 C236 D4 S28

 

(調整意図)

H実数値16n-1

C実数値11n

4振りバンギラス抜き抜き

 

眼鏡ジバコイルの流用個体のため、調整はどこかを意識したわけではなく、かなり適当ですが、一つのテンプレ調整のため無難に強いです。

チョッキを持つことで眼鏡サザンドラの悪の波動を2回耐えるので、サザンサーフゴーマリルリの誰とも対面で殴り合うことができ、火力もアナライズ補正で十分なため、とても使いやすかったです。

地面を飛行テラスタルで透かせるようになり、ウルガモスに打点を持てるジバコイルは弱いわけがなかったのですが、テラスタルで択が顕著に増えたポケモンの1体なので、常にテラスタルを切るべきか頭を悩まされるポケモンでした。

また、途中から増えたゲンガーに対してボルトチェンジで襷圏内に入れてからブラッキーを投げて欠伸を入れることでスムーズに処理することができるのが高評価でした。

 

カイリュー

意地っ張り H196 A252 S60

 

(調整意図)

H16n-1

Aぶっぱ

残りS

 

テンプレの鉢巻カイリュー

数値と特性、高火力先制技有とカタログスペック最強ポケモン

ドラゴンタイプのテラスタルを誘発できて、地面を透かせる点がラウドボーン、ジバコイルと補完が良いこと、ラウドボーンが通りづらいミトムやマリルリ入りへのスイーパーとしての役割が優秀なので採用しました。

ノーマルテラスタルを切るとゴースト技を誘わなくなる点もラウドボーンと相性が良く、カイリューで削ってラウドボーンで〆る、または逆にラウドボーンで削ってカイリューで〆るという展開を取ることができました。

最終盤はフェアリーテラスが増えたことで簡単に処理されてしまうことも増えましたが、逆に裏のジバコイルやラウドボーンで処理できるようになったりもしたので、型は一考の余地がありますがカイリューという選択は間違ってなかったなと思います。

 

【選出パターン】

ガブリアスブラッキー+ラウドボーン

 

一番よく出した選出。

一般的なステロ欠伸サイクル+〆のラウドボーン

 

ジバコイルブラッキー+ラウドボーン

 

ゲンガー入りに対してボルチェンから展開したり、マリルリ入りに対してサーフゴー対策を重視した選出。

最終的にブラッキーで受け切って勝つ選出。

 

ガブリアスジバコイルカイリュー

 

ラウドボーンの刺さりが悪い時に出す。

キョジオーン入りや受け寄りの相手に出すことが多かった。

 

カイリューブラッキー+ラウドボーン

 

カバルドン入りなど、初手カイリューで火力を出したいときに

 

ブラッキーリーフィア+ラウドボーン

 

ガッサ入りの対面構築相手に

ラウドボーンの枠は相手のポケモンによって刺さるアタッカーを出すが、基本的にはリフィブラで受けまわしていく形

 

【最後に】

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

例のごとくリーフィアの選出率は芳しくはないのですが…安定して3桁帯で戦える構築にはできたと思います。

SVでは剣盾で達成できなかった最終2桁順位目指して

 

何か質問等ありましたらtwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします。

 

【セレコネ後夜祭使用構築】リフィブラグレイシア【身内向け】

お久しぶりです。ゆきやんです。
今回、こちゃさん主催の仲間大会「セレコネ後夜祭」でいつものリフィブラにグレイシアを入れた3ブイズ構築を使用したので、身内向けですが、構築経緯と内容を簡単に残しておこうと思います。

【仲間大会ルール】

環境メタを張る上で重要な点は
①使うポケモンがタグで公開されるため、どういったポケモンが多いか傾向が読みやすい
②協力なパートナーズを提出すると他の人に使われて逆に自分の首を絞める結果となる可能性がある
③他の人のパートナーズと組み合わせる都合、パーティー内の相性補完が組みづらい
ダイマックス無しのため、数値受けサイクルを崩す手段が欲しい

この4点を意識しました。

【自分の提出パートナーズ/使用した並び】


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このルール、後だしじゃんけん的にパートナーズ提出を後にするほど有利です。
とはいえ、育成や構築試運転の時間も欲しいので自分の場合はセレコネ閉会式で公開されることが確定しているユーグレナさんのパートナーズを見てから決定することとしました。
理由は
①自分のパートナーズでリーフィアブラッキーを入れると自分で決められる枠が1枠のため、構築の幅が狭い
②ルール発表から1週間後なので、ある程度環境の傾向が見えてそう
③久々にグレイシアが使いたくなった
④恐らくレジエレキがパートナーズに入ってくる。相性補完が組み辛いルールなのでシンプルに強そう。
以上4点です。
予想通りユーグレナさんのパートナーズがリーシアレジエレキだったので、予定どおりコネクト先として自分のパートナーズをブラッキー@2で組むことになりました。

レジエレキが鍵になるので提出済のパートナーズから地面枠のポケモンを確認したところ、ガブリアスが圧倒的人気で霊獣ランドロスを誰も選択していないことに気が付きました。
つまり、相手は電気無効枠と地面無効枠を1体のポケモンで賄うことが出来ないので、強力な電気枠のレジエレキとセットで地面技を強く撃てるポケモンを用意すれば、相手の選出は
・電気無効枠と地面無効枠の2枠の選出を誘導できる
・レジエレキか地面枠のどちらかの一貫性を切れない
・両方を半減で受けるために草枠が選出される
のいずれかになりやすいと考えました。
この場合、相手の地面、飛行、草が選出されやすくなり、自然とグレイシアが一貫するようになるので、レジエレキ、地面枠、グレイシアのいずれかの火力を押し付けてサイクル、もしくは対面的に動かして相手に負荷をかける方針としました。
ここで地面枠に求められるのは、サイクルを崩しに行ける火力と相手の地面技に後投げしやすいことなので、ついでにトンボルの形が組める霊獣ランドロスを採用。
自分のパートナーズをコネクト先に選ばれて上の想定が崩壊する可能性も考えましたが、ほぼ自分だけが霊獣ランドロスを使えるアドバンテージの大きさに勝るものはなく、仮に霊獣ランドロスとマッチングした場合でもダイマックスが無いので、ブイズ3体で十分対処可能と割りきって採用を決めました。
霊獣ランドロスは火力が欲しいので、提出されたパートナーズの中で明らかに多いガブハッサムを低乱数ながら落とせる可能性がある鉢巻きを持たせ、地面無効枠がいない数値受けサイクルの突破口になることも期待しました。
ただし、鉢巻きランドロスでもトレースポリ2はキツいので最後に受け破壊最終兵器として地割れコータスを採用。コータスの主な理由は以下の4点です。
①速いアタッカーがレジエレキ以外に欲しかったのでリーフィア葉緑素アタッカーとして採用するため
②フェアリー半減なので、ブラッキーとサイクルを回しながら一撃必殺を狙っていける
③明らかに多すぎるハッサムへの牽制とフェローチェマッシブーン対策
④鋼への打点の確保
最後に、リーフィアはガブハッサムや提出されたパートナーズに一定数いたアゴハッサムへのメタを意識して穴を掘るとウェザーボールを採用したパワフルハーブ型、ブラッキーは霊獣ランドロスの体力管理のために願い事型で採用。グレイシアは最初眼鏡での採用でしたが、雨パが少し居そうでしたのでチョッキ型に変更して余った眼鏡をレジエレキに渡してパーティ完成となりました。

【個別解説】
リーフィア@パワフルハーブ
意地っ張り 葉緑素
H148-A252-B4-D4-S100
ソーラーブレード/穴を掘る/ウェザーボール/剣の舞
(ざっくりダメ計)
後述のコータスの晴れオバヒ+ソーラーブレードでASガブリアスがほぼ確定
ソーラーブレード+穴を掘るでH4アーゴヨンが確定
晴れウェザーボールでH252ハッサムが中乱数1発

自称草ジュエル型リーフィアです。
ダイマックスが無いためダイアースが無いと甘くみたアーゴヨンヒードランを飛ばすためにもパワフルハーブは役に立つと思って採用。
本大会では穴を掘るを撃つ期会は一度もありませんでしたが、ウェザーボールは交換際のロズレイドエアームド等に撃つことがあり、刺さっていたと感じました。
ソラブレが結構火力が出て楽しいのですが、晴れていないとほぼ何も出来ない型なので使い所が難しかったです。

ブラッキー@食べ残し
腕白 シンクロ
H252-B252-S4
イカサマ/欠伸/願い事/守る

言うこと無しのテンプレ物理受け。
ダイマックスが無いので、剣舞ガブを後投げから処理する目的でHBの個体を採用しました。
大会前日にクレセリアが提出されたパートナーズが見えて最後まで嫌な音を採用するか悩んでいましたが、最終的には当たらないことで対策しました。
クレセリア入りに当たったら全敗だったと思います。

グレイシア@突撃チョッキ
図太い アイスボディ
H252-B212-C44
吹雪/フリーズドライ/ウェザーボール/ミラーコート

ガブリアスの逆鱗を確定2耐えするまでHBに振ったちょっと珍しいタイプのグレイシアです。
火力は眼鏡で補うという想定で育成。
眼鏡からチョッキになったのでちょっと火力不足感はありましたが、耐久振りが生きた試合は結構あり、特にタスキネギガナイトのインファイトを耐えたのが印象的でした。
吹雪は眼鏡吹雪でHDカバを1発で倒すのが狙いでしたが、持ち物変更した際に氷の礫などに変更した方が良かったかなと思いました。

コータス@脱出パック
冷静 日照り
H252-C44-D212
オーバーヒート/地割れ/欠伸/ステルスロック

アーゴヨンの球流星群を耐えるところまでHDに振り、残りをCに振りました。
晴れオバヒ+リーフィアのソラブレでガブリアスを倒してレジエレキの一貫を作るのが狙いです。
アーゴヨンには一度も当たりませんでしたが、球フェローチェの気合い球を耐える展開があったのでHD振りが活きていた場面はありました。
コータスの地割れはあるだけで、コータス+ブラッキーの選出で受けを崩せる可能性が出てくるので最近は技スペが余るなら積極的に採用しています。
今大会では1度だけ受けルに当たった際にラッキーに対して撃ちました。地割れ命中率は1/1の100%を記録しています。つよい。

レジエレキ@拘り眼鏡
控えめ トランジスタ
H12-B212-C252-D4-S28
10万ボルト/サンダープリズン/破壊光線/ボルトチェンジ

調整意図はCぶっぱ、最速フェローチェ抜き、意地っ張りASバシャーモインファイト確定耐えです。
タスキを盾に突破を図ろうとしたり、バトン展開をしようとするバシャとペンドラー咎めるためのB振りです。
眼鏡にする前は磁石サンダープリズンだとタスキまで届かないのでエレキネット+10万ボルトを想定していましたが、眼鏡が余ったのでサンダープリズンに変更しました。
使い慣れていないため、耐えるだろうとレヒレに後投げしたら眼鏡ムーンフォースであっさり吹き飛んだり、マッシブーンコータス交代読み地震が突き刺さって落ちたりと上手く使ってやれなかったなというのが今大会の印象です。
ただ、眼鏡の火力と誰でも抜いてる安心感は癖になりますね。耐久調整のしがいがあるポケモンなので別のタイプも考えてみたいと思えるポケモンでした。

霊獣ランドロス@拘り鉢巻き
意地っ張り 威嚇
H228-A252-S28
地震/ストーンエッジ/馬鹿力/蜻蛉返り

自分だけが使える最強地面枠。
最終的に確認した限りで、パートナーズに霊獣ランドロスを入れていたのは自分だけでした。
大会中は自分のパートナーズをコネクト先に選んでいただいていたwingさんと恐らく誰ともコネクトしていない受けルの方の二人が霊獣ランドロスを入れているのを確認したので、実際はもっと使ってる人がいたかもしれません。
主な役割は鉢巻きの火力で負荷をかける役です。
鉢巻き地震でASガブ、H252ハッサムが共に低乱数1発です。つよい。
ナットレイでレジエレキとランドロスの両方を見ようとする方も多かったので、そこに鉢巻きの火力が刺さって持ち物選択は正解だったと思います。

【感想など】
簡単に使った並びを書いて終わるつもりでしたが、文章をまとめる力がなく、いつものようにだらだらと書いてしまいました。
大会の感想ですが、個人の結果としては序盤中盤までは良い調子で1位をキープできていたのですが、最後まで勝ちきれなかったのが悔しいです。
それはそれとして、簡易コネクトルールの考察はとても面白かったですし、ユーグレナさんのパートナーズを選んでる方と多くマッチングしたのでリーフィアミラーが多発していて戦っていてとても幸せでした。

今回の記事は以上です。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
この記事が何かの参考になれば幸いです。

【ヨロイビギニング使用構築】ポリZメタ意識デデンネ展開+対面【最高最終1831 / 5位】

(今回の記事は初めましての方も見られるかもしれないので、簡単に自己紹介)
普段リーフィア+ブラッキー通称リフィブラの並びでシングルランクバトルをやっています。ゆきやんと申します。
今回、公式大会ヨロイビギニングで最終1831を達成し、念願の二桁順位を通り越して一桁順位を達成しましたので使用した構築を紹介します。

【成績】
31勝7敗 最高最終1831 最終5位
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【ヨロイビギニングルール】
・ヨロイ図鑑のポケモンのみ参加可能(リフィブラ参加不可)
・シングル63 持ち時間10分 総合時間20分
・過去作産のポケモンはバトルレギュレーションマーク必須

【使用構築】
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【構築経緯】

ヨロイビギニングのルール発表時点で注目したのが
 (1) 受けルの層が厚い
 (2) フェアリーに強いポケモンマリルリくらいのため、悪ウーラオスが止まらない
 (3) ギャラドスのストッパーになれそうなのがポリゴン2くらい
の3点。
これに対して、最近ちょっとした経緯で使うようになったデデンネが悪ウーラオスの上を取れ、麻痺蒔きサポートと前歯による削りがギャラドスやウーラオスを通す上で優秀だと思い、デデンネを採用した構築で参加することを決定。


軸のデデンネ+ギャラドスと受け破壊の悪ウーラオスが決まったので、相手のギャラドスストッパーとしてポリゴン2の採用を決定。
ギャラ受けを遂行する上でポリ2にダイマックスを切ることが多いと思ったので、HBではなく、HCベースのダイマックス前提の技構成で負担をかけやすい型とした。


デデンネ+ギャラドスの選出において、環境に多いと予想した襷カウンターや頑丈ジバコイルへのケアとしてステルスロックを撒けるポケモンが必要だと思ったので、初手の出落ちが少なく欠伸による対面操作もできるHDコータスを採用。


無効タイプが多いところを1体入れておくと相手のダイマックスに対して択を作れるので、ラストはアローラガラガラシロデスナにしようと思い、受けルに対してトリックが打てる点、HDコータスをワンパン出来る点を評価して眼鏡シロデスナを採用。


上記6体でパーティーを組んでヨロイビギニングの仲間大会に乗り込んだところ、耐久調整されたポリゴンZにボコボコにされる。動画投稿者のいろはさんもヨプの実ポリゴンZを動画にしており、絶対に流行ると思ったので、厚めに対策することとした。
採用理由の弱かったシロデスナダイマックスを切らずに対面でポリゴンZを処理できる襷ナゲツケサルに変更。デデンネにチョッキを持たせてダイアタックを耐えられるようにして麻痺+前歯による削りから裏で処理するルートを用意してパーティーが完成した。

【単体解説】
コータス@食べ残し
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生意気 H244 B12 D252
(176-*-162-105-134-36)
火炎放射/欠伸/ステルスロック/守る

ステロ枠兼初手ポリZ誘発枠。
ダイマックスや強化アイテム無しで一撃でコータスを突破できるポケモンがほぼ居ないと思ったので、カバルドンカビゴンのような活躍を期待した型としました。
天候パへの対策や受けルへの対面操作の役割も期待していましたが、なかなか上手くはいかなかったので、最終的にはクレッフィ入りに出して壁ターンを稼ぐのが主な使い方となりました。
HDに振ったことによりジバコイルに後投げしやすく、ステロ欠伸で頑丈を潰す動きができるので裏のギャラドスを通しやすくできるのが強みでした。

デデンネ@突撃チョッキ
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臆病 H132 D148 S228
(159-70-77-101-106-165)
ほっぺすりすり/怒りの前歯/マジカルシャイン/ボルトチェンジ

調整意図
・鉢巻きウーラオスインファイト耐え
・臆病ポリゴンZの破壊光線耐え
・臆病珠キングドラの雨ダイストリームを乱数耐え(37%)
マジカルシャインで無降り悪ウーラオス確定1発
・最速97族抜き

ヨロイビギニング参加の決め手。
最初は使いなれたカムラ堪える型でダイマックス枯らしをしてもらおうと思ってましたが、雨が重すぎる点とポリゴンZの処理ルートを増やすためにチョッキに変更しました。
麻痺+定数削りでAガラガラ以外には何かしらの爪痕を残せる点とウーラオスへの強さから、出して全く活躍しないという場面は少なかったと思います。
ジバコイルをホイホイ後投げされるので前歯でポリ2やギャラの圏内に入れる動きとボルチェンで頑丈を潰しながら対面操作できる点がとても使いやすかったです。
他のポケモンのサポートがメインなのでラス1に出す形になると非常に弱いのは注意が必要でした。

ギャラドス@ラム
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意地っ張り H52 A196 B164 D4 S92
(177-187-120-*-121-113)
滝登り/跳び跳ねる/地震/竜の舞

調整意図
・DL対策
・ウーラオスの襷カウンター意識でH実数値177
・ダイジェットでH4DMウルガモス最低乱数切り1発
・DM時で陽気ウーラオスのダイサンダー耐え
・準速60族抜き

ダイマックス枠①
大会直前まで調整と持ち物で悩んだ枠でしたが、考察や事前練習を一緒にやってくれた友人のとらいぐる(@trygle)がラム龍舞ギャラを強く推してくれたので、最終的にこの形に落ち着きました。
ラム龍舞にすることで受けルに対して鉢巻ウーラオスと同時選出をし、鉢巻ウーラオスエアームドダイマックスを切らせつつ削ってからこのギャラドスで3タテするという動きを取ることができたので、安定した勝ち筋を用意することができました。
ウーラオス対面でダイマックスしても出落ちしないような調整としましたが、試合でそのような場面が起きることはありませんでした。
しかし、ダイマックスしたエアームド対面で強気に龍舞を押せたり、先制技で削って処理しようとしてくるところにB振りが生きた場面があったなと思います。

ナゲツケサル@襷
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意地っ張り H4 A252 S252
(176-189-110-54-80-132)
インファイト/はたき落とす/カウンター/フェイント

調整意図
・A+2インファイトでH4振りのDMポリゴンZが半減実込みで乱数1発。フェイント込みで確定。
・H無振りのDMウーラオスを襷カウンターで確定。
・はたき落とすでH252Aガラガラを確定2発。(持ち物有→持ち物無で計算)

対面ポリゴンZを絶対コロスマン。本構築の環境メタ枠で想像の10倍は活躍していました。
ポリゴンZのDM技が相手の能力を下げるダイアタックなので、負けん気発動後のインファイトで半減実持ちでも貫けるという唯一性に注目して採用しました。
大会中は2~3回、この想定通りにポリゴンZに負けん気インファイトを叩き込んでいました。
その他にも
・初手の襷ステロ枠のルガルガンワルビアルインファイト+フェイントで処理
インファイトに繰り出してきたAガラガラをはたき落とすで処理
・襷カウンターで対面のギャラドスマリルリを処理
クレッフィの粘土をはたき落としてからコータスで壁ターン枯らし
ウルガモスの後投げに対してインファイト+はたき落とすで処理
ジバコイルポリゴン2に対して一致インファイトを叩き込む
などなど活躍の幅は多岐に渡り、MVPに相応しい働きをしてくれていました。
このポケモンにたどり着けていなければ、今回の結果はあり得なかったと思います。

ポリゴン2@進化の輝石
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控えめ H220 B4 C252 D4 S28
(188-*-111-172-116-84)
破壊光線/放電/シャドーボール/吹雪

調整意図
・HDコータスがC+1破壊光線(ダイアタック)で中乱数なので振り切り
・臆病珠ポリゴンZの破壊光線(ダイアタック)を確定耐え
・同族(ジバコイル、ポリゴン2)意識で残りS

ダイマックス枠②。世にも珍しい破壊光線採用のフルアタポリ2。
前述のとおり、ギャラドスストッパーとしての役割となる都合上ダイマックスを前提とした型が強いと思い、HCポリ2で採用しました。
破壊光線で採用することで初手に出てくることが多いHDコータスを乱数次第でワンパンできるようになります。ワンパンできなくても脱出パック持ちの場合は追加効果を受けて帰っていくので、コタバナなどには積極的に初手に投げてダイマックスを切ってました。
他の技の採用理由は、
ギャラドスマリルリへの打点として命中安定と追加効果が強力な放電
ジバコイル、Aガラガラへの打点になるシャドーボール
コータスをダイアタックでワンパンした後のバナに対して晴れを解除しつつ高打点を叩き込めて、天候パメタや襷ケアとして期待できる吹雪
となり、トリックルームや自己再生の枠はありませんでした。
1800チャレから1831達成までの3戦すべてでコタバナと当たり、3戦連続コータスをワンパン→裏のバナの眠り粉を躱してダイアイスでイージーウィンしてくれた今回の結果の立役者です。
余談ですが、この型のポリゴン2を思いついた後に初手DMポリ2がランクバトルで流行ってると聞きました。実際強かったのでランクバトルでも使ってみたいです。

ウーラオス(一撃の型)@拘り鉢巻
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陽気 H4 A252 S252
(176-182-120-*-80-163)
インファイト/あんこくきょうだ/不意打ち/雷パンチ

調整意図
・ASぶっぱ
・余りはカウンター意識でH

純粋に強い枠。
鉢巻あんこくきょうだでエアームドドヒドイデも受からない火力を押し付けられるのが雑に強かったです。
元々はコータスの欠伸による対面操作から繰り出してサイクル崩壊を狙う形を描いていましたが、受けルに対してはポリ2ウーラオスギャラドスで火力を押し付けるほうが勝率が良かったです。
技は一致高火力とギャラドスマリルリに対して打つ雷パンチ、ウルガモスギャラドスフーディン、Aライチュウキングドラへの最終手段として不意打ちの4つでした。

【選出】
・対受けル
ポリ2ウーラオスギャラドス
初手にドヒドイデが来ることが多かったのでポリ2から入り放電。
Cが上がっている場合は6~7割入るのでトーチカ読みでウーラオスに引いてあんこくきょうだ、エアームドが受けに来たらそのままあんこくきょうだ連打。
エアームドダイマックスで処理してきたらギャラの起点にしてそのまま3タテ。

・対晴れパ
ポリ2ナゲツケサルウーラオス
初手のコータスにポリ2を合わせてダイマックス。そのまま裏のバナをダイアイスで倒してラス1をサルウーラオスで詰める。

・対ポリZ入り
ナゲツケサルデデンネ+ポリ2、ギャラ、ウーラオスから1体
初手にポリZを置かれるパターンと裏に置かれるパターンの両方を警戒して、ナゲツケサルorデデンネ+火力のW処理ルート選出。

その他ギャラドスが通りそうなときはコータスデデンネギャラやサルデデンネギャラみたいな選出をしたりしていました。一番多かった選出はサルウーラオスポリ2の対面性能押し付け選出だったと思います。

【苦手なポケモン
ウルガモス
ウルガモスに対面で勝てるのがギャラドスしかいない。
大抵ギャラドスとセットで構築に入っているので、ポリ2とギャラドスダイマックス枠が被ってしまい、常に選出で苦しめられました。
ギャラドスを重く見てか選出されないことが多かったこと、ポリ2がC上昇していればダイアタックでごり押しが効くので割り切った選出も結構してました。

キングドラ
雨パがとにかくキツイ。プレイングでカバーしようと様々な選出パターンを考えてみましたが、全く安定しませんでした。
あまり当たらなかったのが救いでした。

・サダイジャ
襷持ちまでを考えた時にポリ2、ナゲツケサルともにしっかりと役割を遂行されてしまう。
ギャラドスでの処理もサダイジャが最速の場合は麻痺を入れられてしまうので、上から滝登り怯みで突破できた1戦以外は確実に仕事されていました。

・ウーラオス(連撃の型)
一撃の型を想定して選出したときに初手のサルに合わされるとインファイトで削って切る以外の選択肢がない。
ポリゴンZと一緒に入ってるケースが多く、サルを切った後のデデンネ+1で残り3体を処理しないといけない展開が多かったです。

【感想】
今回の5位という結果には非常に満足しています。めちゃくちゃ嬉しいです。
最終日の朝にメインロムが爆死してからパーティのロック解除が大会中にできないことに気づき、慌てて個体を用意してからこのロムで最終日38戦駆け抜けましたが、事前の考察と1日目、2日目の戦績から戦えるパーティだと信じていたので結果として付いてきて本当に良かったです。

スペシャルサンクス】
事前考察、試運転に付き合ってくれ、色々相談に乗ってくれたとらいぐる(@trygle)

【最後に】
ここまで閲覧いただきありがとうございました!
今後はリフィブラでも結果を残していきたいですが、こういった特殊な環境での考察も大好きなので、公式大会、仲間大会問わず興味があるものには積極的に参加していければと思います。

最後になりますが、何か質問等ありましたらTwitter(@yukiyan_pokemon)までお願いします!

【S6使用構築②】リフィブラ式受けサイクル【最高最終282位】

S6お疲れさまでした!ゆきやんです。

 

S6シングルランクバトルにおいて最高最終

レート2025、最終順位282位を達成しましたので、使用していた構築を紹介します。

 

f:id:yukiyan_poke:20200601203341p:plain

 

f:id:yukiyan_poke:20200602012545j:plain

 

今期は2つの構築を中心に使用していましたが、最終日に使う構築が決まらず、結局最終日でも3桁順位までと最終順位達成までで使用する構築を変えるということをしていました。

そのため、今回の構築記事は2本立てとなっています。

本記事は最終順位達成時に使用した構築ですので、最終日3桁順位まで使用していた構築は下記記事を参照ください。

 

yukiyan-poke.hatenablog.com

 

 

【構築紹介】

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こちらはS5で最終67位を達成したジオさんの構築を元に組んだ受けサイクルの構築です。

http://jiopoke.hatenablog.com/entry/2020/05/02/132113

(※転載許可取っていないので問題があれば消します。)

ドヒドイデリーフィア+ピクシーの基本選出、ブラッキーと組み合わせやすく個人的にコータスルチャブル以上に手になじんでいる受けサイクル構築ということで記事を見た瞬間に真似させていただこうと思い、構築を組みました。

環境のトレンドがドヒド+ピクシー+アーマーガアということでマークは厳しいかもと思い、最終日で使うことを躊躇していましたが、もう一つの構築が信用できなくなってしまったため、最終的にはこちらの構築で最後まで潜りました。

原案と異なり、ラプラス対策が不在だったり、クレベースが抜けて汎用物理受けがいない点をブラドラパで誤魔化しているような感じなので、正直原案と比べると構築のパワーは落ちている印象です。

ただ、リフィブラと構築の親和性はコタルチャ以上のものを感じているのでポテンシャルは非常に高く今後も研究のし甲斐がある構築であると感じています。

 

【単体紹介】

リーフィア

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陽気 H172 A132 S204

 

原案完コピ構成です。

アイアンテールはキッス意識での採用とのことでしたが、最終日ではキッスに一度も打ちませんでした。(ドラパを削る目的で使いました)

キッスは裏で処理することにして別の技で試しても面白そうですね。

ナットレイに宿木で吸われず、ドヒドイデやドラパで入れた火傷と合わせて見ていく展開も多かったですが、甘えるでボディプレのダメージが減らないのが正直辛かったです。

 やはりメインの仕事はドリュウズ受けですね。ドリルは避けるので問題ないです。

 

ブラッキー

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腕白 H252 B252 S4

 

ギャラドスの滝登りの怯み対策の精神力より身代わりドラパに鬼火シンクロする機会のほうが多いと思い、シンクロ個体を育成しました。

他は一般的なテンプレブラッキーです。

今回はブラドラパドヒドの選出を意識してテンプレで採用しましたが、欠伸が構築的にあまりハマってなかったり、クレベースの代わりで汎用物理受けとするのも厳しいところがあったのでちょっと尖った型を試していってもいいかもしれません。

 

〇ドラパルト

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意地っ張り H220 A156 B60 D4 S68

ブラドラパの構築記事を参考に色々試してみましたが、ギャラドスに対するストッパー性能が高い点を評価して下記のスカーフ型を採用しました。

https://chibenpoke.hatenablog.com/entry/2020/03/01/124330

(※転載許可取っていないので問題があれば消します。)

最終日はオノノクスを切り返せたりしたので、この型選択は正解だったと思います。

ただ、構築全体でラプラス対策が0なので相手依存で少しリスキーではありますが、弱点保険にするのもアリだと思います。

 

ドヒドイデ

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穏やか H252 B4 D252

 

原案通りのHDドヒドイデです。

ラプラスロトムへの対策が薄いので、初手で対面したら大抵毒毒を撃ってました。

今期はアシレーヌ受けを任せると渦潮滅びで突破されてしまうので注意が必要でした。

受けサイクルの代名詞ともいえる存在で使うのはほぼ初めてでしたが、とても使いやすかったです。

ただ、HDぶっぱだったからかもしれませんが、相手にしている時より物理耐久が高いとは感じませんでした。

ミミッキュ対面とか結構ヒヤヒヤしますね…

 

 

〇ピクシー

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穏やか H252 D252 S4

 

調整は原案通りですが、食べ残しをブラッキーにとられたために、持ち物が迷走した枠

混乱実→後攻の尻尾トリックと遷移して最終的に渦潮滅びアシレーヌを見るための抜け殻に落ち着きました。

抜け殻にたどり着いたのが最終日の29時(朝5時)だったので使用回数は非常に少ないですが、これのおかげで1回勝ちを拾えたので持ち物選択はこれが正解でした。

 

ドサイドン

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慎重 H252 B4 D252 

 

最後に潜るまではハガネールだったり、珠マンムーだったり、珠ドリュウズだったりした枠。

上記の3体だとどうしてもパッチラゴンやヒトムが重くなってしまうので、最終的に原案通りのドサイドンに落ち着きました。

最悪サイクルで試行回数を稼いでドリルで解決の択がとれる構築が個人的に好みなので、このドサイドンがいるのといないのとでは違うなという印象です。

リーフィア同様、トゲキッス対策を他に任せきれるのであればHBベースの振り方でパーティ全体の物理耐久不足の解決にあてるのも良さそうです。

 

【選出パターン】

ドヒドイデリーフィア+ピクシー

原案通りの基本選出。ドリュウズ、ミトム、ナットレイ入りによく出した印象です。

 

・ドラパルト+ブラッキードヒドイデorピクシー

ブラドラパ選出。ドラパを出したいときにはこの形が多かったです。

 

ドサイドンは対戦数が少ないので選出パターンはないですが、ヒトム入りやパッチラゴン入りのピクシーの代わりに入る感じだったと思います。

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

正直この構築で潜った時間はもう一方の構築と比べるとかなり短いですが、最終順位を勝ち取った功績があるので紹介させていただきました。

 

良ければもう一つの記事も見ていただけると嬉しいです。

 

何か質問等ありましたらtwitter@yukiyan_pokemon)までお願いします。

【S6最終日使用構築①】リフィブラ式コタルチャラプラス【最終282位】

S6お疲れさまでした!ゆきやんです。

 

S6シングルランクバトルにおいて最高最終レート2025、最終順位282位を達成しましたので、使用していた構築を紹介します。

 

f:id:yukiyan_poke:20200601203341p:plain

f:id:yukiyan_poke:20200602012545j:plain

 

今期は2つの構築を中心に使用していましたが、最終日に使う構築が決まらず、結局最終日でも3桁順位までと最終順位達成までで使用する構築を変えるということをしていました。

そのため、今回の構築記事は2本立てとなっています。

本記事は最終日3桁順位まで使用した構築ですので最終順位達成時の構築は下記記事を参照ください。

 

yukiyan-poke.hatenablog.com

 

 

【構築紹介】

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S2から愛用しているステロコータス+欠伸+ルチャブルの構築です。

ルチャブルを通すのが難しいトゲキッスドヒドイデ入りに強いチョッキラプラスの選出を採用しています。

終盤はミミッキュの枠を変えながら潜っていましたが、上手くまとまらず、環境に明らかに増えていたアーマーガア入りに厳しい展開となることが多かったため、最後までこの構築を信じることができませんでした。

とはいえ最終日に3桁まで行けるスペックはあると思うので、引き続き考察を進めて煮詰めていきたいです。

 

【単体紹介】

リーフィア

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意地っ張り H4 A252 S252

 

S2で使用した襷リーフィアのこらえるをアイアンテールに変更して使用しました。

アイアンテールを持たせることで初手でトゲキッスと対面した場合でもスカーフ持ちやダイマを切られることがなければ勝つことができます。(当てる前提ではありますが…)

相変わらず身代わりドラパにほぼ何もできない点が辛いですが、他のコータスが初手に呼び込む水枠や地面枠に強いため初手起用が多く、読み違えても襷を盾にして強引に欠伸ループに持ち込める点が使いやすかったです。

HPが1でも残っていればコータスで晴らして上から欠伸を入れて退場することができるので相手のダイジェットエースへの切り返しの手段としても優秀でした。

 

ブラッキー

f:id:yukiyan_poke:20200601214928p:plain

腕白 H252 B252 S4

 

ギャラドスの滝登りの怯み対策の精神力より身代わりドラパに鬼火シンクロする機会のほうが多いと思い、シンクロ個体を育成しました。

他は一般的なテンプレブラッキーです。

 

コータス

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図太い H252 B108 C4 D140 S4

 

S3で使用したコータスを調整そのまま風船を持たせました。

初手に来やすいドリュウズやガラルヒヒダルマ、前期から増加しているホルードに一度安全に突っ張ることができるので、初手での出しやすさを上げるのが目的です。

S4,S5ではアタッカーコータスも試していましたが、バンギアーマーガアやタチフサグマ、ガオガエンに刺さるボディプレスがやはり優秀と感じたのでステロコータスの技構成はこれがベストだと思います。

 

増えていたアーマーガアとナットレイに何度も繰り出せる点が魅力ですが、大抵裏にいるアシレーヌやミトムが居てステロを絡めてサイクルを回されると辛い展開になることも多々ありました。

サイクルで負荷をかけられる技がないため、本当は地割れを差し込みたいですが切れる技がないですね…

 

ルチャブル

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意地っ張り H4 A252 S252

 

S3でも使用したダイアース持ちルチャブルです。

アイアントの数が減っていると感じたので準速にして火力を上げています。

意地っ張りにする意図として、

・Hに振ったミミッキュがダイジェットで中乱数1発から確定1発

・H252水ロトムがダイアースで中乱数1発から確定1発

・H4ギャラドスがダイジェットで低乱数1発から高乱数1発

といったメリットがあります。

S6のトレンドとしてドヒドピクシーアーマーガアとヒトムナットアシレの二つの並びがありましたが、前者には雷パンチや炎のパンチ、後者には穴を掘るが刺さるのでサブウエポンの選択はどちらを意識するかが焦点でした。

使用率TOP5への一貫性が高く、理想通り展開できた時の止まらなさは目を見張るものがあるので、環境に合わせてサブウエポンを上手に選択すれば今でも強力な積みエースであると思います。

 

ラプラス

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控えめ B4 C252 D148 S100(H4振り忘れ)

 

下記構築記事の調整丸パクリです(コピーしきれていないけど…)

https://pokesol.com/team/party12

(※転載許可を取っていないため、問題があれば消します。) 

ステロ+チョッキラプラストゲキッスを見る形がコータスルチャブルにフィットすると思い採用しました。

イメージはS3で使用したチョッキドリュウズの役割をラプラスに圧縮した形です。

S3同様受けサイクルをステロ+ラプラス+願い事ブラッキーで見る想定ですが、ステロを巻かれたりサイクルを回し続けると厳しい展開になるので、早めに零度が当たることを祈りましょう。

 

ミミッキュ

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意地っ張り H228 A252 B28

 

ラプラス同様構築記事を参考にしました。

ダイマを切らなくても強い枠、ラプラスとの同時選出で強い点とギャラドスやパッチラゴンにある程度抗える枠として採用しましたが、選出率が低かったので要検討枠です。

コータスに代わるステロ持ちやルチャブルの全抜きを阻害する要因をカバーできるといいかなと思います。

 

【選出パターン】

コータスブラッキールチャブル

基本選出。ステロ欠伸展開ができそうなとき

 

コータスブラッキーラプラス

トゲキッス入りやドヒドイデ入りなどルチャブルを通すのが難しいと判断したとき

 

リーフィアコータスルチャブル

アシレーヌ入りやリザードン入りでラプラスの選出が厳しいと判断したとき

初手コータスのリスクが高い場合はリーフィアで襷を盾に展開していく

 

リーフィアラプラスミミッキュ

対面選出。初手のリーフィアでダルマを無理矢理突破してラプラスを通しに行きたい場合など

 

【最後に】

ここまで読んでいただきありがとうございます。

重ねてにはなりますが、最終順位を達成した際に使用した構築はこちらではないのでご注意ください。

 

良ければもう一つの記事も見ていただけると嬉しいです。

 

何か質問等ありましたらtwitter@yukiyan_pokemon)までお願いします。

【S3使用構築】リフィブラコータスルチャブル+一撃必殺サイクル【2ROM最高155位最終361位】

 S3お疲れさまでした!

前回の記事から1カ月しか経過していないことに少し感動を覚えているゆきやんです。
今回は剣盾S3で使用した構築を紹介します。

今期の使用構築と最高最終順位は以下になります。

 

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メインROM(TNサーヤ

最終日最高155位 最終720位

サブROM(TNゆきやん)

最終日最高313位 最終361位

 

 

【構築経緯】

今期は前期のリフィブラコータスルチャブルの課題を改善する方針で構築を組んで行きました。

前期の反省として、

  1. ルチャブルを通せない相手(特にギルガルドロトムカバルドン)に対しての打点が乏しい
  2. 地震持ち珠ギャラドスを受けられる駒が不在
  3. トゲキッスが火力アップアイテムを持ち出したことでタラプミミッキュダイマックスを切る場面が増えた(裏のミミドラパに簡単に切り返されるのが弱い)

の3つがあったため、前期の構築からリーフィアブラッキーの型をそのままに

  1. ルチャブルの雷パンチをロトム系統、パッチラゴン、ギルガルドへの打点のために穴を掘るに変更
  2. コータスにラムを持たせ、同系統の構築やカバ展開に対して一方的にステロ欠伸ループを始められるようにし、調整も変更
  3. トゲキッスほかフェアリー対策と電気の一貫切りにチョッキ砂かきドリュウズ

として最後の1枠をカバギャラや受けまわしに強いエースを探していました。

エース枠としてドラパルトやカジリガメなどを試しているうちに、中盤あたりからウオノラゴンが流行したため、リーフィアを物理受けに変更し、上記の条件を満たし貯水でエラがみの一貫を切れるラプラスを採用して並びが完成しました。

 持ち物や調整については回している中で都度調整していましたが、最終的に使用していた型を紹介します。

 

以下、単体の紹介です。

 

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リーフィア@バコウのみ
腕白 葉緑素
H236 B20 S252
170-130-168-*-85-147
 リーフブレード/甘える/欠伸/光合成

 

【調整意図】
・被ダメ

陽気珠ギャラドスのA+1ダイジェットがバコウ込みで89.4%~105.3% 乱数1発(31.3%)

意地鉢巻ウオノラゴンの先制エラがみが55.8%~65.7% (甘える込で27.9%~33.1%)

陽気珠パッチラゴンのダイジェットがバコウ込みで40.7%~48.3%

同パッチラゴンの先制でんげきくちばしが47.1%~55.2%

 

最速81族抜き

 

【役割対象】

ギャラドス

ウオノラゴン

パッチラゴン

ホルード

 

古き良き欠伸甘えるの物理流しリーフィアです。

役割対象が70族~80族付近に固まっているため、最速81族抜きまで振っています。

剣盾環境では、7世代まで役割対象としていたギャラドスホルードが飛び跳ねるが標準搭載され、甘えるを入れるだけでは受け切ることができなくなりました。

しかし、これは言い換えればリーフィア対面では有効打を確保するためにダイマックスを切る必要があるということなので、半減実でダイジェットを耐えて甘えるor欠伸を打つことで相手のダイマックスを無駄遣いさせることができます。

剣盾環境のリーフィアは素の速さや欠伸による流し性能、ダイジェットを誘うタイプを活かすことが重要だと感じました。

 

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ブラッキー@食べ残し
図太い 精神力
H252 B252 S4
202-*-178-*-150-86
イカサマ/願い事/欠伸/守る

いつものテンプレブラッキー
今期の構築では、受けを崩す手段として一撃必殺技を多用する方針であったため、試行回数を稼ぐために疲弊したドリュウズラプラスを願い事で回復させる役割での選出が目立ちました。

また、今期のドラパルトは鉢巻や珠龍舞、弱点保険など物理方面でアタッカー気質のタイプが多く見られたのでブラッキーに対応を任せることが前期より増えた印象でした。

 

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コータス@フィラのみ
図太い(※のんき個体をミントで変更) 日照り
H252 B108 C4 D140 S4
177-*-191-106-108-41
火炎放射/ボディプレス/欠伸/ステルスロック

【調整意図】

・臆病サザンドラの悪の波動42.4%~49.7% 確定3発

・陽気珠ミミッキュのA+2珠ダイホロウ(ゴーストダイブ)で80.2%~95.5% 確定2発

・陽気珠パッチラゴンのでんげきくちばしが84.2%~100.0% 最高乱数切り耐え

 

前期のHD振りから最低限の特殊耐久のみを確保してBに振り分けました。

元はラムのみを持たせるにあたっての調整変更でしたが、欠伸持ちのカビゴンが減少傾向でラムの発動機会が思ったより少なかったためフィラのみに変更しました。

この調整と持ち物変更により、チョッキカビゴンとの殴り合い性能やアーマーガアへの繰り出し回数が増えたのがいい感じでした。

(追記:のんき個体をミントで図太いに変更しているため、トリック意識でフィラのみを持たせています。図太いで孵化する場合は他の実を持たせてください) 

 

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ルチャブル@いのちのたま
陽気 型破り
H4 A252 S252
154-144-95-*-83-187
インファイト/ブレイブバード/穴を掘る/剣の舞

 

【ダメージ計算】

・ダイアース

H252ギルガルドに対して70.1%~82.6% 確定2発

→A+1状態で確定

H252FCロトムにに対して93.0%~109.6% 中乱数1発(50%)

無振りパッチラゴンに対して100.6%~120.0% 確定1発

 

ギルガルドや電気タイプへの打点確保のためにダイアースを採用したルチャブルです。

アーマーガアに対する打点を失ったので受けル崩しに使えなくはなりましたが、サザンガルドに一貫するようになったり、D上昇のおかげでロトムとも打ち合えるようになるのが強かったです。

微妙にダメージが足りないところがあったので、意地っ張りのほうが良かったかもしれません。

 

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ラプラス@弱点保険

控えめ 貯水
H60 B236 C108 D100 S4
213-*-130-130-128-81
フリーズドライ/うたかたのアリア/絶対零度/雷

【調整意図】
・被ダメ

陽気珠ギャラドスのダイソウゲンが87.8%~103.8% 低乱数1発(25%)

控えめ眼鏡FCロトムの放電が85.4%~101.4% 最高乱数切り耐え

 

フリーズドライ

H4ギャラドスに100.6%~121.6% 確定1発

H252D4水ロトムに53.5%~62.4% 確定2発

H252ウオノラゴンに105.6%~127.9% 確定1発

H252D140カバルドンに44.7%~53.0% 低乱数2発

 

うたかたのアリア

H252D140カバルドンに55.8%~67.0% 確定2発

 

・ダイアイス
H4トゲキッスに89.4%~105.6% 霰ダメージ込みで68.8%の乱数1発

 

・ダイサンダー

H4ギャラドスに133.3%~159.1% 確定1発

H252アーマーガアに64.4%~76.1% 確定2発

H252ドヒドイデに54.8%~65.0% 確定2発

 

有利対面一撃必殺枠①

ギャラドスのダイソウゲン、火ロトムや水ロトムの放電を誘って倒す弱点保険型です。

アタッカーは弱点保険で切り返して倒し、受けポケモン絶対零度の試行回数を稼ぐことができるので極端な不利対面が少なく非常に強力なポケモンでした。

カバルドンに対してもフリドラ→うたかたのアリアでオボンを発動させずに倒すことができます。(カバの調整次第ではありますが…)

氷のつぶてが欲しい場面もありましたが、ラプラスが少し削れた後にギャラドスと対面することが多かったのでダイサンダーを切ることができませんでした。

今回の構築では受けルやダイマックスエース+受けの並びに対して一撃必殺で崩す方針を取っており、多くのドヒドイデカビゴンナットレイを氷漬けにしてくれました。

余談ですが、私はXYORASの時代も受けポケモンドサイドンのつのドリルで破壊していたので、積み技で対策するよりもこっちのほうが性に合ってるのかなと思いました。 

 

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ドリュウズとつげきチョッキ
意地っ張り すなかき
H92 A36 B4 D252 S124
197-176-81-*-117-124
アイアンヘッド/地震/ロックブラスト/つのドリル

 

有利対面一撃必殺枠②。 

トゲキッスニンフィアへの対策として有名な調整のチョッキドリュウズを丸パクリしました。

トゲキッスと対面した際にダイマックスを切るか交換読みつのドリルを打つかの判断が難しいポケモンでしたが、受け先としての安定感は非常に高かったです。

ブラッキーの願い事と合わせてサイクルを回す動きが対フェアリーに対して有効でした。 

 

【選出と立ち回り】
選出はトゲキッスがいたらドリュウズ優先、ギャラドスがいたらラプラス優先、ルチャブルが通せそうだったらルチャブルといった感じでその都度刺さっているポケモンと重いポケモンの対策枠を優先して選出しており、前期の構築のように基本選出があってステロ欠伸ループを通すといった使い方はあまりしませんでした。

流行していたミミノラゴンへの選出と受けループ系統への選出ははっきりしていたので、それだけ紹介します。

 

・対ミミノラゴン

初手ラプラスドリュウズブラッキー

・対受けル
 

初手ラプラスドリュウズ+ブラッキーorコータス

 

立ち回りに関しては、序盤から積極的に交換読み一撃技を撃っていき、受けを崩してからダイマックスを切って詰めていくような感じです。

交換読みが外れてもダイマックスを切られてなければ最悪30%で倒せますし、交換読みが決まれば一気に勝ちに近づくので気楽な気持ちで撃ってました。(相手からしたらたまったもんじゃないでしょうが…)

ダイマックス+ウオノラゴンへの対策のためか、カビゴンナットレイなどの受けポケモンが増えている印象でしたので、火力不足で負荷をかけづらい本構築では雑に一撃技を切る立ち回りが正解でした。

 

【最後に】
今期目標であった最高最終500位以内を達成することができました!

2桁順位にあと一歩届かなかったことは悔やまれますが、結果にはとても満足しています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
質問など何かありましたらTwitter(ゆきやん (@yukiyan_pokemon) | Twitter)までリプ、DMでご連絡ください!


 

【S2使用構築】襷リーフィア+コータスブラッキー【最終日最高803位】

前回のブログ更新が何年前か考えるのはもう辞めました。本当にお久しぶりです、ゆきやんです。
今回は剣盾S2で使用した構築を紹介します。

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今期は前期7位を達成した965さんのコータスブラッキーの基本選出+晴れをリーフィアで活用した選出から構築をスタート。
最初はいつもどおりの物理受けリーフィアで欠伸展開しようと考えていましたが、相手のダイジェットエースに対して晴れ下で先制欠伸+裏死に出しダイウォールで切り返せる点に注目し、無理矢理繰り出しができる襷型に変更しました。
ステロ欠伸から繰り出すエース枠には、中盤まではラム持ちへの対策として緊張感アーマーガアと緊張感バンギラスをエースに添える方針で組んでいました。
しかし、最速起きされない前提になる展開が多かったり、裏のミミッキュに簡単に返されたりと全抜きするにはあと一歩足りなかったので、再検討したところ、最終的に上記のような原案通りのエースにルチャブルトゲキッス対策のミミッキュロトムギャラに強いパッチラゴンの並びとなりました。

以下、単体の紹介です。

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リーフィア@きあいのタスキ
意地っ張り 葉緑素
H4 A252 S252
141-178-150-*-85-147
リーフブレード/じたばた/欠伸/こらえる

【ダメージ計算】
リーフブレード
H252振りウォッシュロトムに91.7%〜108.2% 乱数1発(50%)
無振りドリュウズに61.6%〜72.9% 確定2発
175-101ホルードに102.8%〜121.1% 確定1発
H252振りヒートロトムに22.9~26.7% リーフブレード+じたばたで低乱数1発

・ダイソウゲン
H4ミミッキュに99.2~117.5% 皮ダメ込みで確定1発
DM後の175-101ホルードに73.7~87.4% ダイアタック+ダイソウゲンで乱数1発

・じたばた(威力200で計算)
H4振りガラルヒヒダルマに98.3~116% 乱数1発(87.5%)
B4振りエースバーンに90.3~106.4% 乱数1発(43.8%)
B4振りリザードンに88.8~104.5% 乱数1発(31.3%)
H252振りヒートロトムに67.5~79.6% 

・ダイアタック
DM後の175-101ホルードに24.5~29.1%
H4振りトゲキッスに47.2~55.9% 乱数2発 

襷を盾にじたばたで意識外から高火力を押し付けたり、欠伸を入れたりする。
序盤~中盤でヒヒダルマがとても面倒に思ってたので、襷じたばたで倒そうと考えたらこんな型になりました。
コータス初手を予想して出てくるドリュウズ、ミトムに有利なこと、他にも初手に来やすいエースバーン、ヒートロトムに襷じたばたで致命傷を与えられることから、初手で出すことが多いです。
初手リーフィア、裏にコータス@1という形で襷を盾に仕事をした後、コータスをクッションに再展開してラス1で〆る展開が強かったです。
晴れ展開をする場合、素で81族まで抜いているのでトゲキッスギャラドスに2回ダイジェットされていても上から欠伸が入れられるのが強み。上から欠伸+死に出しエースのダイウォールで切り返すことができるので、ダイマックス技で積んで全抜きを狙っていけるエースと組み合わせるのが強いと考えています。

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ブラッキー@食べ残し
図太い 精神力
H252 B252 S4
201-*-178-*-150-86
イカサマ/願い事/欠伸/守る

あらゆるところで語りつくされているテンプレブラッキー
特別語るようなことはほとんどありませんが、今期はパルシェンギルガルドの相手に活躍していることが多かったです。
反面、珠ギャラが多く、ギャラへの受けが安定しなかったのが辛かったです。

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コータス@オボンのみ
生意気 日照り
H244 B12 D252
176-*-162-105-134-36
火炎放射/ボディプレス/欠伸/ステルスロック

原案と同じコータスです。生意気の理由は脱出ボタン型を育成した時の余り個体がそこにいたからです。
カバの欠伸ループを切る目的で脱出ボタン型でも使ってみましたが、ミミッキュのダイホロウやドラパルトのシャドボなどで予定外に発動してしまうケースがあり結局オボン型に戻しました。
アーマーガア他への打点の炎技とサザンやラプラスへの打点になるボディプレス、欠伸ステロで技はこれしかないという印象でした。
S2ではニンフィア入りなどにブラッキーと合わせて願い事サイクルをしているとすぐにTODになってしまうので、ニンフィアの欠伸で眠らされてでもダメージを取るような動きを意識していました。

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ルチャブル@いのちのたま
陽気 型破り
H4 A252 S252
154-144-95-*-83-187
インファイト/ブレイブバード/雷パンチ/剣の舞

こちらも原案通りのルチャブルです。
今期はギルガルドが増えていたので、ルチャブルで3タテを狙うのは難しくなっていたと思います。
ただ、欠伸と組み合わせて受けルを崩せる可能性があること、ミミッキュで止まらないこと、ダイマックス技で積みながら全抜きが狙えるという点でコータスリーフィアの展開とも相性が良く、エース枠として求められる性能を有しているポケモンでした。
このルチャブルが通せないときの裏エースを据えられなかったのが今回結果を出せなかった原因の一つだと考えています。

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ミミッキュ@タラプのみ
意地っ張り 化けの皮
H228 A188 D92
159-147-100-*-137-116
じゃれつく/ゴーストダイブ/影うち/剣の舞

【ダメージ計算】
・被ダメ
D+1で臆病C252トゲキッスのダイジェットが38.3~45.9% 皮ダメ込みで高乱数2耐え
D+1で臆病C252リザードンのサンパワー晴れダイバーン(元火炎放射)81.7~96.8% 皮ダメ込みで中乱数1発

ゴーストダイブ
191-115トゲキッス剣舞後で68~80.6% +同条件影うちで高乱数1発

・ダイホロウ
DM191-115トゲキッス剣舞後で48.9~58.1%

・影うち
191-115トゲキッス剣舞後で30.3~36.1%
B-1状態の191-115トゲキッス剣舞後で45.5~53.9% ダイホロウ+影うちで乱数で落ちる

今回の○○に親を×されたシリーズ。
ダメージ計算を見てわかる通り、今回の対象はトゲキッスです。
交換際に悪だくみを積まれようがダイジェットを積まれようが切り返せるようになっています。(強運型は除く)
切り返し方はまず、トゲキッスに後投げします。
繰り出し時にダイジェットを打たれていた場合は、
剣舞

ゴーストダイブ

③影うち
と選択することでダイマックス後にゴーストダイブが入るので倒すことができます。
もし、繰り出し時に悪だくみを積まれていた場合は、
剣舞

②ダイウォール

③ダイホロウ

④ダイウォール

⑤影うち
と打つことでトゲキッスダイマックスターンを枯らしながら倒すことができます。
普通のミミッキュより多少汎用性が落ちますが、それでも高い対面性能を発揮してくれるのでピンポイント気味な調整でもしっかり仕事してくれました。

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パッチラゴン@こだわりスカーフ
陽気 張り切り
H4 A252 S252
166-152-110-*-90-139
でんげきくちばし/逆鱗/炎の牙/つばめがえし

今期は悪だくみロトムと珠ギャラが多く、いいようにやられていたので最終日2日前に原案から入れた枠。
本来はルチャブルが通せないパッチラゴンやカバルドンに強い枠としたいところですが、最終日まで回答が出なかったです。
直前に採用した+採用理由が一番ふわっとしてるので他に良いポケモンがいたら変えたい枠です。

【選出】
選出は臨機応変でそのときどきなことが多いですが、簡単に乗せときます。

・基本選出
コータスブラッキールチャブル
リーフィアコータスルチャブル

トゲキッス入り
ミミッキュ+@2
(対面寄りに動かしていくので@2は相手に寄ります。例 アーマーガアがいるからコータス出す等)

・対受けル
パッチラゴン+ルチャブルコータスorブラッキー

【総評】
コータスルチャブルのコンセプトであるステロ欠伸展開or対面選出にぴったりハマる型のリーフィアを添えることができたので、今までの構築より圧倒的に選出率が高く使っててとても楽しかったです。
S2では他にコータスブラッキールチャブルで結果を残している方がたくさんいたようなので、結果が伴わなかったのが悔しいですが、他の方の構築記事を見て改善点をブラッシュアップしていこうと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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